人生の午後
皆さん、こんにちは。震災から8カ月が経過しましたね。
日に日に寒くなりますが、節電の冬に向けて何か準備はしていますか。
被災された皆様には、謹んで復興と安全をお祈りいたします。
今回のテーマは「人生の午後」です。「人生の正午」という言い方もありますが、
どちらも一生を一日の時間ととらえ、40歳前後を折り返し地点としています。
つまり人生80年と考えた場合、「人生の正午」は40歳ということですね。
この考えのもとになっているのはユングの理論です。
ユングは非常にたくさんの仕事を残した人ですが、ユング自身の人生が
中年期にとても大きな危機を経験したことでも知られています。
そして、それを洞察し乗り越えることで、ユングの心理学はさらに発展しました。
統合失調症をはじめとした精神病への理解を深め、
無意識の中に普遍的なイメージを見出していくようになったのです。
ユングはいわゆる「中年期」を人生の午後と呼び、その課題は、人生の前半で
排除してきた自己を見つめ直し、新たな自己として取り入れ、真の自己実現を
めざすこととしています。そして、その過程を「個性化」と呼びました。
ユングが説いた自己実現は「個性化」ですが、心理学を勉強していると、
さまざまな場面で自己実現という言葉に出会いますよね。自己実現したい!と
思っても、結局のところ具体的に何をすればいいかわからないままだったり…。
偉大な先人たちが、自己実現をさまざまに考えてきた。もしかしたら、
そこに心理学やカウンセリングを学ぶ極意があるのかもしれません。
また、人生の正午を目前にしたとき、これまでの生き方を見つめ直して、
転職をしたりする人も少なくありません。実はこの時期にカウンセリングの道へ
入ったという声も、意外に多く聞こえてくるものなのですよ。
そう考えると、世間で何かとアラフォー世代が話題になるのも、「人生の正午」と
無関係ではないのかもしれませんね。何を隠そう私自身もアラフォー世代です。
正午を前にして漠然と悩んでいたときに、「人生の午後」という考え方を知り、
不思議と心が軽くなったのを覚えています。
ハードワークもガンガンこなし、生きることに夢中だった人生の午前中。
これからはアフタヌーン・ティーを楽しむように、自分の時間も味わいながら、
人生の午後をゆったりと過ごしていきたいと思っています。
日に日に寒くなりますが、節電の冬に向けて何か準備はしていますか。
被災された皆様には、謹んで復興と安全をお祈りいたします。
今回のテーマは「人生の午後」です。「人生の正午」という言い方もありますが、
どちらも一生を一日の時間ととらえ、40歳前後を折り返し地点としています。
つまり人生80年と考えた場合、「人生の正午」は40歳ということですね。
この考えのもとになっているのはユングの理論です。
ユングは非常にたくさんの仕事を残した人ですが、ユング自身の人生が
中年期にとても大きな危機を経験したことでも知られています。
そして、それを洞察し乗り越えることで、ユングの心理学はさらに発展しました。
統合失調症をはじめとした精神病への理解を深め、
無意識の中に普遍的なイメージを見出していくようになったのです。
ユングはいわゆる「中年期」を人生の午後と呼び、その課題は、人生の前半で
排除してきた自己を見つめ直し、新たな自己として取り入れ、真の自己実現を
めざすこととしています。そして、その過程を「個性化」と呼びました。
ユングが説いた自己実現は「個性化」ですが、心理学を勉強していると、
さまざまな場面で自己実現という言葉に出会いますよね。自己実現したい!と
思っても、結局のところ具体的に何をすればいいかわからないままだったり…。
偉大な先人たちが、自己実現をさまざまに考えてきた。もしかしたら、
そこに心理学やカウンセリングを学ぶ極意があるのかもしれません。
また、人生の正午を目前にしたとき、これまでの生き方を見つめ直して、
転職をしたりする人も少なくありません。実はこの時期にカウンセリングの道へ
入ったという声も、意外に多く聞こえてくるものなのですよ。
そう考えると、世間で何かとアラフォー世代が話題になるのも、「人生の正午」と
無関係ではないのかもしれませんね。何を隠そう私自身もアラフォー世代です。
正午を前にして漠然と悩んでいたときに、「人生の午後」という考え方を知り、
不思議と心が軽くなったのを覚えています。
ハードワークもガンガンこなし、生きることに夢中だった人生の午前中。
これからはアフタヌーン・ティーを楽しむように、自分の時間も味わいながら、
人生の午後をゆったりと過ごしていきたいと思っています。