第14回 『写真テクニック 食べ物写真撮影のコツ』
今回は、食べ物の写真を上手く撮影するコツをご紹介します。
食べ物を撮る時に使えるマクロ撮影は、その撮影する被写体の主役に焦点をあわせることができます。下記の写真はテリヤキバーガーでしたので、主役のテリヤキに焦点をあわせて見ました。
食べ物撮影で、もう1つ大切なことは全体の色バランスかと思います。色には「感情効果」というものがあり、これは人間の感情に影響をあたえるものなのですね。鮮度のいい緑色野菜と腐りかけのみかんを見たら、きっと緑色野菜にそそれらませんか?つまり、写真全体の色から人は生まれ育った目から記憶をよみがえらせます。
これを色の世界では「色の連想」と呼びます。色の連想は人によって変わってきますし、食べ物を美味しそうに見せる色も食材によって違いがありますが、共通している部分は多くあります。暖色系(赤黄)は人が食材を連想するには馴染みのある色です。トマト、りんご、スイカなど・・逆に馴染みのない色は寒色系(青)。あまり食べ物を連想できないので食欲をなくす色になりやすいのです。
ですので、下記の写真には暖色系のレンズフィルタをかけてみました。
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