1995年に刊行された『英文法の謎を解く』という新書の中で、「日本国内でしか通用しない英語学」という言葉があり、自分が10年勉強しても英語ができるようにならなかった理由が分かったような気がしました。
現在はどうか知りませんが、どうも私たちの世代以前は日本人の間でしか通じないような「ガラパゴス英語」を習わされていたようです。
「This is a pen.」とか、ネイティブスピーカーが一生で一度も使わないような文章から学習に入るという「ガラパゴス英語学習法」自体が「英語わからん人」を作ってしまうのではないかと思いますが、現在もそうなのでしょうか?
私は英語ができないのは単に自分の頭が悪いだけなのかもしれないと思っていたのですが、それだけではないと主張する根拠が得られたような気がしました。
日本でしか売れないガラケーとか、西洋にはない西洋料理=洋食とか、ローカライズすることによってプラスにもマイナスにもなるようですが、とにかく列島内に流入したものはなんでも「和風」にローカライズするのが「日本文化」の特徴みたいです。
和風にローカライズすれば「日本文化」の構成要素になり、それを特色づけるものになるので、もともとアメリカから流入したアニメーションをローカライズしたものが、外国で日本文化の代表みたいになっていたりします。
日本人の目を覆うようなすさまじい「英語わからん人」ぶりは、下手をすると国際問題に発展しかねないレベルのようです。
上掲の動画を見ていただければ、おおげさでなく日本人の目を覆うようなすさまじい「英語分からん人」ぶりがまぎれもない事実であることがお分かりになると思います。
私も「英語分からん人」なので、解説を聞かないと何がおかしいのかわからなかったのですが・・・。
解説を聞くと、あまりにもおかしくて笑い死にしそうなレベルなのですが、日本政府は訪日外国人が笑い死にしてしまって国際問題になったらどうするつもりなのでしょうか?
まあ、この程度のことは笑いものになるくらいで実害はあまりないでしょうけど、アジア人はIQが高いという欧米の神話を打ち砕くには十分なレベルでしょう。
ありがとうございます