思考の癖を崩す方法② | 心理学*占星術*コーチング

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心理学をもとにした心理占星術を使って、ライフワークを引き出すコーチング

みなさま、こんにちは
心理セラピストのかとうかよです。


前回から、お話している思考の癖のお話。


前回のお話はこちら
前回のお話の一般化。


目の前の事象を
自分の過去の情報に分類するフィルター機能。


例)彼は、A型だから几帳面だ。

A型=几帳面というのは
仮説(想定)でしかないのです。

確かに仮説や想定は、生活には必要な機能なのだけれど、
いきすぎると妄想の世界になって危険。


思い込みの激しい人の頭のなかでは、
最初の仮説(想定)
かもしれない。だったのが

いつの間にか、絶対的な理由として
そうに違いない!と強く決定づけしまいます。



具体的な例でいうと、


私は、太っているから、彼に振られたんだ。
そうに違いない!
という具合にね。


これってどう思いますか?
本当の振られた理由は、どうでしょう?



太っているからかもしれないし、
他の理由もあるかもしれない。
(だいたい別れ話って理由がひとつな事はないですよね。)


彼は、他の人を好きになったのかもしれない。
彼は、未来の私には必要のない人かもしれない。



こんな風にいろんな角度から見ると
視界は変わるのです。



思い込みという思考の癖を崩す方法は、簡単!



自分がそのフィルター機能(一般化)をしそうになったときに、

そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない
これを何度もつぶやいてみてください。


重要なのは、
そうじゃないかもしれない
こちらです。



なぜなら、思い込みの強い人は、
そうじゃないという発想すらない場合が多いからです。



例えば、こんな風に。

①占い師から、自分の運気が悪いのは、先祖のたたりだと言われた。
 そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない
 →先祖と関係なく、ただ単に自分の調子が悪い時なだけかも。


②山田課長は、今朝私に挨拶してくれなかった。私は嫌われているからだ。
 そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない
 →ただ私がいるのに気付かなかったからかも。


③ウチの子供は、水泳教室は続かなかったし、体操教室も続かないだろう、
 そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない
 →水泳以外のスポーツは好きになるかも。


誰も未来の事は、予想(想定)しかできないのです。
過去と同じ事が起こるかもしれないし、
想定通りの事が起こるとは限らない。


そうかもしれないし、
そうじゃないかもしれない。


思い込みの強い人には、有効な考え方です。
可能性はゼロではないのです。
何事もバランスが大切。


是非、今日からやってみてくださいね!






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