郷土を喰らう金曜日の噺 | 面白きコトも無き世を面白く…するのは自分の心意気
~とうじそば~

松本をうろうろ観光したあと腹が減った私が食べたのはこの地域の郷土料理だった。

松本をうろうろした噺は次回にするとして今回はいつもの如く金曜日の食い物の噺にしようと思う(笑)


かつてあまりお米が取れない寒村で、お客様がいらっしゃった時のもてなしの料理だったのがこの

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とうじそば

と言う料理だったのだそうだ。

鍋に山で取れたキノコや山菜、鳥肉などを入れて出汁をてり、そこに米の代用食であった茹でた蕎麦を『投じて』しゃぶしゃぶのように温めて食べる料理。

その郷土料理を洗練させたのが現在のとうじそばなのだと言う。

鍋には具だくさんの温かい出汁

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そこにこの蕎麦を

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こうして

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こう

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野沢菜付のおにぎりを追加して大満足な昼食♪

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汁を一滴残らず飲み干して完食(^人^)

郷土の旨さ、そして先人の残した知恵に感謝♪

皆様、温かい食べ物で身体を元気にして今週末も楽しくお過ごし下さい( ̄▽ ̄)b