suttanipatacomのブログ  スッタニパータ サーリープッタ963-2 | たこなぐりの宗教ブログ

たこなぐりの宗教ブログ

宗教の古典の紹介
この世での生活状況

958 修行者は世を厭(いと)うて、人のいない座所や樹下や墓地を愛し、山間の洞窟の中におり、
959 または種々の座所のうちにいるのであるが、そこにはどんなに恐ろしいことがあるのだろう。ー修行者は音のしないところに座臥(ざが)していても、それらを恐れて震(ふる)えてはならないのだが。
*
世俗・世間から離れて、サンガ生活。
生産や仕事をしない。
食事以外は反省したり、人に教えを説いたり。

『墓地を愛す』
釈迦時代、ひとりで墓場で瞑想する修行があったらしい。
不成仏霊がウジャウジャいる。
成仏させる法力の訓練?
のざらしの死体が風化するのを観察し、諸行無常や執着を離れる訓練にも。
道元の寺にも墓はありそう。

『山間の洞窟』
マホメットや空海も瞑想修行した。
出口王仁三郎も

960 未到(みとう)の地におもむく人にとっては、この世にどれだけの危難があることだろう。ー修行者は辺鄙(へんぴ)なところに座臥(ざが)していても、それらの危難にうち克(か)たなければならないのだが。
*
相川圭子は聖なる地中に数日こもる。
そこでいろんな神秘体験をしたみたい。
誰かが質問していたけど、「とても説明できるものではない」らしい。
確かにそうでしょうな。

961 熱心につとめる修行者には、いかなることばを発するべきか?ここで彼のふるまう範囲はいかにあるべきか?彼のまもる戒律や誓いはどのようなものなのですか?
962 心を安定させ気を落ちつけてている賢者は、どのような学修を身に受けて、自分の汚れを吹き去るのですか?ー譬(たと)えば加治工(かじこう)が垢(あか)を吹き去るように。」
*
只管打坐
映画を観たあとだと、妙に説得力がある。