水田耕二の相続現場ブログ -4ページ目

水田耕二の相続現場ブログ

遺言・相続セミナーで100名の方に「遺言を書いたか?」アンケートしました。
結果は、ゼロでした。
相続の手続きが必ず必要な方に情報が伝わっていないと
実感した瞬間でした。
だから、遺言と相続の現場で起こっている情報を書きます。

子どものいない夫婦に起こる相続争い エピソード100 VOL.72


第136回 子どものいないご夫婦のご兄弟は、相続で苦しむかも!

      

東日本大震災で被災された皆さまに、

心からお見舞いを申し上げますとともに、

一日も早い復興をお祈り申し上げます。


遺言・相続・成年後見・福岡塾の水田です。


遺言・相続・成年後見・福岡塾にご質問のある方は

        ココから ⇒ http://www.yuigon-jyuku.com


遺言・相続のワンコイン・セミナー を毎月開いています。

興味のある方は、気軽にご参加お待ちしてます。


次男の佐野義彦さん(仮名63歳)は、兄妹3人です。

お兄さんの正彦さん(仮名65歳)が社長で、お嫁さんのれい子さんが

副社長で共同で鉄工所を経営してました。


職人の義彦さんは、堅苦しいことが苦手で

お兄さん夫婦に会社経営をまかせていました。


妹の和代さんから、兄弟二人で作った会社だから

経営のことを勉強しないと「兄さん夫婦に取られてしまうわよ」と

冗談を言われていました。


そんな矢先にお兄さんの正彦さんが、体調を壊して

入院してしまいました。

当然に会社は、副社長のれい子さんが切り盛りするようになり

義彦さんは、あいかわらず現場で油まみれで仕事をしていました。


半年も過ぎたころ、とうとうお兄さんが亡くなってしまいました。

肺がんでした。

覚悟はしていたのですが、社長が亡くなると世間の会社を見る目が

変わってしまいます。


兄弟会社とはいえ、社長のいない中小企業は糸の切れた凧のように

取引先も銀行も離れて行ってしまいました。

お定まりの倒産が待っていました。


会社を清算して借金を返すことになりました。

負債は、数千万円ありました。

でも、義彦さんの計算では、かなりの預金もあり、会社の不動産は

担保に入っていないので返済の心配はしていませんでした。


ところが、税理士の先生の話によると負債を返す会社の預金も

資産も無いことが分かりました。


ほとんどの会社の財産が、副社長のれい子さん名義に

替えられていたからです。


実は、社長であり長男の正彦さんが亡くなった後に

相続手続きが行われていたことを知らされました。

社長が書いた公正証書遺言があったのです。


社長夫婦には、子供がありませんでした。

だから、社長の正彦さんが亡くなると相続人は、

れい子さんと次男の義彦さん、そして妹の和代さんの

3人です。


れい子さんから相続について一切話がなかったので

副社長として全財産を会社につぎ込んで夫の会社を

支える気持ちなんだろうと義彦さんは考えていたのです。


ところが、れい子さんは公正証書遺言ですべての会社の財産を

自分名義に変えていたのです。


まず、自筆証書遺言であれば家庭裁判所の検認手続きを

必要とするので、玲子さんが相続手続きを始めたことは

兄妹に分かるのです。


ところが、公正証書遺言は検認がいらないので

れい子さん一人で、兄妹にわからないところで手続きは

できるのです。

しかも、兄妹には遺留分がないために減殺請求が

できません。


この時。初めて妹の和代さんが言っていた「会社経営」というものが

実感として分かったのですが、後の祭りです。

倒産の整理後、れい子さんは生まれ故郷に帰り、

自宅とアパートを新築して幸せに暮らしている話が聞こえてきました。


子供のいないご夫婦の兄妹は、ご注意を!


遺言・相続・成年後見・福岡塾にご質問のある方は

        ココから ⇒ http://www.yuigon-jyuku.com









お一人様の相続争い エピソード100 VOL.2


第135回 お一人様は遺言を書くことも忘れずに!

      

東日本大震災で被災された皆さまに、

心からお見舞いを申し上げますとともに、

一日も早い復興をお祈り申し上げます。


遺言・相続・福岡塾(ゆいごん塾)の水田です。


遺言・相続・福岡塾(ゆいごん塾)にご質問のある方は

        ココから ⇒ http://www.yuigon-jyuku.com


遺言・相続のワンコイン・セミナー を毎月開いています。

興味のある方は、気軽にご参加お待ちしてます。


37回 家賃は相続財産でしょうか?

おはようございます。

福岡ゆいごん塾の水田です。


ご質問やお問い合わせの方は

 ココ⇒ http://www.yuigon-jyuku.com

アパートやマンションを人に貸して賃貸収入がある方の

相続は、注意が必要です。


たとえば、Aさんに3人の子供さんがいたとします。

Aさんが亡くなり、アパートを3人の相続人のうち

長男のBさんが相続しました。


しかし、相続手続きがなかなか進まず

6ヶ月後にやっと終わりました。


すると、アパートの家賃収入が50万円/月あったので

50万円×6=300万円を3人で分ける作業が

残ってしまうのです。


それは、家賃が亡くなった月が6月だとすると

その月までは、相続財産なのでBさんが相続できますが

7月分からは、兄弟3人の共有財産になるのです。


だから、やっと終わった遺産分割の話合をまた

しなければならなくなります。


兄弟の中で細かいことを言う人が出てくると、

固定資産税や電気や水道代も

日割りで案分しろという話になります。




遺言・相続・福岡塾(ゆいごん塾)にご質問のある方は

        ココから ⇒ http://www.yuigon-jyuku.com  



でも、遺言があればこの問題はあっさり解決します

お一人様の相続争い エピソード100 VOL.1


第134回 お一人様の相続争いを知ってますか?

      

東日本大震災で被災された皆さまに、

心からお見舞いを申し上げますとともに、

一日も早い復興をお祈り申し上げます。


遺言・相続・福岡塾(ゆいごん塾)の水田です。


遺言・相続・福岡塾(ゆいごん塾)にご質問のある方は

        ココから ⇒ http://www.yuigon-jyuku.com


遺言・相続のワンコイン・セミナー を毎月開いています。

興味のある方は、気軽にご参加お待ちしてます。


瑠璃子さん(仮名69歳)は、キャリアウーマンとして、結婚より仕事を優先して

行政関係で仕事をしてきました。

人のために一生懸命仕事をする。

人から感謝される。

毎日が戦いで、自分の事を考える暇はなかったと。


気が付いたときには、周りに人はいない

まさにお一人様になっていたといいます。


そんな瑠璃子さんが、5年前にお母さんを亡くし葬儀の時に

もし自分が亡くなった時はどうなるのか考えたそうです。


それは、お母さんの葬儀の後に兄妹5人が遺産の分割で

揉めたからです。


親は、長男を中心に兄弟がいつまでも仲良くして

お盆やお正月に長男のもとに集まり近況を語り合って

笑の絶えない家族を期待していたのに、です。


瑠璃子さんは、お母さんに遺言書を書いた方がいいと

再三言っていたのですが、案の定兄弟は、実家の跡地の相続を

めぐって争いになってしまいました。


けっして仲が悪い兄弟ではなかったのですが、

長男の一言、「母さんの財産は、

お墓を見ていく長男が継ぐことにするから」と一方的に宣言したことで

始まったのです。


そこで、瑠璃子さんは考えてしまったのです。

「私の時はどうなるの?」


お一人様の瑠璃子さんが亡くなると

相続人は、兄妹4人となります。


誰の世話にもなっていない瑠璃子さんが亡くなると

お母さんの時と同じように「長男だから」と宣言されて

長男に「遺産は、使われてしまうの?」


さあ、瑠璃子さんの悩みが、

始まりました。


                                以下続きます。




遺言・相続・福岡塾(ゆいごん塾)にご質問のある方は

        ココから ⇒ http://www.yuigon-jyuku.com  

子どものいない夫婦の相続争い エピソード100 VOL.71


第133回 子どものいないご夫婦のご主人!奥様のこと考えてますか? その2

      

東日本大震災で被災された皆さまに、

心からお見舞いを申し上げますとともに、

一日も早い復興をお祈り申し上げます。


福岡ゆいごん塾の水田です。


福岡遺言塾(ゆいごん塾)にご質問のある方は

        ココから ⇒ http://www.yuigon-jyuku.com


遺言・相続のワンコイン・セミナー を毎月開いています。

興味のある方は、気軽にご参加お待ちしてます。


れい子さん(仮名62歳)夫婦には、子供がありませんでした。

仲良く歳を重ねていけばいいと思っていたのですが、

昨年の暮れにご主人が突然亡くなったのです。


生来のんびり屋のれい子さんは、まわりの友達に助けられて

葬儀も無事に終わりました。

さあ、老後の生活について考えなければと思っていた矢先に

ご主人の弟の次男から連絡がり驚いてしまいました。


それは、今住んでいる自宅の賃料を払えというものだったのです。

「叔母さんの住んでいる家は、伯父さんと僕の親父の共有名義

なんだよ」だから、「これからも住むんだったら家賃をもらいたいんだけど」


甥の説明を整理すると・・・・こうゆうことでした。

れい子さん夫婦は、亡くなったお父さんと実家で同居していました。


その、お父さんは5年前に亡くなり相続手続きをご主人と弟さんは

なにもしませんでした。

しないと言うよりも、弟さんは当然にれい子さんのご主人が実家の

後継ぎなのですべてを相続すると考えたからでした。


そうはっても法律上の手続きとして実家の名義変更を

するべきだったのです。


れい子さんのご主人と弟さんは、そんなことを意にも解さないで

暮らしていたのです。


ところが、れい子さんのご主人も弟さんも

相次いで亡くなってしまいました。

そんな関係を知らない甥は、堂々と相続権を主張して家賃を

請求してきたのです。


もともと、ご主人と弟さんはお父さんの遺産に対して2分の1ずつの

法定相続分の権利がありました。

そこで、弟さんが放棄して全部をれい子さんのご主人が相続したとして

登記をするべきでした。


ところが、ご主人が登記もせず遺言も書いていなかったので

お父さんの遺産の相続人として

れい子さんと弟さんの代襲相続人である甥が

登場することになったのです。


ご主人が、元気なうちに相続手続きをしておくべきでした。

今となっては、どうすることもできません。

れい子さんは、甥に毎月家賃を払うか、覆いの相続分を

買い取るか、今悩んでいます。


福岡遺言塾(ゆいごん塾)にご質問のある方は

        ココから ⇒ http://www.yuigon-jyuku.com


子どものいない夫婦の相続争い エピソード100 VOL.70


第132回 子どものいないご夫婦のご主人!奥様のこと考えてますか?

      

東日本大震災で被災された皆さまに、

心からお見舞いを申し上げますとともに、

一日も早い復興をお祈り申し上げます。


福岡ゆいごん塾の水田です。


福岡遺言塾(ゆいごん塾)にご質問のある方は

        ココから ⇒ http://www.yuigon-jyuku.com


遺言・相続のワンコイン・セミナー を毎月開いています。

興味のある方は、気軽にご参加お待ちしてます。


相続の相談会をイオンモール筑紫野で毎月しています。

けっこう色々な相談があります。

お買い物の最中に悩みをフット思い出され質問されるのでしょう。


相談の多い順位に3つ上げると

①相続問題

②交通事故

③借金問題  です。


やはり、家族ずれなので相続関係が一番多いですね。

なかでも、子供のいないご夫婦の問題は

けっこう深刻です。


それは、もしも相続が発生したときに奥様が

ご主人の親族や兄弟姉妹と話し合いをしなければ

ならないからです。

でも、その深刻さに対する夫婦の考え方のズレはとっても

大きいのです。


奥様は、ご主人の兄弟姉妹の性格を結婚当初から

見抜いています。

その点、ご主人は、「兄弟だから・・」という安心感と

信頼したいという気持ちがごちゃまぜになって、

兄弟は裏切らないだろうと思っています。


このギャップから、奥様がご主人に「遺言を書いてね・・」と頼んでも

けっして書こうとしません。


そこで、偶然見つけた相談会で愚痴と、ため息を付きながら

「主人は私が遺言を書いてと頼んでも書いてくれないんです・・」と

おっしゃいます。


そこで、私たちのアドバイスです。

ご主人に、「私を路頭に迷わせないで」

言ってください。


なぜ奥様が路頭に迷うかというと

ご主人が遺言書を作らなかった場合は、

必ず相続人で遺産分割の話し合いになります。



日本の相続財産の56%は、不動産です。

預貯金は、20%くらいです。


預貯金は、分けられますが不動産は分けられません。

そこで、争いとまでいかなくても対立が起こります。

なぜなら、兄弟姉妹の相続分は4分の1ですが、

その4分の1に当たる現金を用意できないからです。


すると、奥様は4分の1の現金が用意できないので

不動産を売却することになります。

しかし、住むところを失うことになります。


売却代金のうち兄弟姉妹に払って残る4分の3で

アパート暮らしをすればいいというかもしれませんが

高齢者にアパートを貸すところは、ほんとに少ないのです。


だから、けっして住むところは最後まで売却など

考えてはいけません。
福岡遺言塾(ゆいごん塾)にご質問のある方は




        ココから ⇒ http://www.yuigon-jyuku.com

子どものいない夫婦の相続特集100例 VOL.69


第131回 子どものいないご夫婦のご主人!老後を考えてますか?

      

東日本大震災で被災された皆さまに、

心からお見舞いを申し上げますとともに、

一日も早い復興をお祈り申し上げます。


福岡ゆいごん塾の水田です。


福岡遺言塾(ゆいごん塾)にご質問のある方は

        ココから ⇒ http://www.yuigon-jyuku.com


遺言・相続のワンコイン・セミナー を毎月開いています。

興味のある方は、気軽にご参加お待ちしてます。


前回は、玲子さんが認知症になった時のことを、元気なうちに

夫婦で対策を考えましょうと『任意後見契約』についてお話ししました。


今回は、

②ご主人の葬儀後、玲子さんに遺産を相続させる手続きは

 誰がしてくれるのか?

というお話です。


結論から申し上げます。

それは、遺言執行者です。


遺言執行者は、すべての相続人の代理人として金融機関から

預貯金などを下ろしたり、不動産の所有権移転登記をする権限など

遺言書にかかれていることをすべて行うことができます。


だから、ご主人が遺言書のなかに遺言執行者をきめておけば

もしもの時には、玲子さんの相続手続きを全部してもらうことが

可能になるのです。


玲子さんが、高齢になり認知症や寝たきりで施設などに入っていても

一切の手続きをしてもらえるのです。


では、ご主人が遺言書の中で執行者を選んでおかなかったら

どうなるのでしょう。

それは、認知症の玲子さんがみずから相続人全員に呼びかけて

金融機関に出向かなければ預貯金は、下ろせないことになります。

でも、玲子さんは認知症ですから・・・動けないですよね。


そもそも、ご主人が遺言を書いていなかったときは

どうなるのでしょうか?


それは、大変なことになります。


まず、相続人が誰なのか特定する必要があります。

そして、遺産分割協議書を作成し全員で署名した上で、

実印を押さなければなりません。

なにより相続人にご主人の遺産から4分の1を支払うことに

なります。


ところが、玲子さんは認知症です。

ですから、遺産分割に参加できません。

そこで、相続人の一人から家庭裁判所へ玲子さんの遺産を管理する

特別財産管理人を選んでくれるように頼む必要があります。


そして、遺産分割が終わったら、玲子さんの相続分を

任意後見人に連絡して相続してもらうことが必要です。


文章に書くのは簡単ですが、

実際は、とても時間と手間が掛かります。

ですから、玲子さんはご主人に遺言書を元気なうちに

書いてもらうことが大切なのです。


ご主人に、遺言を書いて!

といっても、なかなかご主人たちは書いてくれないのです。


そこで、次回は遺言書をご主人たちに書いてもらう方法を

お話しします。


それと、


③玲子さんの葬儀は、誰がしてくれるのか?

 さらに、奥様の遺産の行方は?

のお話もします。


福岡遺言塾(ゆいごん塾)にご質問のある方は

        ココから ⇒ http://www.yuigon-jyuku.com

子どものいない夫婦の相続特集100例 VOL.68


第130回 子どものいないご夫婦のご主人!奥様の老後は?

      

東日本大震災で被災された皆さまに、

心からお見舞いを申し上げますとともに、

一日も早い復興をお祈り申し上げます。


福岡ゆいごん塾の水田です。


福岡遺言塾(ゆいごん塾)にご質問のある方は

        ココから ⇒ http://www.yuigon-jyuku.com


遺言・相続のワンコイン・セミナー を毎月開いています。

興味のある方は、気軽にご参加お待ちしてます。


玲子さん(仮名70歳)のご主人は、73歳です。

お二人には子供がありません。

しかし、ご主人は、先日友人の葬儀の帰りに奥様の老後対策ついて

考えこんでしまいました。


それは、亡くなった友人も子供がなく奥様と二人で生活していましたが、

奥様が認知症であること葬儀に出席して知ったのです。

心配だけでは役に立ちません。

そこで、とりあえず次の3つの対策を立てることにしました。


①認知症になった玲子さんを残してご主人が先に亡くなった時、

 奥様のお世話は誰にしてもらうのか?


②葬儀後、玲子さんに遺産を相続させる手続きは

 誰がしてくれるのか?


③玲子さんの葬儀は、誰がしてくれるのか?

 さらに、奥様の遺産の行方は?


①については、

まだ2人とも元気なうちに、任意後見契約書を作成して

後見人を決めることにしました。


後見人は、親族から選ばないことにします。

兄妹は、年齢が接近しすぎているので共倒れの

危険があるからです。(笑)


甥や姪に頼むと相続でいらぬ不公平感を持たれる恐れがあるので

やめました。

もっとも、2人の世話を頼めるほど余裕のある甥姪が

居ないことが一番の理由です。


そこで、後見人は第3者の専門家に依頼することに決めました。

専門家の探し方は、インターネットで検索し、面接をお願いして

相性のいい方に決めました。


だから、玲子さんとご主人の後見人は、別の方です。

元気なときからずっと続くのですから、お互いの相性というのか

気の合う方の方が良いそうです。


ちなみに、任意後見契約書は、玲子さんが認知症になってから

効力が発揮されるもので、寝たきりなどちゃんと言葉で自分の意思を

伝えられるときは、使えません。


寝たきりなど体が不自由になった時には、財産管理契約や

見守り契約といった呼び方をされる委任契約を作成しておくことも

検討することにしました。


さらに、ご主人が先に亡くなり玲子さんが一人になって

亡くなった時には、だれが葬儀などをしてくれるのかも

決めておく必要があります。


第3者の方に、葬儀まで頼むことになるのであれば、

事務委任契約という書類をつくらなければ、

最後の手続きまで親族以外の人はできないのです。


ちょっと長くなりました。

続きは、次回にお話しします。


福岡遺言塾(ゆいごん塾)にご質問のある方は

        ココから ⇒ http://www.yuigon-jyuku.com  





明日は、わが身です。

ご主人は、玲子さんが認知症になった時のことを

考えてあげる必要を痛感して帰ってきたのです。


子どものいない夫婦の相続特集100例 VOL.67


第129回 ちょっと待った!子どものいないご夫婦の熟年離婚

      

東日本大震災で被災された皆さまに、

心からお見舞いを申し上げますとともに、

一日も早い復興をお祈り申し上げます。


福岡ゆいごん塾の水田です。


福岡遺言塾(ゆいごん塾)にご質問のある方は

        ココから ⇒ http://www.yuigon-jyuku.com


遺言・相続のワンコイン・セミナー を毎月開いています。

興味のある方は、気軽にご参加お待ちしてます。


玲子さん夫婦には、子供がありません。

結婚して19年、共稼ぎで頑張ってきました。

でも、子供のいない生活を少しでも埋めるために

玲子さんは、猫を2匹飼っていました。


それが原因で、ご主人は動物があまり好きでなかったため

ペットをめぐって争いになることもしばしば。


それでも、玲子さんはご主人と一緒に生活することに

不安はありませんでした。


ところが、玲子さんが昨年の夏に高校の同窓会で留守をした時に

ご主人が猫を「処分してくれ」とペットショップに依頼したことを

その店長からの連絡で知ったのです。


あやうく処分されるところでしたが、猫たちは助かりました。

そこまで、ご主人が嫌っていたことを知って

玲子さんは、なんだかご主人との赤い糸が切れたと思ったのでした。


「子は、鎹(かすがい)」と昔の人は、言っていましたが

玲子さん夫婦にとってペットは鎹にならなかったようです。


玲子さんは、ご主人に「離婚をしたい」と言いました。

ご主人は、「たかがペットじゃないか」となだめ様としましたが

一度火のついた女性の気持ちを鎮めることはできません。


ご主人は、仕方なく離婚の届け出用紙を市役所からもらうと

印鑑を押して玲子さんに渡しました。

「まさかすぐに提出するとは、思わなかった」とご主人の弁でしたが

女性の行動力は、素早いのです。


離婚の書類は、翌日に提出されたのです。

ご主人の知らないうちに。

(あとあと、玲子さんも悔やむことになるのですが・・・。)


ご主人が、離婚届が出されたことを知ったのは、

年末調整で保険の書類提出に住民票が必要になり

世帯主欄を見たときでした。


しかし、ご主人は懸命に玲子さんを引き留め、離婚の危機を

脱出できたのでした。


あれから、3年が経ちました。
玲子さんの決心は、変わりませんでした。


ご主人も定年退職の日が近づいてくる中で

とうとう、離婚に同意したのです。

ご主人を見ながら、玲子さんは条件を切り出します。


財産分与として


①預貯金を半分にすること。

②自宅か老後のために人に貸している家を譲渡すること。

③年金を50%分割すること。


ところが、玲子さんに悲劇が訪れます。


ご主人が同意した条件で、

玲子さんはペットと仲良く暮らす予定でした。

その悲劇は、離婚届を出して年金事務所に手続きに行ったとき

起こったのです。


窓口で「あなたの受け取れる額は・・・」と金額を聞いた時に

玲子さんは、耳を疑ったのです。

「もう一度、金額を教えて下さい」と繰り返してもらった金額は

予想の10分の1でした。


「なぜ?」

実は、玲子さんが一度3年前に離婚したので

年金の計算をされる婚姻期間が3年としかカウントされないのです。


「帰ってこないのか?」

出ていくときに、何度も繰り返し言ってくれたご主人の言葉が

耳にこだまの様に響くのでした。


福岡遺言塾(ゆいごん塾)にご質問のある方は

        ココから ⇒ http://www.yuigon-jyuku.com












師走の慌ただしい中にご主人のショックは大きなものがありました。

子どものいない夫婦の相続特集100例 VOL.66


第128回 子どものいないご夫婦で

       ご自分の姓の漢字が難しくて困っている方いませんか?


東日本大震災で被災された皆さまに、

心からお見舞いを申し上げますとともに、

一日も早い復興をお祈り申し上げます。


福岡ゆいごん塾の水田です。


福岡遺言塾(ゆいごん塾)にご質問のある方は

        ココから ⇒ http://www.yuigon-jyuku.com


遺言・相続のワンコイン・セミナー を毎月開いています。

興味のある方は、気軽にご参加お待ちしてます。


今回は、閑話休題。

姓名の話をしましょうか。


中でも、ご自分の姓名が、とても難しいので困っている方は

いらしゃいませんか?


飛行機やホテルなどの予約を利用される方が、電話を掛けると

相手の方から「お名前を頂戴できますか?」と言われますよね。


そんな時、難しい姓を何と説明していいか分からず

思わず「上に草を書いて、左側はサンズイで、えええと」なんて

答える方が、いらっしゃいます。


大人になってもそんな説明しかできないわけですから

小学校や中学校の時には、もっと困っていたかもしれません。

兎に角、書けないと思いますから。


家に帰って、真っ先にお母さんに訴えます。

「なんで、私の苗字はこんなに難しいの?」

すると、お母さんからきっとこんな答えが返っていたと思います。

「難しいなら略字にしなさい」


斉⇒斎、齋

辺⇒邊、邉

浜⇒濵、濱


こうして、我が家のルーツや由来などを知るチャンスは、

「難しい姓は子供が困る」という日常生活のために

葬られてしまいます。


でも、現実の生活では大多数の方が困っていらっしゃるのも

事実です。

さあ、あなたのルーツ(歴史)を執るか、日常の利便性を執るか

それこそ、難しい判断です。


法律上の結論を急ぎましょう。


難しい姓を簡単な姓に変換して使うのは、問題ありません。

ただし、相続の場面では戸籍謄本の通りの姓を

記入することが求められます。


たとえば、金融機関で預貯金の解約請求をする場合などです。

また、法務局で相続登記をするときも戸籍の通りの字で書くことが

必須です。


しかし、パソコンでも読み込めないような字では、現実に困るので

難しい漢字の姓を変えることは戸籍法で認められています。


その方法は、結婚している場合にはご夫婦で本籍地の市町村役場に

出かけて「申出書」に必要事項を記入して提出すれば変更することが

できます。


ただし、戸籍法で「扱える字か?」どうか確認されますので100%の

姓が変更できるとは、限りません。念のため。


さあ、変更して明日からご自分の姓を説明するときに困ることは

なくなりますよ。


福岡遺言塾(ゆいごん塾)にご質問のある方は

        ココから ⇒ http://www.yuigon-jyuku.com







子どものいない夫婦の相続特集100例 VOL.65


第127回 子どものいないご夫婦の片方が認知症になった時の相続は?②


東日本大震災で被災された皆さまに、

心からお見舞いを申し上げますとともに、

一日も早い復興をお祈り申し上げます。


福岡ゆいごん塾の水田です。


福岡遺言塾(ゆいごん塾)にご質問のある方は

        ココから ⇒ http://www.yuigon-jyuku.com


遺言・相続のワンコイン・セミナー を毎月開いています。

興味のある方は、気軽にご参加お待ちしてます。


玲子さん夫婦は、悩んでいます。

それは、どちらか先に死んだとき必ず起こる相続問題は

遺言を書いて解決できたと思っていました。


しかし、相続が起こった時に「認知症」になっていたら

自分の嫌いな、あるいは付き合いのない親族が登場してきて

玲子さんの財産管理や身の回りの世話をするかもしれないと

いうことに愕然としたのです。


でも、よく考えると玲子さんは、派手な生活をしている甥と

最近よく尋ねてくるようになった姪夫婦が頭に浮かんでくるのです。


それよりも、彼らは家裁が関係してくるような成年後見制度の手続きを

使わずに勝手に親戚だからと言って、銀行や病院などに行って

余計なお世話をしそうな気がするのです。


専門家に尋ねると、親族が勝手に認知症の人の世話をすると称して

本人の財産を使ってしまうという事件が起こっているようなのです。


玲子さんの甥や姪が、頼みもしないのに財産管理をすることは

絶対にいやだし、第一時玲子さんの財産を玲子さんのために

使ってくれないかもしれないのです。


そこで、玲子さんはインターネットで検索した遺言塾(ゆいごん塾)

セミナーを受けて勉強することにしました。


すると、成年後見制度 には2種類あって認知症になった家族に使う

法定後見制度 と、本人が元気な時に将来もしも認知症になったら

世話をしてくれる人を決めておく任意後見制度 があることが分かりました。


玲子さんは、さっそく任意後見制度を使いたいと思い「ゆいごん塾」の

方と話をしたのです。

すると、

ゆいごん塾: 「任意後見制度を使うためには、後見人の方と

          任意後見契約を交わすことになります」


         「そのためには、任意後見を頼む人を決めますが、

          どなたか信頼できる候補者はいらっしゃいますか?」


玲子さん : 「私が信頼できるのは、主人だけです」


ゆいごん塾: 「ご主人が一番適任ですが、

          貴女と同時に加齢していかれるので

          他の方、少し若い方が良いと思います」


玲子さん : 「・・・・・ 少し考えてきます」


玲子さんは、ご主人と相談して二人の後見人になってくれる人を

探すことにしました。


福岡遺言塾(ゆいごん塾)にご質問のある方は

        ココから ⇒ http://www.yuigon-jyuku.com