実は私はこの本をまだ読んでないので、読んでから感想を書くべきかとは思うのですが、この本の内容についてのWikipediaの記事があります。
この記事の最後に『 ティム・オライリーはグーグル、ウィキ、ブログ、Web2.0の成功を群衆の英知の文脈において言及した 』とあるのですが、Googleが検索情報を操作しているのはすでに知られてます。
Wikipediaの信憑性もかなり疑問があることを、下記の記事で管理者自体が指摘していますし、実際ウクライナ関係などの現在進行中の問題等についてはかなり信憑性が疑わしい偏向した記事が見かけられるようです。
YouTubeもフェイク対策と称して言論統制に近いことをしているのはすでに周知の事実です。
結構すごい内容の動画ですね。
とにかく、これまでの記事で書いてますが、マスメディアの報道から入ってくる情報が何十年も前から偏向したまやかし情報ばかりというのを最近になって思い知らされています。
また、これまで数千冊の本を読んでいたのに、つい数年前にネット記事で知るまで「国連憲章敵国条項」の存在や「日本国憲法第9条」との関係を全然知りませんでしたので、この国の「知識人」の低レベルぶりを思い知らされました。
多数の平均が正確に牛の体重を当てていたのは、直接近くで牛を見るという「情報の偏りがない」状態だったからでしょうから、間接的に牛の姿をテレビで見てもダメでしょうし、誘導するような解説を聞くと全く外れた値になるでしょう。
もう一つ重要なのは、参加者全員が、自分の予想する牛の体重として任意の数字を自由に選べたことで、参加者の数だけ選択肢があったということでしょう。
実際は「偏りだらけの間接情報」ばかりのダメダメな状態で、しかも松竹梅とか、上中並、とか自民党と民主党系と有象無象政党とかの限られた選択肢の中で選択をさせられているので、さらにダメダメな、ダメのn乗状態になってしまうのでしょう。
米国とか極端で、あれだけ多様性のある国民が、政治では実質的に民主党か共和党の二択しか選択肢がありません。
新聞・テレビ等のマスメディアの報道とかYoutubeなどは「正常」を「異常」に反転する「悪魔の窓(Windows of Satan )」なのかもしれません。
人類は「ノース・バイ・ノースウェスト」(米国映画「北北西に進路をとれ」の原題「North by Northwest」)、つまり、「現実にはない方向」へ向かっている気がしてなりません。
ありがとうございます