第18回 『写真テクニック 鳥 撮影のコツ』
今回は、羽ばたいてる鳥(カモメ)を撮影しました。本来、動きがある動物、昆虫などを撮る場合は望遠レンズを使ってシャッタースピードをあわせることがベストです。ですが、トータルセオリー流の撮影方法は、強引に普通レンズでも迫力のある写真を撮りました。
さて、どうやって撮影したかと言いますと、カメラを構える横でもう1人の人に鳥の餌を空中にばら撒いてもらっているのです。そうすることで鳥達が自分の真横を通過するくらいに大接近して撮影することができます。この中の餌めがけてむかってくる一羽のカモメとレンズとが目があったところをパチリと撮影いたしました。動物はレンズと視線があっているだけで何となく迫力がでます。
下記の拡大写真はこちらへ投稿 しています。無料提供していますのでお持ち帰り下さい。
第17回 『写真テクニック お菓子 撮影のコツ』
今回は、お菓子の撮影するコツをご紹介します。
お菓子の撮影のコツは、トータルセオリー流は「写真を30秒眺めて、少しでも生唾がたまったら成功です」っと実にくだらないですが、案外、本気です。
なので閲覧する写真でもお菓子やデザートの写真を見て生唾がたまる写真は良い写真だと思っています。再現方法は、クッキーなどの表面が固いものは忠実に再現するため高演色の光量を増やします。逆にケーキなどの上にのるクリームなどのソフトなものがある場合はソフトフォーカスを使います。レンズでできない場合は、写真加工ソフトのレイヤーを二枚かさねて、一枚を少しだけぼかします。この手法は人物撮影にも効果がでます。アイドル写真のふぉわ~んとした写真はこの手法が使われています。
★生唾がでるスイーツ写真は下記にたくさんあります。↓
第16回 『写真テクニック アクセサリ 撮影のコツ』
今回は、アクセサリを撮影するコツをご紹介します。
小物を撮るのに効果があるのはマクロ撮影ですが、さらにアクセサリやジュエリーを撮る時に大事なことは照明と質感になります。ジュエリーは反射するものなので、ガラスや金属部分へ照明(蛍光灯、ライトなど)のうつりこみがないように撮影する前にアクセサリの配置に気をつけます。アクセサリの質感をだすためには、黒の折り紙などを使って照明を反射させ金属部分へ黒をうつしこみをすることで質感をだすことができます。
上記の方法は、ダイヤ(撮影時にありませんでしたが)などには特に有効な撮影方法です。黒の折り紙を使うことと照明のあてかたしだいで高級感をだすことができます。
★皆さんの写真やイラストを下記に投稿して、いろいろな人へ写真を紹介してください。↓
第15回 『写真テクニック 風景写真 撮影のコツ』
今回は、風景写真を上手く撮影するコツをご紹介します。
風景写真を撮る時にはパノラマ撮影は効果的です。ですが、こういったレンズはかなり高価です。良いものはレンズだけでも20-50万程度はします。こういったものはプロ志向になりますので、誰でもかんたんにできて普通のデジカメでも風景を綺麗に撮る方法をご説明しますね。1つはシャッターを切る『自分の立ち位置を考えること』です。下記のように奥行きを見せたければ遠近法を使うことで2Dの写真も奥行きを感じられる写真にすることができます。
もう1つは昼の晴れた日を狙って撮影します。適正な色再現にできる色温度は5000Kといわれています。季節によって変わりますが、昼の太陽光は5000K付近になるので自然と綺麗な風景が再現できるのですね。
★皆さんの写真やイラストを下記に投稿して、いろいろな人へ写真を紹介してください。↓
第14回 『写真テクニック 食べ物写真撮影のコツ』
今回は、食べ物の写真を上手く撮影するコツをご紹介します。
食べ物を撮る時に使えるマクロ撮影は、その撮影する被写体の主役に焦点をあわせることができます。下記の写真はテリヤキバーガーでしたので、主役のテリヤキに焦点をあわせて見ました。
食べ物撮影で、もう1つ大切なことは全体の色バランスかと思います。色には「感情効果」というものがあり、これは人間の感情に影響をあたえるものなのですね。鮮度のいい緑色野菜と腐りかけのみかんを見たら、きっと緑色野菜にそそれらませんか?つまり、写真全体の色から人は生まれ育った目から記憶をよみがえらせます。
これを色の世界では「色の連想」と呼びます。色の連想は人によって変わってきますし、食べ物を美味しそうに見せる色も食材によって違いがありますが、共通している部分は多くあります。暖色系(赤黄)は人が食材を連想するには馴染みのある色です。トマト、りんご、スイカなど・・逆に馴染みのない色は寒色系(青)。あまり食べ物を連想できないので食欲をなくす色になりやすいのです。
ですので、下記の写真には暖色系のレンズフィルタをかけてみました。
★皆さんの写真(イラストも)も下記に投稿していろいろな人に自分の写真を紹介してください。↓
第13回 『写真テクニック 手ブレを効果的に』
さて写真撮影する方の基本は、ピントをあわせて手ブレしないように撮影するのが基本かと思います。
ですが被写体に動きをだしたい場合は逆にピントをあわせない撮影、ブレさす撮影もあります。
私が写真をはじめたきっかけとなった世界的な写真家「森山大道」 氏はブレ写真で有名な人です。この方の展示会を見に行ったとき、写真から表現される大きな力を感じました。それまで写真を綺麗にとることやシャッタースピードをいかにあわせるかばかりを気にしていたのに「写真で・・・こんなに臨場感や迫力があるものを表現できるのか?」と衝撃をうけたのです。ピントがあえば写真は綺麗には撮れますが同時に止まった写真となるのですね。
だからブレを効果的に使うことで写真への臨場感を表現できるのですね。
犬や動物好きの方向けのフォトギャラリー
新サイトの製作の合間を見て、先日、タイ旅行に行ったときに撮った写真をギャラリーにしました。
お時間があるときにでも見て下さいませ!
写真を見ましたら皆様のお気に入り写真もご紹介してくださいね↓
デジタル写真の基礎知識 No1.画素数ってなに?
★デジタル写真の基礎知識 『No1. 画素数ってなに?』
今回よりデジタル写真の基礎知識について書いていきたいと思います。
デジカメのカタログを見ていると○○○万画素なんて言葉を見る機会があると思います。この画素とは?・・・写真を細かく分割した1つのコマをさします。つまり画素数が大きいほどこの分割した密度も大きくなるのですね。
では、インターネットに表示する写真も高画素数のデジカメで表示したほうが綺麗な画質になるのでしょうか?答えはNoなのです!?それはインターネットのPCディスプレイ側で表示できるドット数はきまっているので高画素数は表示しきれないのです。
●デジカメ画素数とブラウザ解像度
ブラウザ解像度 | 表示ドット数 |
最適な画素数 |
800×600 | 48万 | 50万画素 |
1024×768 | 78万 | 80万画素 |
1280×960 | 122万 | 130万画素 |
1200×1600 | 192万 | 200万画素 |
こんな感じで高画素デジカメは・・・PCブラウザよりも少しだけすすんでいるのです。もちろん、最新のPCディスプレイは高画素対応しているものも次々に発売はされていますが。
では、高画素数がどんな場合に有効活用できるのでしょうか?
それは紙面(ポスター、カタログ、パンフレットetc)などで利用する場合に800万以上の高画素数は有効となるのです。
次回は、この画素数と関係が深い『解像度について』ご説明しますね。
第2回 『Web関連の本の選び方』
第2回 『Web関連の本の選び方』
さてインターネットが急激な進化をみせたように学習方法もいろいろな手段があります。「TV、本、ネット、セミナー、学校、eラーニング」など・・今ではインストラクションデザイン(学習者の自由度の高い学習方法のデザイン設計)も重要視されています。
この中で誰もが「何かをおぼえよう?」と思ったときに1番利用するのが「本」ではないでしょうか。今回「Web製作を理解する」の第2回は『Web関連の本の選び方』です。
書店に行けばWebに関連する本は必ずおいてありますね。こういった本の定番タイトルは「●日で●●がおぼえられる」・「●●でも●●が急激に上達!」こんな感じです。読者にとって、このタイトルは救いの手のように感じられると思います。では、本当に●日で●●がおぼえられるのでしょうか?当然、個々のスキルや読解力の問題がありますので・・・私の体験から解説していきますね。
「7日で●●がおぼえられる」の類の本の落とし穴は、パラパラとめくると1日目はやけにかんたんなのですが、「4日~最終日」にむけて、とんでもないハードワークとなっていくパターンが多いようです。(苦笑)
本の著者自身も締め切りにおわれているのか?・・・この4日目から最終日にかけて、重要な部分を省いていたり、所謂「やっつけ」で書かれているような場合もあります。おかげで何度、実行してもできないなんて・・・無駄な時間を費やしたようなことも多々あります。こういった著者の本は二度と買いませんが・・・
次に読み手の本を選ぶうえのポイントをお書きします。
PONT-1
ペラペラめくったときに前書きや前半のページだけで選ばずに、最後まで
理解できるかを確認して購入する。
PONT-2
本を読みながら実務(実際に製作する)を必ず併用する。
PONT-3
本の内容で書かれていること以外はこの本ではおぼえられません。
PONT-4
「●日でおぼえられる」の類の本は、広い知識をカバーしている本が多いので
予め、この5倍くらいの期間とこの5倍くらいの本が必要。
昔、Webをおぼえたいという友人に1度お薦めの本を購入してもらいましたが、あえなく2ヵ月程度で挫折してしまいました。予め、上記のようなことを伝えておけばと少し後悔をしています。
それから、1番大事なこと・・・それは、本は1番わかりやすくて学習には役立つものですが、結局、自分が好きじゃないと学習や知識の吸収は難しいと思うのです。人間が苦痛なことを無理矢理、吸収する作業は、かなりの忍耐となりますしね。それに忍耐でおぼえる学習はかなり学習効果を半減させます。大人が子供にゲーム操作で勝てないように「好き」という感覚がないと難しいのかもしれません。