今回は塗装
木製パーツは2本の Wooden Skid(エンジン架台)とイグニッションボックス。
Skid は独特のゴマ模様なのでブナ材だろう。
ボックスはオルゴールか何かの汎用の白木の箱。
このままでは色気が無いのでホームセンターで水性ステインなるものを初めて買って着色した。
Uコンで木製部品の塗装の経験はあっても、ステインは初めて。
これは塗料ではなく染料と言って良いだろう。
素地磨きをしてステインを塗り、この後は2液性クリアウレタンを塗った。
東邦化研のエンジンウレタンやエアロカラーが便利だったが、現在では販売終了。
Uコン・ラジコン共に、塗り完マニアの減少により仕方がないね。
代替えに実車用の小分けを使用した。
いくら丹念に素地磨きをしても木目の細かい凹みは出てくるもの。
そこには、硬化が進み粘度が高くなったウレタンを楊枝の先で点付けで盛って対応した。
吹いては水研ぎを何度か繰り返し、最後はコンパウンドでビカビカに磨いた。
飛行機と違い、重量を気にする必要がないのはホントに楽。
金属パーツは脱脂後、ミッチャクロンを塗ってウレタンのサーフェーサーを吹き付け、
着色は落ち着きのあるダークグリーン。
ラッカーなどより2液性ウレタン塗料は金属への食いつきは比較的に良いが、
ミッチャクロンを吹いておくと格段に向上する。
鋳鉄のエンジンベースは消しきれない凹みがあったのでポリパテで修正しておいた。
実は最初、ミッチャクロンの後に直接ダークグリーンを吹いたのだが、
色のノリが悪いことが判明。
クリアーグリーンみたいで何度吹いても色が付かない。
硬化前に慌ててシンナーで全て拭き取った。
グリーン系の色は隠蔽力が強いと思っていたが大間違いだったようだ。
ライトグレーのプラサプのお蔭で上塗りの発色もバッチリ!
続く。