僕はもうだめだ

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真相をお話しします 1

 

20年以上前のお話

 

「こんにちは」

 

それは一通のショートメッセージ(SMS)から始まった

メモリ登録のない電話番号

 

2日放置したけど、なんとなく気になって返信してみた

 

「こんにちは。誰?」

 

『暇なので適当な番号に送信してみました。お話ししませんか?』

 

当時はまだインターネット黎明期

出会い系サイトなどもなく男女の出会いといえばあくまでリアルでの活動が主流だった

 

ガツガツするのもダサいなと思いあえて性別を聞かずに他愛のないやり取りを数日続けた

 

ある休日の朝

相手からの『結婚してるんですか?』で始まったメールでお互いの性別を公開した

相手は22歳の女性

僕は当時27歳だったかな

そこからは堰を切ったようにお互いの事を聞きまくった

 

「芸能人誰かに似てる?」

 

『吉川ひなの』

 

どストライクだった

 

僕が答えた似ている芸能人も相手のタイプだったらしく一気に盛り上がる

住んでいる場所が同区内だったこともあり午後にはもう会っていた

 

 

※長いので一旦切ります

 

 

 

 

 

真相をお話しします 2

 

待ち合わせ場所は相手の家近くにあるコンビニ

家を出る直前にふと怖くなった

 

文字だけのやり取りで見知らぬ異性と会うというギャンブル的行為

通話をしてしまうと興醒めしてしまうような空気があった

 

しかし据え膳食わぬはなんとやら

僕は腹を決めて待ち合わせ場所に向かった

 

約束の時間10分前にコンビニの前を一度通り過ぎた

店内で立ち読みしていた女性が僕の車をサッと目で追ってくる

遠目でもわかるほど目鼻立ちがバリっとしたハーフ顔の美人

 

あの人かな?そうだといいな

期待に胸を膨らませてコインパーキングに車をねじ込んだ

 

コンビニに着くと立ち読みしていた女性が外に立っていた

小柄だけど顔はたしかに吉川ひなのそのものだった

そっくりさんの番組に出られるレベルの仕上がり

ひなのは僕のほうを見てニコッと微笑む

 

『やっと会えたね』

 

「どうしてわかったの?」

 

『さっき、車から店内を見てたでしょ?笑』

 

「あーバレてたか笑」

 

30分後僕らはひなのの部屋のベッドにいた

 

会う前にそういう話をしていた訳ではなかったし、どのような経緯で部屋に行ったのかは記憶にない

ただ、透き通るような白い肌と鮮やかなパープルの下着で作られた神々しいコントラストは今でもはっきりと憶えている

 

 

※もう少し続きます

 

 

 

 

 

真相をお話しします 2.5

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