先日、第53回中国・四国地区 高等学校PTA連合大会
広島大会があり、参加することができました。
PTAの取り組みの発表からは、たくさん学ぶ点があり
とても参考になり有意義な一日でした。
高校生による発表では、広島県立湯来南高等学校 和太鼓部
による東日本の被災地へエールを送る「はね娘踊り」は
遠く離れた二階席からも 生徒たちの熱意が伝わってきました。
また、広島県立海田高等学校 空手道部は女子部員が多いのだが
その集中力と迫力のこもった演技は見る者を吸い込むようでした。
もう1校、広島県立吉田高等学校 神楽部の発表がありましたが
ゆっくりとした動きとすさまじく回転する動きに会場からは拍手喝采。
そしてなによりも横笛が最初から最後まで乱れることなく
淡々と、しかも情景が浮かんできそうな響きは素晴らしかった。
(見とれてしまい写真を撮りそこねました…)
講演 「親と子の信頼でつなぐ命の絆」
~心の声が聞こえますか~
臨床心理士であり、スクールカウンセラーの樋口啓子氏の講演は
私に、勇気と、これまでの子育てに勇気のエールを送っていただく
と同時に、大きな自信を与えていただきました。
「傾聴」は命を救う!
「人間の悩みは、簡単には解決しない、同じ悩みを繰り返し悩んでいる、
だから、何回か話をしていると、どちらかの方向に傾いていく。
あきらめず、迷っている感情に一緒に悩んでいくことが大切です」と。
そのためにも大切なのが「傾聴」なのだと、樋口氏は語られ、
傾聴の技法には5つあり、これを実行することはアートであり
声を聞く努力をすること=「傾聴」は命を救う!と、
これまでのカウンセラーの体験を交えながら語られました。
傾聴の技法
①あいづち=あ行、は行 が打ちやすい(日本で1番多いのは「はい」)
②くりかえし(リピート)=単なるオウム返しに言うのではない
③支持(サポート)=わかるよ
④質問をする=開かれた質問は、より深まっていく
⑤明確化=気持ちを、考えをはっきりと
この五つを心で感じながら傾聴していく
人間は、みんな聞いてもらいたい
自分を律する力
講演のなかで、私が最も
「そうなんだ!その考えで良かったんだ!」と納得したのは
最近、私が強く感じていた点と合致した事柄でした。
それは、
「子どもが自分を律する力が養われているかどうかを知るには、
どんなことだと思いますか?」との問いかけで始まりました。
会場からは「あいさつができること」「感謝ができること」等々の声が…
私は心の中で
「いつもは、朝、すっと起きないけど、どうしても起きなくてはいけないとき
自分で起きているから、それでいいんじゃないかな…」
と、つぶやいていたら、
樋口氏の口から「起きたいときに自分で起きれること」と!
一瞬、「えっつ、本当に?」と耳を疑ってしまいました。
その理由は、そこには自分で決めて行動する力が育っている、
とのことでした。
そして、大人は葛藤できる力があるから、それをすぐに行動でき
子どもには、その点がまだ発達段階だそうです。
最近、私が感じていた(悩んでいた)ことだっただけに
胸から、すーっと、何かがとれたようでした。
もっと素直に子どもを認めてあげることが大切なんだ、と実感しました。
そして、たくさんを求めなくてもいい、
今だって、十分なのかもしれない?と思いました。
もっと親が子離れし、子どもが親から離れていく親子関係を築くことが
大切なのかもしれない…。
親子関係は、もっと、もっと深いところで繋がっていると信じて!
子どものどんな行動も意味があるのだ、と捉え、
どう対応できるかが親としての楽しみと思える境涯になりたいものです。
また、樋口氏は、
「簡単に解決するのでなく、どう支え、どう解決していくかが大切」
と、離されていました。
そして、最後に
「まだ、高校生は、やり直しができる時です!」と
強調されていました。
講演後、直接、お話をする機会があり、
厳しい現状と、これまでの育児を伝えると
「大丈夫です、いい子育てしておられます。頑張られましたね、
よく1人で四人を育てられましたね、
これからも大いに悩み、楽しんでください」と傾聴していただきました。
境涯を一段、高め
子どもたちの成長をみつめながら
私も一緒に人生の山を越えていこうと思います。
お土産、ありがとう!
大会に参加して、お土産が入っていました。
私がいただいたのは、広島県立広島北特別支援学校の
生徒が制作した心温まる
「さをりコースター」と「箸置き・マスコット陶芸」でした。
さっそく使わせていただきました。優しい気持ちになれます。
ありがとうございます。
お土産にもらった、コースターと箸置き