DIY防音でも対策案の説明と施工説明をしています

DIY防音対策はどうやればいいのか?

 

私はDIY防音対策でも対策案を提案しそれを詳しく説明する必要があると思っています。

それはどんな目的で防音対策しようが、住まいの構造や状況が場所により違うからです。

だからそれに合わせた施工説明(作業説明)が必要になると考えています。

 

この考えは私自身が自分の手であらゆる住宅防音工事を長年やってきたことからきています。

 

市販の防音グッズや他のDIY専門店の商品は誰がやっても同じ方法で同じ構造ができるだけだけです。

 

その点、私が提案する防音対策は建物や状況を考慮した構造が作れるので、無駄も少なくなり効果もその分高く出るようになっています。(使っている防音材も特注品です)

 

DIYで防音をしようと考える人は、防音の知識がなかったりDIY作業の経験のない方がほとんどになります

私はそれを十分承知しているからこそ対策案を立ててその説明をし、実際に対策することが決まれば個々に専用の施工説明書(作業説明書)を作成しています。
 
対策案にはイラスト(図面)や写真を用いて初心者でも理解できるように努めて書類作成と説明を行い、納得してもらえれば(対策法が決まれば)見積もりを作成します。
見積もりが通って注文確定となると専用の施工説明を作成します。
対策案と施工説明を実際に見れば分かることですですが、防音設計をしているのと変わりありません。
 
本来、防音設計は防音工事の依頼をしたときに作成されるものですが、私はDIY防音対策で工事依頼とほとんど変わらぬ対応をしています。
そして設計をしてもらえばそれなりに料金がかかりますが、私の場合は無料でやっています。(対策案の書類作成と説明・お見積もり・ご注文確定後の施工説明書の作成は無料でやっています)
 
他所の業者に問い合わせ相談をして対応の違いを比べてみれば一目瞭然ですぐに理解できるとと思います。
DIY防音対策で私のような対応をしているところはほぼありません。
 
他所との対応の差は防音効果に直結する部分の多くを占めているので、長年の防音工事の経験も踏まえて当店(防音工房-shin-真)の強みになっています。
 
DIY防音対策と本物の防音工事の構造や効果の違いが十分に理解できているからこそ、私のような対応が必要になると思っています。
 
そこで大雑把ではありますが一人のお客さんを例に、私がどのような対応(説明)をしたか書いてみようと思います。
 
 

 

  賃貸マンションでアップライトピアノの防音対策をしたお客さん

昨年に依頼があった案件で先日商品を発送したので、現在お客さんが作業をしているところだと思います。

 

相談があった時に私は建物や近隣の状況について詳しく教えてもらい、それを参考にして対策案を作成し説明を行いました。

対策案はひとつではなく予算のことも考えて複数出しています。

 

使ったイラスト(図面)や写真は約15枚。

どの場所にどんな対策をするのか複数の防音仕様(予算別)に分けて説明しています。
 
この後にご不明な点など質問してもらい、それらに回答して防音対策することが決まりました。
 
 
注文が確定した後、商品の準備ができるまでに時間があるので、その間に使う道具や必要になる材料(ご自身で揃えるものについて)の説明をします。
その説明に使ったイラストと写真は約15枚。
全ての道具や材料は私のほうで揃えて送ることも可能ですが、私が用意してしまうと手数料がかかり実際の販売価格を超えてお客さんの負担が増えてしまうので、お客さんご自身で用意してもらっています。
ホームセンターで買えるものをそれより高い金額で買わせるのは無駄だし必要ありませんよね。(他所ではやってます)
 
 
注文の商品が用意できると今度は施工説明書(作業説明書)を作成して、商品が届く前に送ります。
施工説明に使ったイラストと写真は約60枚。
道具の使い方から材料のカットの仕方、なるべく効果を落とさないような設置方法など、かなり細く詳しく書いています。
説明書を見ても分からない場合や問題があった時にはその都度連絡をもらって対応しています。
対応もメールだけではなく電話でもできますし、動画に撮って送ったりリモート(ビデオ通話)でレクチャーすることもあります。
 
どんなお客さんでも毎回以上のような対応をしています。
作業の中でも一番時間がかかるのが対策案の作成・説明と施工説明書の作成です。
 
たまに分からない点についてメールで連絡をもらうこともありますが、すぐに解決するような内容ばかりでほとんどのお客さんが説明書を見ながら作業を完了しています。
以前にも書いていますが、お客さんは防音の知識がないDIY初心者の女性がほとんどです。(90%以上)
 
前回の木造ピアノ対策のお客さんの記事を見れば分かりますが、DIYが不安で家に来て施工してもらえないかと言っていた人でも作業が完了できるような説明になっています。
 
大雑把ですがここまでのことをDIY防音の商品を扱う業者ができることだと思いますか?
多分、おそらく、ほぼほぼ出来ないと思います。笑
 
私がここまで出来るのはホームページの更新以外の全業務を一人で行っているからです。
従業員を雇っていたらとてもじゃないけど出来ません。
それに私のような防音工事の経験をしたものがDIY専門店にはいないからです。
それらはどんな事をしているのか(やっている事、売っているもの)を見れば分かります。他店で失敗した人が私に相談しに来ることでも対策内容が分かるので明確です。(このブログ内にも記事があります)
 
私ところで対策する場合の1番の弱点と言えば、全ての業務を一人でやっているためお待たせする時間が他所の業者に比べて長い事です。
防音材も受注生産で在庫もほとんどおいていませんし、問い合わせ時期が重なるといっぺんに対応できなくなるためそれなりにお待たせしてしまいます。
その代わりと言っては何ですが、説明は詳しく嘘も言わず正直に対応しており、必要なことをして無駄なことをさせないのが防音工房-shin-真のDIY防音対策になります。
 
DIY防音対策は防音工事のような構造を作ることはできないので、手軽さより効果を優先して考える必要性が高いです。
 
そのため高額な防音工事を断念してDIY対策をするような場合は業者選びは最重要になってくるので、しっかりそしてゆっくり検討してもらえればと思っています。
 
ピアノ対策だけではなく、騒音対策でもどんな音でもしっかりとした対応をしますのでお気軽にご相談ください。
悩みの大きさや金額の大小で対応のしかたは変えずに全て平等に対応しています。
売りたいたいものをただ勧める業者とは次元が違いますよ。
 
 
▼ホームページ
 
▼前回の木造ピアノ対策の記事

 

 

 

▼お客さんの声

 

 

 

▼防音専門店で失敗した方

 

 

 

 

 

 

▼DIY防音で勘違いしてしまう点