僕はもうだめだ -4ページ目

【夏限定】だめっぽ先生の世にも奇妙な物語

 

先日友人のお見舞いに行った時の出来事。

 

病院の駐車場が満車だったので場内の隅で空きを待っていたところ、どこからともなく妖精のように現れた係員が車椅子マークのスペースに向かって両手を大きく前後に振りながら「ここ!ここに入れて!」と高圧的に誘導してくるんです、妖精なのに。

空くのを待つので結構ですと小さく手を振りお断りしたのですが「混んでる時はいいんだよ!」と言いたげなキレ気味の面持ちで大きく頷き、さらに誘導を続けるわけですよ。

 

健常者がそんな場所に停めると事情を知らない人からは傍若無人の痛い人だと思われるなと躊躇してしまう。

先生の車はただでさえ巷であまり評判のよろしくない車種なので、そういう場所に停めると「いかにも」な感じに見えてしまうんです。

 

恥ずかしいけど、暑い中一生懸命誘導している彼の急かすような目と額に滲む汗に背中を押され、スッと進んでシュッと駐車して、蜂に追われているような勢いでダダッと院内に逃げ込みました。

 

念のため受付で「係の人に誘導されて車椅子スペースに停めたのですが大丈夫ですよね?」と聞いたところ「え?うち駐車場に係員なんていませんけど?」と耳を疑う返事が。

 

・・・

 

とりあえず車を移動させなくてはと踵を返し駐車場に向かおうとしたその時、診察の待合ソファに何やら見覚えのある顔が。

そう、さっき駐車場で誘導してくれた妖精が小ぢんまりと座っていたのです。

所在無げに前方を見つめ、こちらには目もくれません。

「え!なにこれ怖い!」と思いながらも車を移動させて院内に戻ったところ彼の姿はもうありませんでした。

 

友人に会って開口一番「いま妖精見たわ」と言うと「ああ暑いからね」と返されキョトン顔になる先生なのでした。

 

 

 

5kg痩せたわ

 

どうも!だめっぽ先生です

 

最近サウナ流行ってるじゃないですか

サ活とか「ととのう」とか言うんですよね?

知らんけど

 

でも先生そういうガチ勢じゃないから

意気揚々とサウナハットをかぶった人が入ってくると

ギョッとして段差から転がり落ちそうになってしまうんです!

 

男性ではまだサウナハットをかぶる人は珍しくて

皆さんチラ見やガン見(失礼だよ!)と注目の的です

 

室内温度95℃の暑さで脳みそトロリン状態の先生は

そこで余計なことを色々考えてしまう訳ですよ

今先生が全裸にネクタイの正装で乱入したら何人笑うかな?とかね

 

その姿を想像してニヤニヤしながら水風呂に入っていると

全身ダラダラの汗を流さず水風呂に突入してくるトチ狂った人がいたので

 

「帰って風邪ひけ!」

 

と心の中で叫びながら

アマゾン川の人食いワニから逃げるような勢いで水風呂から上がりました

 

サウナやスパって若い人のほうがマナー良いような気がする

知らんけど

 

 

 

 

※マイタオル(部員は先生一人)

 

 

 

リサ ④


リサが見ている色は僕が思っている色とは違う

AM 2:00
連絡先に登録のない番号からの着信
いつもならこんな電話には出ない
出ないどころかすぐに着信拒否だ
でもあの日は違った
嫌な予感がした

「リサさんがお店のツケを払えず帰れません」
帰れない?帰さないんだろ?
金額を聞き絶句
まともな店ではなさそうだった

頼りになる友人のリョウに電話をする
僕から1時間おきの連絡が途絶えたら警察に行くようにと
これから向かうビルと店名を伝えて電話を切った

そのビルはススキノのやや外れにあった
小さな店がひしめき合うように入居している建物だ
一旦通り過ぎ少し離れたカメラ付きの有料パーキングに車を停める
財布や身分がわかるものはダッシュボードに入れてロックした
スマホの電源を切り座席のポケットにしまう
車のキーはマグネットの収納ケースに入れて車の腹下に貼り付けた

ただじゃ済まないような気がした
でも行くしかない