インナーチャイルドのお話 | 心理学*占星術*コーチング

心理学*占星術*コーチング

心理学をもとにした心理占星術を使って、ライフワークを引き出すコーチング

みなさま、こんにちは
心理セラピストのかとうかよです。

昨日は、愛着のお話をしました。


その愛着の問題を抱える時期は幼少期。
6歳までの養育者との関係が主になると言われています。
そこに過去に傷ついた自分がいるのです。


インナーチャイルドとは、心が傷ついた幼少期の自分。


インナーチャイルドワークとは、
その傷ついた自分を迎えにいって「癒す」というワーク。



心理セッションの中で、過去にさかのぼって、
親と対峙することは多くあります。


幼少期の頃の親に対する怒り出しをしたり、
悲しみを存分に出して大泣きしたり。


でも、それは、
親を「悪者」にするために行うのではないのです。


セッションでの感情解放の目的は
「置き去りにした未完了の感情を完了させる」ために
再体現すること。


お世話になった親をこんな風に思うなんて・・・
今更振り返っても仕方がない。
そう言って、自分に落胆される方もいます。

大人の自分が、あの頃は親も大変だった、と理解するのは当然。
でも、子供時代の心は、傷ついたまま
未完了で止まっているのです。


なぜなら、当時のあなたは「子供」だからです。
大人ではなく子供の視線で親を見ているのだから。


その止まったままの幼少期の自分が、
大人の実社会の中で、似たような状況になったときに、
心の中で、ムクムクと大きくなって
周りの人に投影を起こし、
悲しんだり、腹が立ったりするのです。


だから、その子供の傷を癒す必要がある。

それがインナーチャイルドワークなのです。


心理ワークの中で、過去に傷ついた自分に
会いに行くためには、過去の自分に
共感できる自分がいくのが一番効果的なのです。

過去の自分の気持ちを一番良く理解できるのは、
現在の自分以外にいないのですよ。


悲しみを再体現するのは、本当に辛い事。
思い出さずにカラダからアプローチをする方法もありますよ。
ただ、時間がかかるとは思います。


最短距離で自己癒しをするのは、
やはり辛い過去に向き合うのが早いと思います。


カズ姐さんの講座生のみなさんも、
インナーチャイルドワークでは、
涙涙で悶絶しておられました。


でも、このインチャイワーク、
自分で継続すると見えてくる景色は変わってくるはずです。

私は自分で実感していますから。

私も思い出したくない過去はたくさんありました。


でも、今は、
それを超えたから今の自分があるし、
その出来事を受け入れ、
関係した人に感謝できるようになりました。
理不尽な事をされた親にでさえも。


そこにいくには、やはり辛い傷に向き合うのですよ~
カズ姐さんは、グイグイと掘っていきますよ。
でも、後はラクになれましたーの声が多いです。

私の個人セッションでも
やはりそこを掘って行く事をおすすめしています。

ただ、本人のご希望次第なので、無理には掘りません。
段階がありますので、本人が受け止められない時期は
その人に応じたセッションになります。


色彩心理でも、秋ぐらいにインナーチャイルドワークを
取り入れたワークショップを開催しようと思っています。


その前に、とりあえず、4月は、
春からの自分の新しい気持ちにフォーカスしています。


新芽の秩父の森でのワークショップ。
気持ちよいですよ。

それでは、また!