行けるさ まだまだ行けるよ


長く助走をとってごらん 膝を高くあげて走ってごらん


君は思っている以上に高く飛べるはずさ そうだろう


空を覆い隠す 高い壁も


埋まることのない 深すぎる溝も


君なら大丈夫さ 僕も背中を押してあげるから


悩んだり 俯いたり そんな日も たまには必要だけど


上手くいかないことばかりだって嘆いてないで 気付けないだけで いいことだって君のまわりには溢れているから



すごく気の合う友達が、いつも側にいたり


無償に愛をくれる両親が君を待っていてくれたり


抱き留めてくれる恋人がいるでしょう



例えば 君が諦めることも答えだろうし


泣き叫ぶことだって間違っちゃいない


格好の悪いことだって 全部ふくめて君なんだけど


僕は顔上げ前を見据えてる 君が好きなのさ


君がつまづいたなら 僕がいる


立ち止まったなら 僕がいる


振り返ったなら 僕がいる


隣には いつも僕がいるよ・・
桜の花よ なぜ そんなにはかないの?

散りゆくことが そんなに綺麗なの?


あの娘の照れた 薄色の頬

淡く柔らかい 桜色で


触れたら 手の平にこぼれそうだから


僕は眺めるだけ 見つめるだけで・・



桜は芯まで 桃色で


花びら飛ばす 愛しくて


夕焼けに恋をしたのだろうか?


それとも 太陽にじらされてるのだろうか?


僕の瞳も あの娘色で


体の芯まで あの娘色で


恋することがはかなくて


美しくて 僕をあの娘色に染めあげる・・・


毎秒5センチメートルで 落ちていく


桜の花びらは 大地を色付ける

舞いおちる涙がこぼれるスピードは?


あふれた涙が 桜を咲かす


恋が花ならば 涙が花びらならば


枯れることを受け止めて 美しく咲くだけ それだけで



あの娘が花ならば 僕が花びらならば



舞い散ることを受け止めて 最期まで寄り添うだけ それだけで
 


桜咲く 僕の瞳に淡く咲く

体の芯まであの娘色で淡く咲く・・・
流れる季節 とめどなく


あふれる思いに比例して


振り返る過去 愛しく


星空 ちぎれ雲 桜雨


あなたと離れ 幾年かがたち


何はなくとも 僕は今でも変わらずあの頃のままで・・


『元気ですか?』の一言も


春のうららかさに 飲み込まれ


『ありがとう』と叫ぶ声も


冬のジレンマに掻き消され



あなたがいた季節を 今でもふと思い出します


あなたと過ごした思い出は、もう心のなかにだけ
なのに・・

はかない日々よ 過ぎ去りし今よ

連なることで とてもたくましく


まぶしすぎて かざした僕の右手


たとえ帰る場所が あなたの左手ではなくとも


瞼閉じれば あなたがいる


あなたといた僕がここにいる


夜空を彩る星を数えるよりも


足元に咲く名もなき花を見つめる方がいい


溢れた涙、空を見上げ こらえるのではなく


花に注いで いつか雨になればいい


アスファルト焦がす 蜃気楼


ビルの合間に 揺れる陽炎


瞼閉じれば 映るあなたも


揺れる思いだけなのだろうか、幻なのだろか・・



それでも 僕は


あなたに会えた事がやっぱり幸せ・・
わかるかい?どんなに遠く離れていても 僕らは繋がっているんだよ


手を繋いで街中を歩くには ちょっと照れ臭いし


面とむかうと心のボリュームは小さくなってしまうけど



本当は僕は叫んでいるんだよ


本当は僕はささやいているんだよ


僕はそばで 君のそばでしか もう笑えない


どんなに遠く 果てない道も

どんなに広く 果てなき空も


君がどこかにいると思えるだけで 君がここにと思い込むだけで 僕は一人でも笑えるんだ



運命や偶然だとかじゃ
ありふれてる気がして


愛や恋だとかじゃ 実感がなさすぎて



わからない事だらけで不安定なものばかりだけど


僕は言葉にならない この思いだけを信じ笑っているんだよ・・
何の変哲もない ありふれたチョコレート


ポケットの中 なぜか一粒だけあって


雑踏の中で にぎりしめてみたチョコレート


それが とても愛おしくて

これが なぜか愛おしくて


僕もそうだったのかな


君をそうだったのかな



自分のポケットにいれようとして


君の思いも 甘さも考えられずに


僕は君のこと強く きつく握りしめてたのかな


・・ポケットの中でとけだしたチョコレート


僕の体温が伝わり過ぎてしまって


どうにもならない後悔と涙が滲んでしまうよ


君はどこへとけだしたのかな?


形のない ありふれたチョコレート



口にふくむと思っていた以上に苦味があって



今は君がいなくとも 君と出会えてよかったと思えるんだよ


この世界のいろんな色に気付けるようになったんたんだから



世界は素晴らしいね この世界は綺麗だね


何故だろう?僕の中にとけだしたチョコレートが いまさら甘く感じるよ



かたちのないチョコレート



とけだしたチョコレート



苦みがあり 甘くて切ないチョコレート・・
幾千のしずくが 頬から零れ落ちたら


どれくらいで海になるのかな?


この小さな見栄やプライドを 自分じゃくずせなくて壊せずに佇んでいた、僕は



不意に あなたが落とした透明なしずくを見てしまった瞬間から


心が強く波打っていて この掴みきれない感情の海原に溺れて窒息してしまいそうさ


雨が降る あなたのしずくに引き寄せられて


風も吹き まるで世界があなたと泣いているようで



覚めないで 晴れなくても構わない


こんなにも あなたを近くに感じる事が出来るのならば


溺れてしまおう 佇んでいよう もっと空が泣くように 僕もしずくを零し続けようじゃないか・・


幾千のしずくが零れおちたのならば 海になるのかな? 雨を降らすのかな???
薔薇を知り 薔薇になり


舞い散る悲しみ一つ 抱きしめて


記憶をたどって 身をけずり


あなたは何を思うのでしょう?


憂いもなく 寂もなく


揺れるがままに あるがまま


あなたは何を 望むのでしょう?


健気に咲くことだけを幸として


淡く枯れゆくことを哀として


見るものすべてを魅了して


あなたは 何を思うのでしょう?


薔薇のように 鮮やかで


刺などなく 艶やかで


薄紅色の薔薇のように 薄紅色の薔薇のように


あなたは健気で愛おしい・・・
あの頃の匂いがした


けやき並ぶ上り道


すれ違う人なみも 吹き抜ける風さえも


覚えのないものばかりなのに・・


ふとした 思い出が心地よくて 僕はペダルを強く踏み込んでた


懐かしさだとか 思い出だとかと一緒に 胸に込み上げてくるものは何でしょう?


あの頃よりも いまの方が少しくらいは男らしくとかなれたのかな!?



あれから僕は髪をバッサリ切り 服装なんかもちょっと変わってきてたりしているし バイク通いも自転車通いになったりもしているから 今の僕を見かけたら少しは君も驚いたりするかもね・・


君がいなくても 一人で映画も見に行くし
ラフォーレだって どこへだって一人で行けてしまうんだ


けやき並ぶ表参道


立ち並ぶハイブランドのビル達を横目に


やわらかい木漏れ日の中 僕はグリップを強く握りしめてた・・



君の匂いを探してた・・・
何をしゃべろうか?


何もしゃべらなくてもいい?


言葉なんて捨てて 手を繋いでいるだけじゃ不満かい?


君がいる 君といる 僕はこれ以上を望めない


忘れられなくてもいい


忘れられない方がいい


イメージなんて吐き捨てて 


感じるままに生きるだけじゃ不安かい?



君といる 君もいる 僕は他に何もいらないから


会いたいのは君なんだ 会えないでいる君なんだ



泣いている君の涙が薄れてく


太陽のような明るい君の笑顔がかすんでく


全てに頷いて僕を包んでくれた君の優しさが滲んでく


君とのすべての思い出が煙りぼやけていくけれど


一つだけ薄れない感情がある


一つだけ霞まない気持ちがある


一つだけ滲まない思いがある


どれだけ時を重ねても 季節を過ごしても 一つだけぼやけないものが 僕の心の真ん中に咲いているんだよ・・・
会いたい 会いたい


あなたに会いたい


それだけです これが全てなんです



二人の別々の時間は 残酷で


きっと僕を 君を苦しめるでしょうが


それでもいいから


会いたい 会いたい


あなたに会いたい



それだけです これが全てなんです



かわす言葉なんて思いつかないし


もしかしたら あなたの温もりが愛しいだけかもしれないけれど


それでもいい

僕は

会いたい 会いたい


あなたに会いたい


それだけです これが全てなんです



叶わないのならば 届かないのならば


僕は願い続けるだけ


それだけです これが全てなんです・・・・