オールを取り戻すまでの話 13 | 勤続38年 ベテラン管理栄養士が提供する「病院勤めのストレスが消えて、生きててよかった!で満たされる」コーチング広場

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ずっとずっと頑張っているのに「なぜか、うまくいかない!」「何か違うかも?」「私の何がいけないの?」と迷子になっていませんか。「誰か私を助けて!」「正解はどこにあるの?」と右往左往しているのなら、私と一緒に探し出しましょう。あなたの本当の人生を!

 

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オールを取り戻すまでの話を

書いています。

 

 

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前回の話はこちらから

 

オールを取り戻すまでの話 12

 

 

 

第1話はこちらから

 

自分の人生を引き受ける の巻

オールを取り戻すまでの話 1

 
 
 
 
 
中3の時に好きになって
高1で同じクラスになった
例の男子の話の続きです。
 
 
 
高校生にもなると
あちらこちらにカップルが
誕生していくわけですが、
当時の私は
「私は好かれるはずがない」
と、思い込んでいたので
例の男子とは
「当然、つきあえるはずがない」
と、根拠もなくそう考えていました。
 
 
 
でも、私があなたのことを
「好きな事だけは知っていて欲しい」
と、思っていました。
随分勝手な話です汗汗汗
 
 
 
でも、例の男子にしてみたら
私が何を考えているのか?
何がしたいのか?
どうして欲しいのか?
さっぱり伝わっていなかったと
・・・今なら、そう解ります。
 
 
 
ここまで引っ張っておきながら
先に結論を書くと。。。
結局、例の男子とは
どうという事も無く。。。
 
 
 
なんか酔っぱらって
チュってしたような・・・
してないようなあせるあせるあせる
1度、例の男子の家に一人で
遊びに行った記憶もあります。
何を理由に押し掛けたのか?
今となってはわかりません(笑)
 
 
 
社会人になって、通勤の電車で
「ばったり!」なんて事が
あったりもしたので・・・
全くご縁が無かったわけではなく
・・・でも・・・
付き合うなんてこともなく
ある時、一緒に飲んでたら
「今度、家建てるねん」
って、取り出してきた見取り図は
両親との二世帯住宅で
「結婚するねん」っていう話でした。
 
 
 
なぜそう思っているのかは
わからなくても
「私は好かれるはずがない」
と、思い込んでいる私は
大好きな例の男子が結婚する!
って知って・・・
「やっぱりな」と感じていました。
 
 
 
幼少期の頃から
「私は無力」
「私は邪魔な存在」
と、無意識に感じ続け・・・
「結婚しない」
「子供は産まない」
と無意識に決定し・・・
父親の存在を消して」生きてきた私。
 
 
 
そんな私に
男性とお付き合いして・・・
結婚して・・・
子供を産んで・・・という人生は
あり得なかった!
と、いうわけです。
 
 
 
それでも私は例の男子の事を
諦めることができず・・・
「1人目の執着の男性」
と、なってしまいました。
 
 
 
何故そんなに執着したのか?
理由がわかるのは
随分時間が経過してからでした。
 
 
 
 
私には5歳年下の弟がいます。
その弟が、今から数年前
かなりのダイエットに成功した、
そんな時がありました。
 
 
 
お正月だったと思うのですが
弟も実家に戻ってきた時・・・
当時は父親が既に他界していて
痩せた弟が、若い時の父親に
ホントにそっくりで・・・
やっぱり、あの父親の子やなぁ~
と、皆で笑ったりしてました。
 
 
 
私と母親、そして弟・弟の家族で
道を歩いていた時・・・
何かの拍子に前を歩いていた弟が
ふと、私に振り向いたその瞬間
 
 
 
その瞬間の顔が・・・
例の男子に
そっくりでした。
 
 
 
私は
声を失いました。
 
 
 
例の男子に
理由もなく強烈に惹かれ、
一目で恋に落ち・・・
長い時間、ずっと忘れられなく
彼に執着した理由が・・・
 
 
 
「父親」
だったとは。。。
 
 
 
そして、今の今まで
その事に
気づかなかった
とは。。。
 
 
 
 
 
父親が通っていた高校は
私が通っていた高校と同じで
クラブではラグビーをやったりして
文化部にも顔を出すような
かなり自由な人だったようです。
 
 
 
教師になって、母と結婚した後も
サッカー部の顧問をしたり
デッサンをやったり・・・
彫刻をやったり・・・
色々な趣味を持っていた人
だったようです。
 
 
 
だったようです・・・と書いたのは
 
 
 
以前にも書きましたが
母親に私のオールを手放してから
私は、
私の人生から「父親」の存在を
消してしまいました。無意識に・・・
 
 
 
母親に付いて行く生き方こそが
自分が幸せになる唯一の方法だと
幼心に決めてしまったからです。
 
 
 
でも、大好きだった父親。
私の無意識は・・・
自分が消してしまった父親を
ずっと、ずっと求めていたんだと
わかりました。
 
 
 
矛盾しているように
思われるかもしれません。
 
 
 
無意識に消した父親。
でも、無意識の底の底の底では
大好きで大好きで大好きな
父親の存在を求め続けていた、
という事です。
 
 
 
それが、身近に現れたなら・・・
私の意識では理由がわからなくても
無意識としては・・・
「父親」の存在は
無いことにしてしまったけど
でも、「父親」そっくりな存在なら
大歓迎!だったわけです。
 
 
 
執着も
するはずですあせるあせるあせる
 
 
 
中3の時に強烈に惹かれた
この例の男子の存在は、
次のターゲットが出現するまで
私の心を支配し続けました。
 
 
 
 
 
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