ライフキャリアレインボー
皆さん、こんにちは。
あっという間に今年も師走となりました。毎年のことですが、年末は本当に時が
過ぎるのが早いですね。冷え込みも厳しくなりますので、皆さん暖かくしてくださいね。
さて、今回はキャリア・カウンセリングの理論を紹介したいと思います。
皆さんは「キャリア」という言葉を聞くと、どんな意味を想像しますか。
仕事に関することでしょうか。就職や転職をイメージする人もいるかもしれません。
また、「キャリア」組「ノンキャリ」組という言い方を耳にしたりもしますよね。
たしかに、キャリアという言葉は、仕事とも深いかかわりがありますが、
心理カウンセリングの考え方では、もっと広く「人生そのもの」ととらえることも
あります。そうした場合、キャリア・カウンセリングとは、その人が「どう生きるか」
ということを考えることになりますね。
私が研修を受けたとき、キャリア・カウンセリングの大家の先生が
非常に印象に残ることをおっしゃっていました。
「キャリアでつまずいている人は、メンタルの問題を抱えていることが多く、
メンタルでつまずいている人は、キャリアの問題を抱えていることが多い。」
それほど、キャリアとメンタルは切っても切れない関係なのですね。
このことを初めて聞いたときも、すごく腑に落ちる気持ちがしたのです。
自分の場合にあてはめたとき、メンタルの問題を見ていただけでは、
キャリアのことが置き去りにされた気がするし、キャリアのことだけ考えても、
メンタル不調がないがしろにされてしまう、と感じたからです。
このように、キャリアを人生そのものととらえたときに、
ぜひ参考にしたいのが、ライフキャリアレインボーという理論です。
スーパーという先生が提唱したものですが、人は複数の役割を同時に生きており、
その役割は弧を描く虹のように、少しずつ重なっているという考え方です。
子ども・学生・職業人・余暇を楽しむ人・家庭人・配偶者・親・市民など、
多くの場合「8つの役割」とされることが多いようです。皆さんはいま、
いくつくらいの役割を同時に生きていますか。比重はそれぞれどのくらいでしょうか。
この理論を心のかたすみに置いておくと、多忙な毎日の中でも目を回さずに、
不思議とふりまわされないで、落ち着いて過ごすことができるような気がします。
すべての役割を100%でこなそうと思うと、一人の心体には無理がある。
すべての役割で100%になるように考えると、少し気楽になりませんか。
忙しい皆さんの毎日を、美しく虹色に彩ってみてくださいね。
あっという間に今年も師走となりました。毎年のことですが、年末は本当に時が
過ぎるのが早いですね。冷え込みも厳しくなりますので、皆さん暖かくしてくださいね。
さて、今回はキャリア・カウンセリングの理論を紹介したいと思います。
皆さんは「キャリア」という言葉を聞くと、どんな意味を想像しますか。
仕事に関することでしょうか。就職や転職をイメージする人もいるかもしれません。
また、「キャリア」組「ノンキャリ」組という言い方を耳にしたりもしますよね。
たしかに、キャリアという言葉は、仕事とも深いかかわりがありますが、
心理カウンセリングの考え方では、もっと広く「人生そのもの」ととらえることも
あります。そうした場合、キャリア・カウンセリングとは、その人が「どう生きるか」
ということを考えることになりますね。
私が研修を受けたとき、キャリア・カウンセリングの大家の先生が
非常に印象に残ることをおっしゃっていました。
「キャリアでつまずいている人は、メンタルの問題を抱えていることが多く、
メンタルでつまずいている人は、キャリアの問題を抱えていることが多い。」
それほど、キャリアとメンタルは切っても切れない関係なのですね。
このことを初めて聞いたときも、すごく腑に落ちる気持ちがしたのです。
自分の場合にあてはめたとき、メンタルの問題を見ていただけでは、
キャリアのことが置き去りにされた気がするし、キャリアのことだけ考えても、
メンタル不調がないがしろにされてしまう、と感じたからです。
このように、キャリアを人生そのものととらえたときに、
ぜひ参考にしたいのが、ライフキャリアレインボーという理論です。
スーパーという先生が提唱したものですが、人は複数の役割を同時に生きており、
その役割は弧を描く虹のように、少しずつ重なっているという考え方です。
子ども・学生・職業人・余暇を楽しむ人・家庭人・配偶者・親・市民など、
多くの場合「8つの役割」とされることが多いようです。皆さんはいま、
いくつくらいの役割を同時に生きていますか。比重はそれぞれどのくらいでしょうか。
この理論を心のかたすみに置いておくと、多忙な毎日の中でも目を回さずに、
不思議とふりまわされないで、落ち着いて過ごすことができるような気がします。
すべての役割を100%でこなそうと思うと、一人の心体には無理がある。
すべての役割で100%になるように考えると、少し気楽になりませんか。
忙しい皆さんの毎日を、美しく虹色に彩ってみてくださいね。