みなさま こんにちは
かとうかよです。
最近、嫌われる勇気のドラマに対するブーイングが
あちこちで聞かれますネ。
あ〜残念。。。
私も、アドラーの講座をやっているので
あのドラマに対する意見を訊かれます。
とうとう、アドラー心理学会は、抗議文をフジテレビに送られたようです。
・・・で、私は、
ドラマについて、なんとこたえるか？
「それは私の課題ではありません！」香里奈風。
なんちゃってーーー笑
そんなことは言いませんよ。
アドラー心理学は、深い愛の勇気の心理学です。
ドラマの中のセリフ、
あれって、誤解を招きそうです。確かに。
きっとドラマの最後には、
アドラー心理学の大きなテーマである
共同体感覚（横のつながり）に触れてくれるはず・・・と信じています。
どうかなー。
ドラマの中では、ただ思ったまんまを口に出してますね。
私の講座でも、そんな自分本位の言い方が良いとは伝えません。
人は、共同体の中で生きていかなければ
１人では生きられません。
横のつながりが必要なのです。
それがアドラーの共同体感覚。
アドラーの深い定義です。
そして、もうひとつ。
アドラーを学んで私が一番感動的だったのは、
目的論です。
何かの失敗の時、
多くの人は
「なぜこうしちゃったんだろう」と考えますよね。
これ、必要な考え方だと思います。
でも、そればっかり言い続けても、過去は過去。
すんだことはもう戻らないのです。
それであれば、
どうすれば良いか？に時間をかけて考えた方が
良いと思いませんか？
何故そうなった？
よりも
これからどうすればいい？
このシンプルな目的論が有効なんです。
原因探しが無駄と言っているのではありません。
まずは、目的から考えてみるのです。
例えば
夕べ、子供の事で口論となり夫婦喧嘩をした
原因論だと
何故、夫は、いつもこんな言い方なんだろう？
何故、私ばかりが責められるのか？
何故、夫は、こんなに子供のためを思っている私を理解できないのか。
となって、過去の事を回想します。
だいたいいつもそうだ。前にもこんな事があった。
夫は、子供が可愛いくないのか？
夫は、女の気持ちがわからないんだ。
夫の母親はそういえば、冷たい人だ。
と、どんどんマイナス要素が出てきますね。
でも、
目的論だと
どうしたら、私の気持ちが伝わるんだろう？
どうしたら、この人と家族の会話ができるんだろう？
どうしたら、家族が幸せになれるんだろう？
と未来志向になります。
目的のために、原因を振り返るのは有りですよ。
原因を改善すれば、目的へ近づくわけなのですから。
ただ、原因の中には、改善できないどうしようもないものも多いのです。
原因論で人を追求していくと人格否定になる場合が多い。
その人やものを排除する以外に方法がなくなる場合もあるのです。
この世に必要ない人なんていないのです。
目的論で、
ラクに幸せに生きる心理学を学びませんか？
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