依存するのではなく、適度な関係を保つ② | 遊び心でじぶんビジネス!自然体でじぶんライフ!

遊び心でじぶんビジネス!自然体でじぶんライフ!

自然体で仕事も家庭も楽しむじぶんライフを応援します。

 
こんにちは。 心理セラピストのかとうかよです。

今日も引き続き
私の愛猫、諭吉のお話。 
 
昨日のお話は、>>こちら。
諭吉がこの家に来たときのお話は>>こちら。
 

 

 
 
諭吉は、私たちをデッキに残して山の中へ脱走。


↓↓諭吉が逃げたのは、この山奥

 

 

別荘地なので、ご近所さんが迷子猫を
見つけてくれるわけもなく、
そして数時間経過。
チーーーン。



 
私は、茫然としたまま何も手に着かず。
諭吉が我が家へ来てからの事を
いっぱい思い出していました。

 
このまま本当に帰ってこないのかも。
もしかしたら、諭吉がこの家へ来たのは、夢だったのかも?
そんな、いろんな妄想が頭をめぐる。

 
でも、家の中へ入ると、
諭吉のおもちゃやエサ皿などがある。


 
うんうん、やっぱりいたんだ。
ここに現実がある・・・
あーーーゆきちーー(涙)となってしまうわけで。
 
 
 
「なんで手でしっかり持ってなかったのよ!」と夫に心で叫ぶ。
オットには責任はないとわかりつつ。


心理を勉強する前の私なら
怒りをおさめられず
実際にオットをめっちゃ責めただろうな。


 
でも、これはオットのせいではないのは明らか。
これは事故。
彼には責任はない。



 
冷静に現実を受け止めればわかる。
ただ、ただね
悲しいのよ・・・ あーーーぁ”
 

 
オットはそんな落胆した私を見て
責任を感じ、裏山へ探しに行きました。
そしたら、私のスマホに夫からメッセージが・・・。

 
 
「諭吉見つけたよ。でも1人じゃ無理だから来て。」と

 
 
あわててオットのいる場所へ行くと
草いっぱい茂った
薮の中で、動けなくなっている諭吉を発見。
人間は近づけないイガイガした場所。


そこからの捕獲は大変だったけれど、


 
でもでも、・・・
無事に我が家へ戻ってきました。

 
 
それ以来、もう絶対に外に出さない!
という事を徹底しました。


玄関や窓の出入りには柵を取り付け、
常に注意を払い、絶対に絶対に出さないように。。。

 
 
禁止すればするほど
諭吉は外の世界に興味津々。
私がデッキにいると、窓辺で
激しくニャーニャー言うのです。
 

 
 
冬の間は、窓を開けないので、それでも良かったのよ。

でも、草花は芽吹き、春到来。
そして、開放的な夏はすぐにやってくる。

 
諭吉はといえば、
身体も大きくなり
走るスピードも以前なんか比べ物にならないくらい早い!
ヤツはもはや、猫じゃない。
チーターとかヒョウだ。
ロデムに見える時もある
 (あ、若い人にはわかならいかしら・・

 
簡単に抱っこするのは難しい。
あ~~こんなんじゃ、
脱走するのは時間の問題なのよ!

 

 
でも私、今年は今まで以上にゲストを迎え
ここでワークショップをたくさんやる予定。


そうすると、お客様いっぱい、
デッキの出入りは必須
どうしよう・・・

 
諭吉がスルリと出てしまう確率が多くなる。
またあの絶望感再来なのかしら。
 
 
来客中は、
諭吉を別の部屋に閉じ込めるべき?
デッキの窓に網とか柵をつけてもっとガードを固める?


いろいろ、諭吉が逃げないための案を考えた。
全ては、諭吉のために・・・。


でもどの案も、しっくりこない。
だって私たち夫婦の生活に制限をかけてしまう。
柵をつけると出入りに手間がかかるし、
景観も悪くなる。
来客中に上の部屋に閉じ込めると
諭吉に対する罪悪感もいっぱいになるハズ。


時間をかけて夫婦で話し合い、考えました。
どうしよーーとなってたとき、
オットが一言。


「でもさ、そこまでするのが必要かな?
もういっそ自由にしてしまう?
じゃないと自分たちの生活も不便になるよ」と


以外な一言だった。
マジですか?
 
 
諭吉は、私にとってかけがえのない存在。
でも確かに、一日中閉じ込めたりするのは、どうなんだろう?
自分たちも生活しづらくなるのはどうなんだろう?と。


諭吉は、猫だけど、お人形じゃない。
抱っこしてたら癒されるけど、
人間に癒されるためだけに
生まれたわけなじゃない。
自分の意思がある生き物なのだ。


可愛いがるときだけ手元において
そうじゃない時は邪魔者扱いしているかんじ。


わたしは、
どんなにやんちゃでも、
どんなにかまってちゃんでも
いたずら好きでも、
ただただ諭吉を好きなのよ。



 
だから最終的に出した結果は・・・。
諭吉を自由にするのが一番いいんじゃないか?
ということ。


 
でも・・・自由となれば
帰ってこないかも
外のネコ社会でいじめられるかも
迷子になっちゃうかも
心配したらきりがない。



でもね、
猫には帰巣本能がある。
猫を外と中で自由に飼っている人も多い。


 
だから
諭吉を信じて
諭吉への執着を手放す事にしました。

 

これって人間も同じじゃないですかね?



子供の成長に伴って、自我が確率していく。

周りの大人が、その子の力を信じて
手を出さずに見守る事。
そうすれば、経験という学習を重ね、
本人が生きていく力を自分で手に入れていく。



親の心配から、
親の見える範囲だけで
親の監視の元で生活させるのって無理な話。


子供を信じて自立させるほうが
お互いの距離を保って良い関係が築ける。




もちろん、諭吉は人間じゃなくネコ。
しかも飼い猫。
自然の中に逃げたら生きていけないかもしれない。


でも一年たってもう子猫じゃない。
こんなに大自然のお家に住んでるのだから
きっと、自由にした方が幸せかなぁ。


お腹が空いたら帰ってくるだろう。
一年前に、銀ちゃんのエサを目当てに
ウチにやってきたように(笑)

 


そして、とうとう
日曜日に、初めて窓を開けて
自由に外に出してみました。

 

 

 

 

銀ちゃんにちょっかいを出しながらも
恐る恐る歩いています。
びくびくしながらも、
興味津々でいろんなものを散策しています。
 

 

 
テレビの「初めてのおつかい」の親の気分。
 
 
結局、前に脱走した時のような
無鉄砲にピューっと飛び出す事もなく
デッキの上をウロウロするだけで、
外には出ず、しばらくしてお部屋へ戻ってきました。
 
 
もう大人なんですよね。
警戒心バリバリ。
自分のテリトリーを考えながら行動している様子。


放したら逃げて行く、と
勝手に思い込んでいたのは私たちの方。

 
 
今は、諭吉の行動を信じて、
諭吉に依存しなくても
もう私は大丈夫と気付きました。(笑)


インナーチャイルドワークでは
本当にお世話になりました。
おかげさまで、私はもう大丈夫。
自分で自分を癒す事ができます。


私は私、諭吉は諭吉。
これからは、あなたの生き方を尊重します(笑)

 
 
猫ちゃんごときで、大げさと思うかもしれませんが、
私は、諭吉脱走は、本当にドキドキしましたよ。


 
今日もしばらくデッキでお散歩しています。
諭吉と一緒に、私の心理探検は続きます。
 

 
諭吉、ホントにありがとう♡ 
ワークショップで
諭吉に会いにきてね(^^)/


※今回のネコを外に自由に放すという決断は、
放し飼いを推奨したいと書いたわけではありません。
去勢手術もしているし、ゲストの多い我が家での判断です。
違った環境だとまた違った考えになるのかもしれません。
ペットはかわいいけど飼い主が最後まで責任を持たないと
飼うべきではないですね。

 

 

 

 



 
アドラー心理学「勇気づけお茶会」
日時:4月9日(木)10~13時
   10~12時:勇気づけのお勉強会
   12~13時:心理のおしゃべりお茶会


テーマ:
  第1章  さまざまな見方・考え方の存在を意識する 
  第2章  聴き上手になる 


お申し込みはこちらから>>>
お問い合わせはこちらから>>