落ち武者くんはモノノフの噺 おさらい | 面白きコトも無き世を面白く…するのは自分の心意気
~岩出山~

年をまたいでしまいましたが、やっとこさ

落ち武者くん(通称オッチ)殿

のモノノフ噺を再開致します。

いやぁ大分間空いちゃいましたがすんません。
再開を前に1度おさらいです。

戦国時代、東北もまた数々の有力な国衆がひしめき合う群雄割拠の土地でした。

室町時代から東北を治める奥州探題であった大崎家の家臣であったとあるお方がオッチ殿が魂を受け継いだモノノフです。

名門であった大崎氏もまた戦国と言う嵐の中で大きく形を変えざるを得ませんでした。

近隣の国衆達との小競り合いや頻発する内乱のため本来は従えていた立場の伊達家に従属する形をとらなくては存続が危ぶまれるほど弱体化していた大崎家。

一度は伊達家との戦で勝利するもその代償は大きく再び伊達家に従属することになります。

以前ご紹介したのはこの辺りまでです。

思い出して頂けたでしょうか(笑)?

しかし大崎家が、その渦中にいた人々が乗り合わせた船は未だ戦国の嵐の中にあります。

時代は戦国の世に一つの答えが出ようとしていた頃。
いよいよ東北にその圧倒的な力が、東北の覇を争う全ての大名、国衆を丸ごとねじ伏せる事が出来る圧倒的な力が到来します。

小田原の一つの名門が戦国の世から消えようとしていました。
それは同時にその後、その『小田原征伐』と言う出来事に参戦、参陣することの出来なかった、しなかった東北の国衆達、その一つであった大崎家にも例外なく制裁が襲いかかる事に繋がるのです。

時代が出した答えの名は
豊臣秀吉

大崎家に襲いかかる次なる苦難は
奥州仕置き


何度も立ち上がり、落ち武者となっても己の道を歩んだモノノフの話がいよいよ始まります。

次回につづく♪