なんとか首相の地位を保った石破首相が、以前から主張していた「アジア版NATO」というのが意味がわかりません。
考えてみると、米国はNATO(北大西洋条約機構)の中核の国であり、米軍はNATO軍の一部でもありますので、在日米軍も当然NATO軍でもあります。
日本は(憲法違反の)「日米安全保障条約」という「軍事同盟」を米国と締結しており、自衛隊は在日米軍のパシリの植民地軍のような地位で、実質的に米軍の一部ですから、間接的にNATOに加盟しているのと同じことになっています。
このことは、ロシア連邦に対して経済制裁している国がNATO加盟国とその(直接的には米国の)パシリの国に限られていることでも明らかです。
自衛隊は有事には米軍の指揮下に入ることが旧安保条約の段階から密約で決められており、最近それを表面に出して既成事実化しています。
2022年2月以来、ロシア・ウクライナ間で大規模な国境紛争が継続していますが、ウクライナがNATOの代理戦争をさせられているという性格が強い紛争です。
現在のところはNATO軍とロシア連邦軍が直接軍事衝突するとことまではいっていませんが、もしもNATO加盟国の1カ国とでも戦争になったら、NATO条約第5条の規定により、在日米軍も自動的にロシア連邦軍と戦争状態になります。
その場合、当然自衛隊もロシア連邦軍との戦争に巻き込まれることになりますから、ロシア・ウクライナ紛争は「遠くの戦争」でも「対岸の火事」でもなく、「すぐ隣の紛争」であり、「隣家の火事」のようなものなのです。
なお、日米安全保障条約(+地位協定+密約)によって、米軍は日本列島のどこでも自由に使用する権利がありますから、有事の際には全国にミサイル等を散開配置する計画らしいですので、日本中が(核?)ミサイルの標的になる危険性があります。
大竹まこと氏がヤプー的発言をしてますが、ロシアよりずっと以前から米国はシリアを侵略しているのに、マスメディアが報道しないので日本人はほとんど知りません。
シリアを不法占領(=侵略)している米軍の基地
日本列島は、下手をすると『世界大戦争』のように核ミサイルでドロドロに溶かされることになるかもしれません。
実質的に日本はNATOの一部(米国の属領「ヤプーランド」)にされているのに、「アジア版NATO」とかピンボケ政策を公約にするようなピンボケ政治家しかいないし、そのことを指摘しないマスメディアと言い、ヤプーには明日はないかもしれません。
まあ、戦争状態になったからと言ってすぐにミサイルの撃ちあいになるわけではないでしょうから、火消しの努力をするべきなのですが、日本側は何もできないようにいろいろな技がかけられているようですから、祈るしかないかもしれません。
グレート自己中の米国は、国際法など自分に都合がいい時しか守りませんので、ヨーロッパでNATO・ロシア戦争になったとしても、おそらく条約を忘れたふりをするのではないかと思うので、極東で発火することはないとは思うのですが・・・。
南西諸島の(敵基地攻撃能力)ミサイル基地と言い、危険を増すようなことばかりさせられているのですが、CIA(?)などに支配されているヤプーマスメディアは中国などの危険性を煽るばかりで下級ヤプーを非常に危険な方向に誘導しています。
第二次世界大戦で「玉砕(=全滅)」するはずだった「大日本帝国臣民」は敗戦後「家畜人ヤプー(大米帝国臣民)」となることで生きのびたのですが、ヤプーであることが危険な方向へ向かうことを止められない原因になっています。
来年で戦後80年にもなりますし、数世代にわたって「奴隷根性」以下の「ヤプー(家畜)根性」とでもいうべきメンタリティが無意識の領域までしみ込んでいますので、この呪縛から逃れるのはカルト宗教からの離脱並みに難しいでしょう。
そもそも野球(ベースボール)が第一スポーツなのは米国と日本ぐらい(韓国・台湾は日本からの伝播)で、戦前から大衆はアメリカ文化の影響を強く受けており、「大正デモクラシー」は「アメリカンデモクラシー」を日本化したものだったようです。
「戦後民主主義」というのは基本は「大正デモクラシー」なのだと思いますが、CIA肝いりで成立した55年体制がソ連・バブルダブル崩壊まで40年近く続いて慣習化した結果、それより劣化した「ヤプーデモクラシー」になってしまったようです。
米国(というかその支配層)の「ヤプーランド支配」はきわめて巧妙であり、まやかしの霧に何重にも包まれているので、最近まで私は全然知りませんでしたが、知らないほうが幸せだったような・・・。
ありがとうございます








