エセ左翼の跋扈(2) | 子や孫世代の幸せを願って

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エセ左翼の跋扈(2)

 

 

左翼を標榜する政党が行う国会での議論を見ると、経済の長期低迷、格差拡大や貧困、あるいは国の安全が脅かされている問題などにはほとんど時間を割きません

 

例えば消費税廃止や減税などを公約として散々唱えていたのに、実際には法案を出さないか、出しても国会会期ぎりぎりの法案提出止まりです。騙したと言われないためのアリバイ作りなのでしょう。もともとその気はなかったのです。国民を欺き、裏切っているのです。そして馬鹿みたいにやっていることは醜聞追求ばかり。そんなものは他所でやれと言いたくなってきます。

 

審議拒否や議事妨害、サボタージュなど国会を空転させる行為に至っては、明らかな政党、政治家としての責任放棄、国民への侮辱行為であり、事実上の利敵行為、亡国工作だと言っても過言ではないと思われます。

 

自身をインテリ、社会の木鐸と自負しているマスコミも、日本の政治、経済、財政、外交、安全保障などに係る重要課題をまじめに扱う気がほとんどありません。

 

彼らが日夜注力しているのは、保守派の政治家や政党への攻撃、反日政治家の擁護ですし、無意味な緊縮財政で国民を苦しめる財務省のお先棒を担ぐことです。また、特定アジアに阿り、日本を一方的に貶め、日本人の民度や知能を引き下げる記事や番組をせっせと垂れ流すことです。

反日・用日勢力の走狗となり、偏向、捏造、歪曲なんのそので、彼らを利する宣伝・煽動・分断・愚民化工作に嬉々として勤しんでいるようです。これではただの「反社」でしょう。

 

一般に左翼、左派と呼ばれている連中のやっていることは、

「人権、自由、平等」を人質に取った歪んだ性根の「反日」(正当な根拠なく日本人や日本を貶める行為)

② 「思想詐欺」(左翼賛同者を騙し、私腹を肥やす)

③ 「国家転覆、国民分断を狙った共産党や敵国の工作活動」です。

 

私の理解からは、日本においてマスコミも含め左翼と呼ばれている人の大半は、前回お話ししたような本来の左翼ではなく、「エセ左翼」と言うことになります。

「暴力革命」という手段を目的化し、米国では連邦法で禁止され、日本では「破壊活動防止法」の対象となっている共産党は、これこそただの反社であり、私にとってはこれもエセ左翼です。

 

一方右翼側の問題は、エセまで含めて「左翼」で括ってしまうところです。

エセ左翼は、下劣な「反日」「詐欺師」「反社」「工作員」として切り離し、左翼呼ばわりするべきではありません

本来の左翼思想による社会の課題の指摘とその解決策は、より有意義な取組みや結論を導き出す上で大いに参考になるはずです。内容次第では時代を動かす力となりえます。なんでも左翼として切り捨てる愚は犯さないようにすべきでしょう。

 

いずれにしてもエセ左翼は、事実上の反社ですから日本社会から排除する必要があります。

その為にも「スパイ防止法」の制定は必須です。またマスコミの「捏造」「虚偽」には業務禁止命令、免許取消しといったレベルの規制は必要でしょう。過失による「誤報」であっても、その社会的影響の大きさから行政処分は免れず、誤報の詳細について即日1面全面掲載ぐらいのことはやらせるべきです。現状では、誤報も、訂正も、それについての謝罪もはっきりわかりません。他人はとことん追い込むくせに、自身はダンマリ。こんな連中にジャーナリズムを語る資格はありません。

 

わたしは、論壇でも政治の場でも本来の左翼思想の方が登場し、右翼思想の方と意義ある議論を活発に行える世の中になって欲しいと思っています。

 

単なる批判に止まらず解決策を示し、国会など公の場でしっかり議論し、世論を形成し、より建設的な結論に導く政治を行っていく、そしてマスコミは、常に日本の重要課題を取り上げ、左右いずれにも偏らず、正確でわかりやすい報道に務め、健全な世論形成に貢献していく、そのように願っています。

 

国民は国民で広く世情や国政への関心を高め、積極的に世論形成に関わり、意思表示の機会たる選挙を疎かにしないようにしなければなりません。なんだかんだ言ってもここが抜ければ無意味なのですから。