キクラゲと卵のあんかけそば | こざるきっちん

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大事にしているのは‘おいしくたべて たのしくすごす’こと。「旬」「日々のごはん」「東北の魅力」に触れながら、食の色々を綴ります。

 

不覚にも鼻風邪をひいてしまいました。

十分に気をつけて、昨日寝る前まではなんともなかったのに、鼻がグズって目が覚めた。

しっかり布団にくるまっていても、顔は外に出ているから、無防備なんだということに今さら気付き、我ながらなるほどなとヘンに納得。

 

遅めのお昼はお腹の中からあっためて、早く風邪を追い出そうと、温かいおそば。

普通通りにつゆを準備して、最後に水溶き片栗粉を回し入れ、とろみをつける。

とろみがついていると、より一層あったまるから。

 

 
山形庄内で友達がとてもおいしいキクラゲを作っていて、秋に分けてもらったものを茹でて小分けして冷凍保存。
大事に取り出していただいています。
乾燥キクラゲとは全然違うぷりっぷりの食感がたまらない。
 
このキクラゲがある時は、千切りしたキクラゲ、薄切りした椎茸をつゆで煮てからとろみをつけ、再加熱して細切りねぎを放ち、再沸騰したら溶き卵を流し入れる。
軽くいい具合に沸騰した状態で卵を注ぐと、ふわっふわのかきたまになります。
七味をかけるとまた旨い。
 
そばのツルツル、キクラゲのコリコリ、ねぎのしゃきしゃき、卵のふわふわ、いろんな味と食感が重なり合って、とろみがより一層出汁の旨みを味わわせてくれて、すっごくおいしく温まります。