振り返りと展望

 

 

  • 週間騰落率は日経平均(+3.6%)、TOPIX(+3.1%)、グロース250指数(+2.8%)。日経平均は5万円を前に反落するも、週の後半でだいぶ戻しました。日経先物も上昇しており、高市政権に対する期待度の高さがうかがえます。円安傾向が続く為替も株価を後押し。
  • セクター。全面上げとなる中、輸送用機器、建設など内需系、防衛や造船銘柄が集まる機械セクターの強さが目立ちました。高市政権の大きな政策は国土強靭、防衛、手取り増が目玉であることを感じさせられました。26年度春闘においても賃金上昇5%以上が要請されており、これに加えて物価上昇が収束するという日銀の見通しが実現すれば、実質賃金のプラスの定着がいよいよ視野に入ります。これを見据え、サービスや小売など、内需株のピンポイント銘柄に資金が入るか見ものです。
  • 今週強かった主な個別銘柄。レアアース関連で東洋エンジニアリング(+44.8%)と三井海洋開発(+15.0)、半導体関連のキオクシア(+33.8%)、造船向け大型クレーン銘柄として住友重機械(+24.4%)と三井E&S(+14.7)、防衛関連として川崎重工(+19.1%)、東京計器(+17.8%)、古野電気(+15.6%)、IHI(+12.8%)。
  • 今週弱かった主な個別銘柄。半導体関連の芝浦メカ(-8.3%)とルネサス(-4.1%)、レアアース系の住友金属鉱山(-6.5%)に松田産業(-3.8%)、サンリオ(-5.5%)、エネルギー関連でレノバ(-5.5%)、東京電力(-5.2%)、減益発表による芙蓉リース(-4.1%)。
  • 来週の経済指標カレンダー。要注意は木曜日早朝のFOMCと、同日の日銀。28日にはトランプ大統領の訪日も控えています。決算銘柄も増えてきます(決算カレンダー)。

 

 指数チャート

●日経平均週足チャート

●TOPIX週足チャート

●グロース250指数週足チャート

  • 日経平均とグロース250指数は陽線ながらも上髭、TOPIXは堅調な陽線となりました。大型グロースからバリューという流れをやや感じさせられたような。主要な半導体関連はやや天井というか、新たな材料待ちというかそんな雰囲気ありましたから。
  • 移動平均線を見る限りは大型株が強さを維持しています。新興市場は下落トレンド中の反発。新政権誕生で株価が強い中でも、26週線の抵抗を感じさせられます。

 

 

 買いチャート銘柄

 

  1. デイまたはスイング想定。
  2. ベースは順張り目線。
  3. 5日線を割れたら基本撤退。
  4. 太字はPBR1倍割れ銘柄。
  5. △は価格帯出来高の壁が直上にあるもの。
  6. マドは窓埋め期待
 

1000~3000番台

 

ホクリョウINPEX(利3.51%)、西松(利4.05%)、熊谷組関電工(10/31決算)、住友電設(10/30決算)、エクシオヒップ(利4.67%)、ライク(利3.93%)、リガク久世双日(10/30決算、利3.92%)、ソリトンRSテクテクマトリックス(10/31決算)、ニッポン高度紙(10/30決算)、DITオークネット

 

 

4000~6000番台

 

伊勢化学(10/31決算)、東京応化大阪有機化学大倉工業(10/30決算)、サイバーセキュリティTDCソフトデクセリアルズ日本特殊陶業大同特殊鋼(10/30決算)、日本製鋼所古河電工住友電工(10/31決算)、フジクラタクマ日特三井海洋開発コマツ(10/29決算)、日立建機(10/28決算、利3.53%)、クボタ三菱化工機(10/31決算)、三精テクノブラザー(利3.73%)、SUS寺崎かわでんMCJGSユアサアルバック鈴木(利3.93%)、マクセル(10/31決算)、日本航空電子(10/30決算)、横河堀場デンソー(10/31決算)、オプテックス

 

 

7000~9000番台

 

三井E&S川重IHIトヨタ愛三(10/30決算)、ダイトロン(利3.52%)、長野計器バルカー(△、利3.89%)、住友商事(10/31決算)、東京産業(利3.96%)、ARMハマキョウレックス(10/30決算)、上組(利3.92%)、いであミスミ(10/31決算)

 

 

 

今日は銘柄のみ。明日は休みます。

 

 

 買いチャート銘柄

 

  1. デイまたはスイング想定。
  2. ベースは順張り目線。
  3. 5日線を割れたら基本撤退。
  4. 太字はPBR1倍割れ銘柄。
  5. △は価格帯出来高の壁が直上にあるもの。
  6. マドは窓埋め期待

 

 

1000~3000番台

 

ホクリョウミライトワン日本アクア(利3.76%)、コムシス大成大林組鹿島西松(利4.12%)、熊谷組住友電設(10/30決算)、クラフティア中外炉ダイダンヒップ(利4.77%)、デジタルアーツライク(利3.95%)、キリンリガクJP双日(利3.99%)、マクニカ(10/27決算)、帝国繊維クリヤマセーレンTISシステムリサーチ(10/28決算)、SRA(利3.50%)、IBCランドコン(利3.78%)、カナミック

 

4000~6000番台

 

ITFOR(利3.94%)、クリーク&リバーBエンジeWeLL藤倉コンポジット日本特殊陶業大同特殊鋼(大陽線後、10/30決算)、JEH(△、利3.72%)、タクマ日特エスティック(10/29決算)、ソラスト(利4.27%)、オカダアイヨン(利3.62%)、コマツ(10/29決算)、クボタ椿本チエイン(10/31決算)、日機装ミネベアミツミかわでんセイコーエプソン(利3.66%)、日本トリム日本航空電子横河堀場ファナック

 

7000~9000番台

 

IHI川重(△)、ポピンズ島津長瀬産業ミズノセイコー住友商事三菱商事東京産業(利3.98%)、ハマキョウレックス(10/30決算)、住友倉庫PCA(利4.70%)、カナモトアイエックス・ナレッジマミーマート(RSI→84.3)

 

 振り返りと展望

 

 

 

  • 高市さんが念願の第104代総理大臣になりました。高市さんと言えば積極財政ですが、身を切る改革(緊縮・財政均衡寄りの政策)の並行とバランスの取れた内閣になりそう。前政権や前々政権とは違って政策通の総理誕生ということですから、実行力に期待したいところ。株式市場は50,000円を前に一旦調整していますが、政策が明るみに出ることでテーマ株が再び盛り上がりそうです。
  • どんなテーマが盛り上がるかについては、まずはなんと言っても防衛サイバーセキュリティ。28日の日米首脳会談を控え、遠からず盛り返すと思われます。また、社会インフラの整備の必要性の高まりと大阪副首都構想から国土強靭化関連、そして医療福祉関連に対する喫緊な対策が行われそうです。さらには、新首相会見においてアジア外交関係では、インド&ASEANを重視する姿勢が感じられました。先行してインドや東南アジア(特にインドネシアベトナム)に進出している企業には先行者メリットがあるかもしれません。加えて新首相は安倍さんのように技術や物・サービスを売るトップセールス外交もできる雰囲気あります。国際市場で優位な技術を有するグローバルニッチや、特許技術をたくさん持った企業なども注目に値しそうです。なお、テーマ株ブログといえばこちら。今だけでなく、過去にどんなテーマが盛り上がったのか参考にしてみると良さそうです。
  • セクター。本日の高市関連銘柄は大陰線になったものが多めでした。強かったセクターが一服した感じ。
  • チャート。日経平均は50,000円で一旦小休止しそうです。新首相の所信表明演説、さらには日銀金融政策決定会合とFOMCを控え、様子見モードになるか。個人的には直近冴えないグロース250指数や、アパレル関連(ファストリ以外の)あたりがどう動くか注目です。ZOZOパル&STユナイテッドアローズは5日線を上回る陽線が出ました。

 

 

 買いチャート銘柄

 

  1. デイまたはスイング想定。
  2. ベースは順張り目線。
  3. 5日線を割れたら基本撤退。
  4. 太字はPBR1倍割れ銘柄。
  5. △は価格帯出来高の壁が直上にあるもの。
  6. マドは窓埋め期待

1000~3000番台

 

大林組メンバーズヒップ(利4.86%)、BR31(10/23決算)、デジタルアーツリガクJP双日(利4.09%)、コメ兵味の素ニチレイクリヤマファインデックス(△)、ニッポン高度紙カナミック

 

 

4000~6000番台

 

東京応化エクサウィザーズカーリット東海ソフトITFOR(利3.96%)、綜研化学デクセリアルズunerryS&Jイボキン楽天銀行JEH(△、利3.82%)、三浦工業日特日立建機(10/28決算、利3.62%)、クボタオルガノ富士電機湖北要興業かわでんMCJ日本航空電子横河チノーファナック

 

7000~9000番台

 

三菱重工トヨタスズキ愛三(利3.62%)、HOYAリンテック長瀬産業(△)、住友商事三菱商事ユアサ商事(利3.65%)、佐賀銀エスリード(利3.74%)、遠州トラック住友倉庫NTT(△)、カプコン(△)、アイエックス・ナレッジコナミ

 

 振り返りと展望

 

 

  • 東京市場は全面上げ。テーマ株が非常に強い展開になりました。今後は日中首脳会談があり、防衛関連については買いが入りやすくなりそうです。これに加え、高市さん関連(原子力核融合)、大阪関連サイバーセキュリティ関連量子コンピュータ宇宙アベノミクス関連などにも注目です。日経先物の値動きからすると、日経平均株価は5万円に向かって突き進んでいます。
  • セクター。全面上げとなりました。ハイテク株は引き続き強め。アサヒに続き、アスクルに対するサイバー攻撃が発覚し、本日ほぼ全面上げとなったサイバーセキュリティ関連銘柄を含む情報通信、日銀審議員の利上げ発言による銀行や保険セクター、そして半導体関連が多い電気機器が上位になりました。
  • チャート。日経平均は最高値更新。出来高はさほど多くないことから、値嵩株や主力株が主に買われたように思います。基本的にはドンピシャ銘柄を買う戦略。一方、最近では首相が決定すると下がるパターンも散見され、その想定も必要です。5万円の節目が迫っており、そこからの値動きも気になるところ(個人投資家が利益確定の売りに走りそうなラインです)。また、日経VIは未だ高い水準の30超え。

 

 

 買いチャート銘柄

 

  1. デイまたはスイング想定。
  2. ベースは順張り目線。
  3. 5日線を割れたら基本撤退。
  4. 太字はPBR1倍割れ銘柄。
  5. △は価格帯出来高の壁が直上にあるもの。
  6. マドは窓埋め期待

 

 

1000~3000番台

 

ホクリョウ大成鹿島中外炉豆蔵リガクJPコメ兵キオクシアユカリア(△)、JT(利4.15%)、アルコニックス(利3.89%)、ソリトン日東紡績マクニカ(10/27決算)、技術承継帝国繊維クリヤマフィックスターズセック(△)、スーパーバッグ(利3.72%)、ザ・パック

 

4000~6000番台

 

ラサ工業伊勢化学網屋エクサウィザーズカーリットGSXサイバーセキュリティエフアンドエム綜研化学日本ビジネスシステムズ日本製鋼所住友電工フジクラしずおかFG(利3.51%)、ニッパツ三浦工業M&Aキャピタルツガミ日特豊和石川AIメカテックヤマシンフィルタ平田機工三菱化工機酉島(△)、オルガノ岡野バルブ日立富士電機安川(RSI→82.2)、シンフォニア要興業ダイヘンMCJNEC沖電気TDK日本トリムチノー日本電子材料キーエンス日本アビオニクスファナック

 

7000~9000番台

 

三菱重工トヨタ新明和長野計器東京計器前田工繊リンテック東京エレク三菱商事ユアサ商事(利3.65%)、神鋼商事(利4.53%)、理経佐賀銀エスリード(利3.74%)、住友倉庫ジャパニアス(利4.09%)、都競馬カナモトファストリSBG

 

 振り返りと展望

 

 

 

  • 日経平均とTOPIXは上に下にとよく動いたやりにくい相場でした。それに対し、グロース250指数はほぼ一貫して下落。週間騰落率としては日系平均が-1.1%、TOPIXが-0.9%、グロース250指数は-5.0%。
  • セクター。好決算が評価されたイオン、サイゼリアの奮闘で小売りがトップ。建設や倉庫運輸、水産農林と内需株が上位でした。下落率の上位は金融系が目立っていました。長期金利が低下し、銀行や保険が冴えず。
  • 今週の主な上昇銘柄。イオン(19.1%)、竹内製作所(14.1%)、サイゼリヤ(14.0%)、良品計画(12.3%)、古野(12.2%)、三井E&S(9.6%)、住友金属鉱山(8.6%)、クボタ(7.3%)、ルネサス(7.0%)など。
  • 主な下落銘柄。ラクトジャパン(-16.2%)、コスモス(-11.8%)、モノタロウ(-11.7%)、ベイカレント(-11.6%)、トランザクション(-11.2%)、JINS(-10.6%)、ローツェ(-10.4%)、SHIFT(-10.2%)、カーブス(-10.1%)、SWCC(-9.5%)、コシダカ(-9.4%)、東宝(-8.8%)、リクルート(-8.7%)、Jフロント(-8.5%)。直近はアミューズメント系は弱いですね…。特にゲーム
  • 週明けの経済指標カレンダー。金曜日の寄り前に国内CPIがあります。月末の日銀金融政策決定会合に影響する可能性も。また、米国のCPIも金曜日の引け後に。米国の金融政策に影響しそうです。落ち着きそうな日本の政局に対し、恐ろしいのは米国の政府機関閉鎖が長期化していること、米国地銀が大きな損失を出したこと。米国経済の動向は常に警戒しなければなりません。

 

 指数チャート

 

●日経平均週足チャート

●TOPIX週足チャート

●グロース250指数週足チャート

  • 日経平均はいわゆるはらみ線、TOPIXはコマ足、グロース250指数は大陰線となりました。日経平均とTOPIXは出来高が少なく、政局の様子見モードという雰囲気です。
  • 移動平均線を見る限り、日経平均は少し13週線と離れている印象は無きにしも非ず。半導体関連以外はあまり強くない状況ですので、これが壊れると怖いなーと。グロース250指数は52週線付近まできました。700円ラインの攻防になるでしょうか。日銀が利上げするか否かが運命の分かれ道に?

 

 買いチャート銘柄

 

  1. デイまたはスイング想定。
  2. ベースは順張り目線。
  3. 5日線を割れたら基本撤退。
  4. 太字はPBR1倍割れ銘柄。
  5. △は価格帯出来高の壁が直上にあるもの。
  6. マドは窓埋め期待

 

鹿島熊谷組ドライケミカルWolvesHandニチレイJT(利4.15%)、AGSスーパーバッグ(利3.79%)、GSX綜研化学住友金属鉱山ARE(利3.50%)、ツガミソラスト(利4.39%)、やまびこ野村マイクロ三菱化工機菊水三菱重工新明和イオンARM遠州トラック(△)、住友倉庫上組(利4.02%)、都競馬カナモト