感謝の証 | 剣道 稽古日記 ~終わりのない道~

剣道 稽古日記 ~終わりのない道~

剣道、稽古の日記です。
教え子や後輩に対するアドバイスなど
たまに違うかも!?

※あくまでも個人的な考え、意見です。

私は、小学校から剣道を始めて、

現在までに多くの先生に出会いました。


どの先生も、

見返りを求めていませんでした。


特に、中学、高校時代の先生は、

剣道だけではなく、

色々な面で面倒をみてくれましたが、

見返りを求められるようなことは、

一切、ありませんでした。


親が子どもの面倒をみたり、

何かしてあげるのと同じように、

当たり前のように剣道を教えてくれて、

当たり前のように面倒をみてくれました。


私は先生方に感謝しています。

特に、中学、高校時代の先生のことは、

ずっと忘れず感謝し続けています。


今の私があるのは、

先生方のおかげだと思っています。


先生方の生き様が私の手本となり、

私の考え方の基礎になっています。


自分にできることであれば、

誰かに何かをしてあげるのは当たり前のこと。

逆に、相手になにかしてもらったら、

それをしてもらった側は

感謝する気持ちを忘れないように。


それが逆になると、

なんで自分がそんなことせなアカンねんとか、

他の人は何もやってくれへん

という気持ちになってしまい、

お互いにとって、

良くない関係になってしまいます。


最近、私の地元道場に、

他所の先生が稽古に来てくれて、

私の稽古相手をしてくれるだけではなく、

子ども達の指導や、面倒を見てくれることが、

ちょくちょくあります。


その先生方は、

何も感謝されようと思って

うちの道場に来てる訳ではないと思います。

ただ単に、稽古相手を求めて、

うちの道場に来ているだけかも知れません。


しかし、私達は来て頂けることに

感謝しないといけないと思います。


感謝の証は、何かお返しをするとか、

何かプレゼントしないといけないとか、

そういう事ではありません。


感謝する気持ちがあれば、

言葉遣いや、態度、行動に

その気持ちが出てきます。


そして、それは相手の方にも伝わります。


それが感謝の証になります。


剣道とは、

打った打たれただけではなく、

そういう事も含めた全てが

剣道だと私は思っています。


少なくとも、

私が先生方に教えてもらった剣道とは

そういうものです。