行きたくなるのは千曲川の噺 | 面白きコトも無き世を面白く…するのは自分の心意気
~千曲川~

『決戦劇』練習が開始。同時に私の週末は上田に通う日常がスタートします。

東京から上田へはバスで通いました。
10時に出発、上田着はだいたい13時半。
決戦劇の練習は18時からですんで結構時間的に余裕がありました。

・・・嘘です。余裕はありませんでした(;´д`)

何故なら、到着と同時に

10代目真田幸村公

と二人で自主稽古を行っていたからです。

私は元々稽古が好きではありません(笑)
舞台を演る時はいつも稽古が嫌で嫌で仕方ありませんでした(*´σー`)エヘヘ
ただ、私は知っていました。
稽古でやった事、やってきた事、積み重ねてきた事
しか
基本的に本番では出来ないと。

『やるときはやる』
『本番になったら本気出す』
と言うのは無いと思っています。
普段からやっていない事を大一番だけで発揮できる人は一部の天賦の才がある人以外はほぼ不可能でしょう。
つまり、
『やろうと決めたその時からやる。』
『本番まで本気でやる』
と言う地道で疲れてしんどい道を進む以外に方法はなく、何だかんだでそれが一番の近道なんだと思います。

これは芝居に限らずなんでもそうなんじゃないでしょうか。

今年の真田幸村公(以降10代目)はその決意が並々ならぬお方でした。
普段もお忙しいと思いますが、毎週土曜日は短い休憩を挟みながらも14時~21時までほぼぶっ通しで稽古していました。

もうね、一般の方が参加する素人劇の稽古の稽古量じゃなかったですね(笑)

でも、何となくやってるつもりになれる程度の稽古ならやる必要もないと思うし、実際やらなかったと思います。
何故なら私は稽古が大嫌いだからです(笑)

10代目とは旧知の仲でした。
その10代目から感じた『決戦劇』への熱意、決意は今までとは全く違うものでした。

私が今回の決戦劇に、大した稼ぎもないのに、毎週上田に通う許可をたまきさんに得て参加した理由の一つです。

そして私は上田の観光を全くせず稽古に邁進すると言う自分でも珍しいくらい稽古に打ち込む日々に突入していくのでした。

そんなバタバタな上田滞在時間にも私は隙間の時間で花見なんかしてました。

千曲川と別所線の鉄橋の赤、そして気持ちいいくらいの晴天☀
一息入れたりする時、自然と千曲川に足が向きます。
そのくらい上田によく行ってたってことですね( ̄▽ ̄;)


駅中の千曲そばをかっこんだら
さぁ稽古にいくか!
と稽古を嫌がる自分の背中を自分で押しつつ(笑)、本番までの地道で地味な戦い(稽古)を続けるのでした。

次回に続く♪