愛着と依存のお話

みなさん、こんにちは

心理セラピストのかとうかよです。

お天気が、良くなったり雨降ったり落ち着きませんね。

我が家では、猫の諭吉がお外で遊ぶ日が多くなりました。

 

 

先週末は、カズ姐さんのセラピューティック講座で

アシスタントとしてお仕事してきましたヨ。

今回のテーマは、「愛着」のお話。

それとインナーチャイルドワーク。

心理の世界では、「愛着」はとても重要です。


愛着とは、人と人との間に親密さやつながりを求め、
そこに安心を求める欲求の事です。
愛着形成は、人格の土台の部分の核となるプロセスです。

愛着形成は、生まれてから～１歳半までが重要期間。
赤ちゃんの時に形成されるのです。


人間てね、
愛情がないと生きていけないのをご存知ですか？

人間は、食べ物や飲み物を与えても、

抱っこなどのスキンシップがなかったり

目を見て話しかけたり他者からの愛情が

なければ、死に至るのだそうです。

ギャ、おそろし。

過去に外国で研究実験されたそう。

この本にはとても詳しく書かれています。

 

そして、人間の成長の段階で、
幼少期に大事な「依存」。

依存（甘え）をしっかり満足して完了していないと、

次の段階の「自立」へスムーズに行けないのです。

簡単にいうと、十分に甘えを経験せずに大人に
なってしまうと心理的な問題を引き起こしてしまいます。

心理的な問題とは、

他者への依存が止められない、

人を信用できないなどの人間関係への影響など。

パートナーに依存していませんか？

それとか家族である配偶者を信用できないとか？

あなたは、小さい頃、親に甘えられる環境でしたか？
 

私の親は、大変厳しかったのと、
抱っこが嫌いだったと聞いています。
 

「あんたはラクやったわ～
子供は抱っこなんかせんでもええねん」

これは母の持論。・・・なるほど、やっぱりね。

子供は、安定した養育者のいる元で育つと
正常な愛着形成ができます。
そしてその中で、思い切り甘えた経験がある子供は、

ある時期になるとスムーズに自立へ向かい、他者を

心から愛したり愛されたりの関係を築けます。

世間では、親は子供を愛するのは当然と聞きますが、

本当にそうでしょうか？

いえいえ、そんな親ばっかじゃありませんよね。

今じゃ、日本の虐待事情は深刻です。

でもね、子供は、

どんな親にでも、ピュアな愛情を送ります。

無条件です。 たとえ虐待されようとも。 なぜなら、子供は親の笑顔が一番大好きだからです。

では、親はどうでしょうか？

無条件の愛を与えていますか？

 

笑っている時は、可愛がるけれど

泣き始めたら、イライラしたり、

放ったらかしにしていませんか？

言う事を聞くときだけ、愛情を与えていませんか？

失敗して何かを壊したり、

他の子ができる事をできなかったり、

そんな時も、ありのままの我が子を愛する事ができますか？

兄弟や他人の子供と比べて責めたりしていませんか？

無条件の愛というのは、

できても、できなくても可愛いという事。

どんな子でも、その子の存在全てを受け入れるのが無条件の愛です。

無条件の愛を親から受け取った子供は、

心が安定し、他者との関係も良好に築けるのです。

しかし、条件付きの愛情しか受け取らなかった子供は、

成長して大人になっても、他者との関係性に問題を抱えてしまいます。

人に助けてと言えなかったり、

失敗を極度に恐れたり、

協調性が築けなかったり、

自分の意見が言えなかったり。

すべてが愛着形成の問題とはいえませんが、

かなりの影響があるのは事実です。

この本読んだら、真っ青になります。

ひぇ～～、そっかー、そういう事だったのか。

でもね、過去はもう戻ってきませんの。

そして、過去に傷ついた自分は、そのままで止まっているのですよ。

その傷ついたままの小さい頃の自分を
インナーチャイルドと呼びます。

明日は、そのインナーチャイルドについてはお話しますね。

 

色彩心理でも、秋ぐらいにインナーチャイルドワークを

取り入れたワークショップを開催しようと思っています。

その前に、
とりあえず４月なので、

春からの新しい気持ちにフォーカスしています。

新芽の秩父の森でのワークショップ。気持ちよいですよ。

昨日は、１人でアウトドア瞑想を堪能しました。

室内でのワークはこんな感じ～

是非、参加してみませんか？ 

色彩心理 ワークショップ

4月25日（土）  11:00～16:00 （終
電車でお越しの方は、
東武東上線「寄居駅」まで送迎します。
 

～４月のテーマ
　　心の再生＆スタートの４月

　　春に変化、スタートさせたい事　

　　新しい自分に生まれ変わる

お申し込みは>>> こちらまで