中杉弘の大説法 人間の探究 470 ニューヒロイズム  仙人になりたい | たこなぐりの宗教ブログ

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この世での生活状況

バカボンが「ミラーマンになりたい」と答えて、教室中の爆笑を買った。
「仙人になりたい」はどうか。

[引用・編集]
 矢追純一さんは「ヤオイズム」を説いています。これは中国の「タオイズム」をもじっています。「タオ」とは儒教の教えです。道教の教えを知ることを「タオイズム」というのです。
「タオ」とは、中国の自然を探求する道教思想です。矢追さんが言っていることは道教思想です。

様々な思想の流れがありますが、「タオイズム」は自然に適合しようということです。無理をしてはいけません。天地は自ずから道があります。その道に身を委ねていれば自然にどこかに行くのです。
 人間が焦って「こうしなければならない」とか、「ああしなければならない」などという頑張りはやめましょう。自然のままです。雨が降ったら酒でも飲んで、晴耕雨読です。晴れたら畑を耕して、雨が降ったら本を読むのです。これは自然にそった生き方です。これも「タオイズム」です。

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相場が急変したら休むのです。
焦って売買してはいけません。

 仙人がこのような生き方をします。「政治の世界は嫌だ。私は竹林に入って、竹林精舎となり、「自然のまま生きるのだ」という生き方です。
 「タオイズム」には、秩序はないのです。「タオイズム」を発展させたのが「ヤオイズム」です。僕の「ニューヒロイズム」は英雄主義ではなく、「秩序ある自然の流れ」です。自然の流れに身を任すことはよいことですが、それも秩序の中で生きなければならないのです。
 何事にも秩序があります。男には男の秩序があります。だから男はオカマになってはいけないのです。これは自然です。女には女の秩序があります。これに従って生きることが自然です。
頭のよい人間もいれば馬鹿な人間もいます。自分がだいたいどの位置にいるのかを知っていくことが秩序ある自然です。
 国家にも秩序があります。秩序がなければISISのような殺人鬼が出てくるのです。国家という自然の流れが、この日本国にはあるのです。その国家には中心点があります。中心点とは天皇です。天皇を大事にして国家(秩序)と共に生きていくということが、「ニューヒロイズム」です。これが「秩序ある自然」ということです。
 一家には一家の主人がいて、家があります。この家を支えていくということが、秩序ある自然です。「人間は自然だから、何をやっても自由なのだ」というわけではないのです。秩序ある自然が大事です。これが「ニューヒロイズム」です。
 世界もそうで、秩序ある自然でなければいけません。無秩序ではダメなのです。秩序がなければいけません。星の運行にも秩序があるし、月と地球の関係も秩序があるのです。何にでも秩序があります。この秩序を大事にして、自由に闊達に生きて行くことが一番よいのです。
 秩序とは、「分を知る」ということでもあります。「自分とは何ほどのものか」と知ることです。分不相応なことをやると、事件になってしまいます。自分の分をよく知って「私はこれができるけれども、これはできないな」という秩序をよく知ったうえで、自然に生きていくということが大事です。
 これを「ニューヒロイズム」といい、このような新しい生き方にしていきたいと思います。

秩序の光線である紫色を全く否定したら、どうなるか。
成人式での喧嘩や爆竹、騒動。
本来厳粛であるべき場が、無法地帯になる。
戦争をやっているときに、気狂(きぐる)いになるのはいいけど。

「分を知る」
なんでおれが、こんなことをしなければいけないのか?
肉体を養わなければいけないのか。
地上で生きなければいけないのか。
肉体生命を与えられたことに、感謝がない。

美輪明宏が慰問に行った先
手が無い、足が無い人の魂の訴え。
服を着られるじゃないか。
手が無い自分には、服が着られない。
水木先生の片腕みたいな状態になる。

歩いてトイレに行けるじゃないか。
足が無い自分は、自力で用を足せない。