日本を自壊させる「日本計画」① | 子や孫世代の幸せを願って

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日本を自壊させる「日本計画」①

 

 

これまで戦後がどのような状況下で作られたのかを見るために、占領者米国の事情や観点から大東亜戦争の意味を探ってきました。

 

そこにあったのは米国の「西進侵略思想(強欲)」であり「人種差別」でした。あの独国ナチスの「東方生存圏」思想に基づく身勝手な領土拡張や極端な民族主義(ドイツ人至上主義)となんら変わらないものです。

 

米国は西進し、征服する。それが神によって定められた使命(マニフェストデスティニー)。中国侵略には列強に後れを取った。しかし欧州白人国への遅れは我慢できても、生意気な有色人種、日本人が好き勝手に振舞うことは我慢できない。やつらは文明人ではなく未開人、いや黄色い猿だろ。文明とは何たるものか、白人に逆らうことがどういうことか、厳しく教えてやる必要がある。

 

時の大統領フランクリン・ルーズベルトは、仲間の英国とシンパである共産主義ソ連を独国の侵略から救済し、中国での権益獲得と日本人退治を始めようとします。他国の戦争に介入しないという約束を信じた米国民を騙し、米国になんら敵対心が無くむしろ和平を望む日本を追い込み、無理やり手を上げさせ、日米戦争を始め、また欧州大戦に参戦しました

 

そのF.ルーズベルトは日本の敗戦を見る直前に死去します。彼の後を継いだ前任と変わらぬ差別主義者トルーマンは、日本に勝利するのに不必要だった原爆を、人体実験と戦後覇権を目的に、大勢の一般住民を目掛けて使用しました。老人、女子供まで殺そうが心が痛みません。彼にとっては人ですらなかったのです。

 

事程左様に米国は、アメリカインディアンにそうしたように日本民族を根絶やしにしたかったのだと思います。なにしろ彼らの理解は「日本人は野蛮な黄色い猿」でしかないのですから。原爆を18個落とそうとしたのはそういうことです。

しかしソ連の早期参戦により日本がすぐさま降伏し、それはできなくなりました。そこで開戦当初よりすでに米国の軍事的勝利を見越して策定していた対日心理戦略「日本計画」(日本自壊計画)を、本格的に動かすことになったのです。

 

セオドア・ルーズベルトが対日戦争計画「オレンジ計画」を作ったように(実際その通りに日米戦争が進められた)、彼の親戚フランクリン・ルーズベルトは、対日心理戦略「日本計画」を作り、これが占領政策の背骨となりました。

 

この「日本計画」の狙いは、「心理戦略(洗脳)」により、日本人自ら自国を解体破壊するように仕向け、結果的に二度と米国や白人に逆らわないようにさせることでした。つまりは武力に依らず「洗脳」による日本衰亡計画だったのです。

 

 

次回以降は「日本計画」をもう少し詳しく述べてみたいと思います。