勝ちと負けは紙一重 | でこぼこな私をおもしろがってみる

でこぼこな私をおもしろがってみる

子供のときにSJSという難病にかかり、後遺症で視覚障害があります。
どんな自分もまるっと受け止めながら、おもしろがりながら笑って生きたい。そう願いながら綴っています 。

こんばんは。




まりこです。




5月の1日と2日に

バレーボールの試合が

テレビで放送されていました。




オリンピックの本番を想定した

強化試合だったようです。




バレーボール観戦が好きなんですラブ




唯一

スポーツ観戦するのがバレーボール。




家族が

バレーボールが好きで見ていた影響だと思います。




日本代表

中田ジャパン(女子)

中垣内ジャパン(男子)

どちらの試合も

久しぶりに見ることができて嬉しかったなぁチュー




それもそのはず

国際試合は

1年7ヶ月ぶりだったんですよね。




1年7ヶ月前も

もちろん見ていました。




このとき

私はひとり暮らしを始めたばかりだったので

とても印象に残っています。




ひとり暮らしが想像以上に寂しくて

これからやっていけるんやろうかと思っていたときに

ワールドカップバレーボールが始まったんです。




ワールドカップとなると

試合期間が

女子と男子

合わせて1ヶ月くらいあるので

その1ヶ月

私は好きなバレーに支えられました。




コロナの影響からか

それ以来

バレーをテレビで見ることはなかったので

寂しいなと思っていたんですけど

久しぶりに見られるということで

数日前からもうソワソワ。笑




今回は

2日間という

あまりにも短い試合期間だったので

私にとってはもの足りなさがあったけど

この時期に試合が見られるのは

ものすごくラッキーなことだと思うので

ビールを飲みながら

テレビにペターッと張りついて

思いっきり楽しみましたウインク




やっとバレーが見られて嬉しかったのか

きみがよを聴いていたら泣けてきた。笑




あと今回は

無観客試合だったので

リモートで応援するファンの様子が映っているのを見て

じんわり温かい気持ちにもなった。




選手の人たちにとって

生の歓声がないのは寂しいことかもしれないけど

新しいかたちの応援として

とても励みになるんやろうなと思いました。




私は

視覚障害があって

ボールの動きがわかりにくいので

歓声の大きさで

勝ったか負けたかを確認することがあります。




あと

解説者のコメントもかなり集中して聴いています。




だから今回

無観客だったことで

わかりにくい部分もあったけど

まぁそれはそれとして

いままでどおり楽しみましたおねがい



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



今回の対戦相手は

女子も男子も中国でした。




初日の女子は負けてしまったけど

なんといっても

中国女子は世界ランク1位やからね。




負けたのは残念だったけど

そんな強い相手との試合が見られて

とても見応えがあったし

解説者の川合俊一さんが




「強化試合で

一番強い相手と戦えたのは

すごく力になる。

だって

これ以上の上はいないということだから。」




と言っていて

ほんまにそうやなぁと思いました。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



最終日の男子は

セットカウント3−1で勝ちましたニヤリ




女子の試合ももちろん好きだけど

男子の試合は

とにかく迫力があってしびれます。




ボールを打つ音がすごいびっくり




今回も

サーブポイントとかブロックポイントで

何度雄叫びをあげたり

飛び跳ねたりしたことか。(近所迷惑)




女子と比べて

男子はパワーが強いので

ミスにつながることも多いけど

解説者のコメントを聴いていると

実はそれが

緻密に計算された

レベルの高いプレイだったりするんよね。




勝ちに行ってるからこそのミスだったりする。




素人から見たらただのミスでも

その計算されたプレイが

つぎの1点につながることもある。




なんでミスすんねんと

怒る人がいる。




表面だけを見て

なんででけへんねんと

文句を言う人がいる。




もちろん

1つのミスが

目の前の試合に勝てるかどうか

オリンピックに出られるかどうか

メダルがもらえるかどうか

明暗を分ける場合もある。




でも

計算し尽くされた1つのプレイは

ポイントを獲る可能性も失う可能性も同じだけ詰まっているから

目に見える表面的な結果だけではわからないことが

たくさんあるんだなと

解説を聴いていて思う。




勝ちと負けは紙一重。




どっちに転ぶかなんて

だれにもわからない。




それがわかったら

選手の人は苦労しないし

全員金メダルやんね。




そんなの

見ててもぜんぜんおもしろくないよね。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



とは言っても

やっぱり

勝ったらめちゃくちゃ嬉しいし

負けたらめちゃくちゃ悲しい。




負けたときは

相手のチームにたいして

クソームキーと思うし

悔しすぎて眠れなかったこともある。




でも今回

いつもと違っていたのは

やっぱり

コロナ禍であるということ。




久しぶりに試合を見ながら

選手の人たち

ほんとうに大変やろうなと思ったんです。




ただでさえ

計り知れないプレッシャーのなかで

高いモチベーションを保たないといけないのに

それに加えてコロナのことがあって

しかも

オリンピック自体

開催されるかどうかわからない。




そしてそれは

もちろん

中国の選手の人たちも同じで

とくに今回

日本に来るにあたって

一定の隔離期間とかもあったと思うんです。




そんな状況で

これまでと同じ試合をするって

きっと

並大抵のことではないんやろうなと思ったんです。




そう考えると

なんだか

日本も中国も

どちらも応援したい気持ちになって

いつもより

心穏やかに見ている自分もいたなぁ。




日本が勝ってほしいという気持ちが

もちろん一番大きかったけど

試合を見られることが

なにより嬉しいと感じた2日間でした照れ




オリンピック

開催されるかはまだわからないけど

おそらく人生で一生に一度であろう

日本でのオリンピックで

バレーボールの試合が見られるのを

楽しみに過ごそうと思います。




最後まで読んでくれてありがとう♡♡




おわり