振り返りと展望

 

●週末の値動き

●セクター騰落率

  • 週間騰落率。日経平均(+0.5%)、TOPIX(-0.5%)、グロース250指数(-4.6%)となりました。ハイテク株がやや優位な結果に。また、為替がこのまま円安傾向であるようならば、再びハイテク外需株、あるいは自動車などのバリュー外需株が優位に動く流れになりそうです。今週もまた金利上昇が大きく進行しました。好財務企業や稼ぐ力が著しい企業が圧倒的優位。
  • セクター別週間騰落率。一般的に金利上昇の恩恵がある銀行と保険が強く、加えて、フィジカルAIに絡むセクターが上昇しました(情報通信、電気機器、精密機器)。暫定税率廃止からガソリン価格が徐々に下がっており、石油関連も堅調です。一方、その他のセクターは下落基調でした。電気ガスは7.8%もの下げ。
  • 今週上昇した主な個別株リガク(+19.1%)、安川電機(+18.7%)、太陽誘電(+18.5%)、西部電機(+18.4%)、ファナック(+18.0%)、ユシロ(+17.8%)、ジーデップ(+16.9%)、レーザーテック(+16.1%)、SBG(+14.6%)、豆蔵(+12.4%)、SUMCO(+11.9%)、ルネサス(+11.8%)、ナブテスコ(+10.8%)、日鉄SOL(+9.5%)、シンフォニア(+9.2%)、ダイヘン(+8.8%)、CIJ(+8.8%)、住友電工(+8.7%)、IHI(+8.4%)、川重(+8.2%)
  • 今週下落した主な個別株東京電力(-18.7%)、コロンビア(-15.6%)、Aiロボティクス(-15.5%)、PD(-14.8%)、網屋(-14.1%)、北電(-14.1%)、アサカ理研(-13.9%)、エムスリー(-13.5%)、リアルゲイト(-13.2%)、三井海洋開発(-12.5%)、岡野バルブ(-12.1%)、エニーカラー(-11.3%)、イオン(-10.8%)、住友ファーマ(-10.6%)、第一三共(-10.6%)、くすりの窓口(-10.5%)、技術承継(-10.1%)、日東紡(-10.0%)
  • 株式市場とは異なり、債券市場はやや厳しい動き。債券市場は日銀の利上げ実施をせかしています。来週も10年金利がさらに上昇するようならば、日銀の利上げ幅が0.5%に達する可能性も出てくるかもしれません。そうなると株式市場の過熱感は一気に冷めるでしょうね。可能性は低いでしょうが、念のため警戒。
  • 経済指標カレンダー。何と言ってもFRBに注目です。また、今週はMSQがあり、水曜日頃から値動きが激しくなる可能性が高め。

 

 指数チャート

 

●日経平均週足チャート

●TOPIX週足チャート

●グロース250指数週足チャート

  • TOPIXは史上最高値更新、日経平均は50,000円ラインとの攻防、グロース250指数は下落トレンド継続とそれぞれ異なる絵を描いています。日銀総裁が利上げをほのめかす発言をしましたが、為替はさして動かず。外需系は業績上方修正が期待される環境になっています。一方、グロース250指数は利上げへの不安からが下落。ここから推察するに、日本の個人投資家は利上げに対する不安感が強く、一方で外国人投資家は高市政権主導による日本の成長期待が強い可能性があるなーと感じています。見方が全然違うのかも。
  • 週足移動平均線を見る限りは日経平均は押し目の可能性、TOPIXは安定上昇、グロース250指数は安定下落です。日柄を見ると日経平均とTOPIXは4月から8か月間ほぼほぼ上昇、グロース250指数は4か月近い下落となっています。来週のMSQ、年末のポジション調整をどうこなしていくのかに注目です。
 

 買いチャート銘柄

 

  1. デイまたはスイング想定。
  2. 基本順張り目線。
  3. 5日線を割れたら基本撤退。
  4. 太字はPBR1倍割れ銘柄。
  5. △は価格帯出来高の壁が直上にあるもの。
  6. マドは窓埋め期待

 

1000~3000番台

 

ヒップ(上髭、利4.51%)、アルトナー(12/8決算、利4.14%)、YEDライク(△、利3.96%)、マクドナルドクリエイトマクニカテクマトリックス大和コンピュータ(決算明け)、DITシェアリングテクノロジー(利4.93%)

 

 

4000~6000番台

 

信越(△)、コアコンセプトロボペイラクスル(12/11決算)、AI CROSS大塚フォーカスCIJENEOS住友金属鉱山ツガミイワキ(△)、ローツェ三精テクノ栗田工業ミネベアミツミキッツ三菱電機ダイセルIDEC(利4.55)、ホーチキ堀場オプテックス三井ハイテック(12/11決算)

 

 

7000~9000番台

 

川重(△)、IHI横浜FG松屋R&D表示灯(△、利3.66%)、ダイトロン(利3.61%)、IMVMTGローランド(利4.72%)、コクヨ丸紅UFJ千葉銀三陽商会(利3.82%)、アソインターキムラユニティー(△、利3.90%)、スカパービジネスコーチセゾンT(利4.28%)、ニトリ(△)乃村工藝社旭情報

 

 振り返りと展望

●日本株概要

●セクター騰落率

●日経平均日足チャート

 

 買いチャート銘柄

 

  1. デイまたはスイング想定。
  2. 基本順張り目線。
  3. 5日線を割れたら基本撤退。
  4. 太字はPBR1倍割れ銘柄。
  5. △は価格帯出来高の壁が直上にあるもの。
  6. マドは窓埋め期待

 

1000~3000番台

 

ショーボンド(利3.58%)、トライアル(△)、ヒップ(利4.64%)、ライク(利3.96%)、飛島(利4.40%)、ハードオフ(利4.11%)、高千穂交易(利3.84%)、リガク双日日清食品パシフィックネットクリエイトマクニカコムチュア(△)、ニッポン高度紙DITシェアリングテクノロジー(利4.90%)

 

4000~6000番台

 

トクヤマクイック(利4.02%)、コアコンセプトAI CROSS中外大塚フォーカスENEOS日本BSTOTOニチアス神鋼(利4.11%)、住友金属鉱山しずおかFGリクルートツガミOSG(利3.81%)、やまびこ平田機工ローツェ三精テクノ栗田工業ブラザーミネベアミツミキッツ三菱電機日東工業セイコーエプソン(利3.77%)、ホーチキマクセル堀場オプテックス三井ハイテック(12/11決算)

 

7000~9000番台

 

川重(△)、IHI(△)、横浜FGエスケイキヤノンSHOEI(△)、ローランド(利4.64%)、丸紅三陽商会(利3.82%)、オンワード(利4.27%)、三井物産東京エレク三菱商事加賀電子クレディセゾン七十七銀行佐賀銀みずほオリックス大和野村SOMPOJR東海丸全昭和大栄環境ビジネスコーチ(△)、乃村工藝社旭情報ファストリ

 

 振り返りと展望

 

 

 

  • 日経平均は反発、TOPIXとグロース250指数は続落となりました。フィジカルAI関連が軒並み上昇し、SBGが前場の後半あたりから大きく上昇しました。レーザーテックSCREENアドバンテスト東京エレクディスコなど半導体主要株も反発。片や金利上昇と円高もあり、ハイテク株以外は冴えない展開になっています。内需株ではイオン物語コーポなどこれまで上昇していた銘柄が大陰線に。
  • セクター。打って変わり銀行株が売られ、半導体&AI関連セクターが上昇しました。不動産も上昇。
  • 日経平均日足チャートは陽線となるも、5万円と25日線の下で引けました。安易には買いに行けない状況が続きます。個別銘柄にも当てはまりますが、25日線や75日線からの反発、あるいは反落を狙った押し目買い、あるいは戻り売りの戦略がはまりそうな地合いである可能性を感じさせます。

 

 買いチャート銘柄

 

  1. デイまたはスイング想定。
  2. 基本順張り目線。
  3. 5日線を割れたら基本撤退。
  4. 太字はPBR1倍割れ銘柄。
  5. △は価格帯出来高の壁が直上にあるもの。
  6. マドは窓埋め期待

 

ヒップ(利4.67%)、日本ケアサプライ(△)、クリエイトセックニッポン高度紙コアコンセプト大塚大塚商会BエンジデクセリアルズENEOS古河電工三精テクノ三菱電機日東工業SHINKO(利3.92%)、SCREENリンテック三陽商会(利3.97%)、ブティックス(△)、セゾンT(利4.32%)、セコム旭情報

 

 振り返りと展望

 

 

 

  • 日銀総裁の発言により利上げ観測が高まり、下落基調となりました。日経平均は1,000円近くの下げ、グロース250指数に至っては2.3%の下げでした。10年金利が1.9%に迫り、日経VI指数も再び30超え。不安定な相場が続きそうです。
  • セクターは利上げ観測で銀行&保険が上位、不動産は下位となっています。半導体に絡むセクター(電気ガス、鉱業、非鉄、建設含む)が軒並み不調です。利上げは織り込んだという意見も多かったですが、やっぱ怖いですね。植田さんの発言からすると、賃上げが5%を超える水準で行われるようならば、利上げに踏み切りそうです。
  • チャート。ひとまず25日線に負け、25日線と5万円が抵抗になる可能性が高まりました。2時時点の日経先物を見る限り、反発は弱く、これに加えて金利の動向次第では為替が円高方向に振れるかもしれません。ニトリ良品計画神戸物産セリアABCマートワークマンなどの円高メリット銘柄の動向も確認しておきたいところ。

 

 

 買いチャート銘柄

 

  1. デイまたはスイング想定。
  2. 基本順張り目線。
  3. 5日線を割れたら基本撤退。
  4. 太字はPBR1倍割れ銘柄。
  5. △は価格帯出来高の壁が直上にあるもの。
  6. マドは窓埋め期待
 

1000~3000番台

 

タスキ(利5.06%)、日本電技朝日工業社ヒップ(利4.67%)、キャリアDC(利5.07%)、日本ケアサプライ(△)、ソリトンケイアイスターイノベーションザ・パックセグエ

 

4000~6000番台

 

レゾナックカーリットクイック(利4.08%)、太陽ITFOR(利4.68%)、PDBエンジ上村工業ユシロ(大陽線後、利3.82%)、横浜ゴムアジアパイル丸一鋼管愛知製鋼(利4.75%)、SWCC全保連(利4.07%)、ARE(△、利4.01%)、三精テクノマックス新晃工業(利3.60%)、ミネベアミツミsantec精工技研三井ハイテック

 

7000~9000番台

 

ポートSHINKO(利3.92%)、ドウシシャSHOEI(△)、リンテックブティックス(△)、ビジネスコーチ(△)、UFJ、セゾンT(RSI→85.4、利4.42%)、カナモト(12/5決算)、日本電計、東テク

 

 振り返り

 

 

  • 週間騰落率。4連騰の日経平均は+3.4%、TOPIXは3連騰で+2.5%、同じく3連騰のグロース250指数は+2.8%でした。先週あった債券利回りの上昇、円安は一服。また、米国SOX指数の反発により、日本国内でもハイテク株が大きく反騰しました。
  • セクター。半導体関連が上昇率上位になりました。利上げ観測が高まり、銀行が強く、保険が弱く。一般的に債券ポートフォリオが高めとされる保険には、10年金利の上昇が重しになっているように思います。
  • 今週上昇した主な個別株豆蔵(+24.2%)、凸版(+22.3%)、アサカ(20.2%)、助川(+20.2%)、精工技研(+19.6%)、芝浦(+17.8%)、レゾナック(+15.7%)、テクセンド(+15.3%)、MARUWA(+14.0%)、山口FG(+13.4%)、パナ(+12.9%)、アドバンテスト(+12.3%)、古河電工(+12.0%)、東京産業(+11.7%)、三井E&S(+11.4%)、古野(+11.3%)、GMO(+11.0%)、東急建設(+11.0%)、富士紡(+10.4%)、スカパー(+10.3%)、北電(+10.2%)。半導体素材メーカーの上昇が目立ちました。
  • 今週下落した主な個別株キオクシア(-6.2%)、アイサンT(-5.7%)、カカクコム(-4.7%)、日東紡(-4.7%)、シスメックス(-4.7%)、大盛工業(-4.4%)、SHIFT(-4.4%)、ヤクルト(-4.2%)、花王(-4.2%)、ツルハ(-4.1%)。
  • 経済指標カレンダー。いよいよ12月相場が始まります。政府機関閉鎖の影響により、米国経済指標スケジュールはまだ不明確。

 

 指数チャートから見る展望

●日経平均週足チャート

●TOPIX週足チャート

●グロース250指数週足チャート

  • 日経平均は先週の下落からの反発、TOPIXは上昇トレンド継続、グロース250指数は下落トレンドからの反発陽線となりました。
  • 移動平均線の流れからすると日経平均とTOPIXは上昇トレンド継続。ただし乖離率が大きくなっており、10~20%程度の調整局面をいつ迎えてもおかしくはない状況です。12月の米国雇用統計、メジャーSQ、中央銀行の金融政策会合あたりが節目になる可能性はあります。
  • 一方、グロース250指数は日銀の利上げを警戒しての値動きに。加えて、高市政権の積極財政による恩恵は大企業がメインになりそうな雰囲気がどうしても強く、新興市場株はファンダメンタルズ上は上がりにくい印象です。さらには日本版政府効率化省で割を食う銘柄が比較的多くなる可能性も否めないかなーと思ったりも。話がだいぶ逸れますが、現政権は財政政策としてワイズスペンディングを色濃く掲げています。となると、やはりテーマ株のドンピシャ銘柄に乗っていく戦略こそが勝ちの近道になることを疑ってはならないなーと感じざるを得ません。やっぱ総合的に考えると、このところいい感じに調整しているように見える三菱重工やろか。しっかし現状、新政権発足後は三菱系よりも、素材に強い三井系が強いこと実感しています(三井金属三井海洋開発東洋エンジ三井E&Sあたり)。

 

 

 

 買いチャート銘柄

 

  1. デイまたはスイング想定。
  2. 基本順張り目線。
  3. 5日線を割れたら基本撤退。
  4. 太字はPBR1倍割れ銘柄。
  5. △は価格帯出来高の壁が直上にあるもの。
  6. マドは窓埋め期待

1000~3000番台

 

ホクリョウベステラ(利3.60%)、タスキ(利5.01%)、日本電技鹿島矢作(利3.86%)、ドライケミカル積水ハウス(12/4決算、利4.12%)、日比谷総設SBS日本ケアサプライ飛島(利4.28%)、テンポスアルコニックス(利3.54%)、ソリトン物語コーポクリヤマイノベーションセーレンカナミックセックザ・パックセグエ

 

4000~6000番台

 

レゾナック伊勢化学三井化学(利3.81%)、大阪有機恵和カーリットクイック(利4.11%)、扶桑化学ADEKA日油ウィルズ(RSI→85.8)、PDダスキンBエンジライオン上村工業ユシロ(利4.21%)、ブリヂストンAGC(利3.89%)、アジアパイル品川リフラ(利4.52%)、神鋼(利4.10%)、愛知製鋼(利4.71%)、S&J栗本鐵工所いよぎんちゅうぎんSBIリーシング東京製綱(利4.26%)、Jエンジンツガミ平田機工ユニオンツール日本ギア椿本チエイン(利3.54%)、竹内マックス新晃工業(利3.75%)、ミネベアミツミ日東工業ワコムホーチキ日本セラミック

 

 

7000~9000番台

 

めぶきJIA(利3.86%)、ドウシシャダイトロン(△、利3.57%)、前田工繊大日本印刷リンテックバルカー丸紅長瀬産業蝶理(利3.52%)、OUG住友商事ユアサ商事(利3.51%)、神鋼商事(利4.36%)、岩谷産業稲畑産業加賀電子三井住友(RSI→80.6)、佐賀銀アイフルオリックス三菱地所サンフロンティアTRE澁澤倉庫(利4.05%)、ビジョン(利3.84%)、セゾンT(RSI→85.0、利4.42%)カナモト(12/5決算)、学究社(利4.39%)、ステップ(利3.52%)、ジェコス(利4.10%)