【壱岐移住 新居準備編⑱】~ 壱岐牛の競り、初見学 ~ | 壱岐の島移住 奮戦記(車中泊改め)

壱岐の島移住 奮戦記(車中泊改め)

2020年退職を機に年季の入った愛車プリウスで日本一周を計画し、
コロナ禍あり、2年かかりで日本一周完結。
23年秋に、急遽故郷壱岐の島に移住することになり、その奮戦記をお届けします。

    4月14日(日)  晴れ 22℃

 

  ようやく、春らしい気候が続きますね。

心臓の検診も問題なく、ずっと飲んでた薬もやめることが出来ました。3ヶ月後に再度検診受けて問題ないことがわかればいいのですが。

 今回は、初競り見学のレポートとなります。

 

 

≪400頭もの子牛が…≫

 

 壱岐に帰ったらオッコンがいるから、愛猫は診てもらえるかなと思っていたら、「俺は牛以外は診れん」とあっさり断ってきた、友達の獣医師オッコン、今回、オッコンにお願いして、子牛(生後8~10ケ月)の競りを見せてもらうことに。ここで、競られた子牛は、肥育地で育てられ、佐賀牛や但馬牛などになっていきます。

 

 2ケ月に一回行われている競りですが、2日間行われ、2日目に行きました。本日だけでなんと400頭も競りにかけられるということです。。

 

 オッコンの勤める家畜診療所に行き、そこで合流してオッコンが用意してくれた防護服を着て、すぐ近くの家畜市場へ。帽子も壱岐牛帽子をかぶっています。

 

 競りを待っている子牛で一杯です。

 

 もうすぐ競りの順番です。 いささか緊張しているような。

 

 せり場です。日本各地から、買い付けに来ています。

 

 年間7000頭を目指しているそうな。

 

 一頭ずつ呼ばれ、体重が表示され、一周回ってみせます。

 

 ここで、すぐに競り値が出ます。

 201番   体重376kg   去は去勢牛  734千円の値が付きました。

 

 競りが終わった牛は、こちらで注射等が打たれます。

 

 そして、ゲージでトラックに乗って、肥育地に行くのを待ちます。

 

 オッコンとはここで別れ、私はまた競り場に戻り、いくらで値が付くか見ていました。30分ほど見ていて、一番高値は、これでした。

 ボケててすみません。

 

 体重が重いから高値が付くとは限りません。血統だったり見るところがあるんでしょうね。

 次の日、オッコンから今日の取引額のデータを見せてもらいましたが、平均で1頭60万円を超えていました。この間、50万円台と厳しかったそうなので、少しでも高値で売れて良かったです。飼料代なども高騰し、酪農家も大変なので、引き続き高値が付くことを願います。

 

 オッコン、貴重な体験させてくれてありがとう。

 

 

 

≪獲りたてのウニ 頂きます≫

 

 高校の時亡くなった友達、芳孝。何回かブログでも載せたことがあるので、ご存知の方も多いと思いますが、そのお母さんんが、ご健在で壱岐に住んでいます。月に一度くらいは、顔を見に寄っていますが、昨日、寄ったら撮りたてのウニを頂きました。

 

 壱岐のウニは、5月から一月間しか獲ることが出来ない貴重品です。

おととい、一日だけの解禁日があったそうで、お母さんが獲りに行ったそうな。ウニは、誰でも獲ることは出来ません。漁業権を買わなければいけません。

 壱岐では、海女さんが潜って獲るのがメインですが、お母さんは潜ることは出来ないので、沿岸で潮がひいた時に獲っているそうです。その貴重なウニを頂きました。

 

 うに丼にして美味しく頂きました。お母さん、ありがとう。

 

 

 

 

≪あとがき≫

 

 明日は、壱岐市長選挙です。16年間の白川市長の退任に伴い、新人4人による選挙戦です。壱岐に帰って半年、だいぶ壱岐が抱える問題などもわかってきました。やはり一番は人口減少でしょうね。特に子育て世代が少ないのが痛いですね。今回の候補者はみんな30~50代と若返りは確実なので、いい施策が出ることでしょう。

 

 私も、熟考して清き一票を投じてきます。