初午、いなりずし、ササニシキ | こざるきっちん

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大事にしているのは‘おいしくたべて たのしくすごす’こと。「旬」「日々のごはん」「東北の魅力」に触れながら、食の色々を綴ります。

 

暦の上では、今年の2月12日は「初午(はつうま)」

 

稲荷神社に油揚げやいなりずしをお供えして、その年の五穀豊穣や商売繁盛、無病息災などを祈願する日で、最近ではこの日に合わせてスーパーのチラシなどで、いなりずしを見かけるようになってきました。

 

お米に関わる一人として、うちでもいなりずし。

 

油揚げを油抜きし、半分にカット、袋状にしてから醤油や砂糖などで煮てスタンバイ。

すし酢は使わず、みじん切りにしたしょうがの甘酢漬けと、その漬け汁を炊きたてごはんに混ぜて酢飯に。

甘酢漬けの汁を使うと手軽に準備出来るし、しらすと白ごまも一緒に合わせておいしさ倍増。

しっかり絞った油揚げにごはんをつめ、丁寧に包んでできあがり。

 

今回使ったお米は「ササニシキ」

すっきりとしたおいしさで、粒立ちよく、粘りが強すぎないから、油揚げの中に詰めていても、一粒一粒が美味。

昔から寿司職人さんはササニシキ贔屓が多いというのも納得です。

 

全国のお米がすくすく育って、実り多き年になりますように。