スパッツの製作から生地完成
Junoのスパッツは脚柱一体のタイプ。
懸念事項②に挙げたとおりでこの手のタイプは作ったことが無いし、
何よりもすぐに壊れそう。
バルサから作るが肉厚が厚かろうと薄かろうと、壊れる時は壊れるだろう。
ならば内側は大きく削り、外側に強度を持たせるようにしよう。
これも応力外皮構造(モノコック)の一つかな。
ピアノ線は1/8"(3.2mm)のK&SのMusic Wire。
アメリカK&Sの品質は秀逸で国産の模型用なんぞは使えません。
タイヤは加藤無線の超軽量ホイール。
まずは最小限に削って、その後は3mmを目安に肉抜き。
MKも廃業して久しいですね。
この状態まで削ると、手に持った感じはモナカみたい。
内側にクリアウレタンを塗っておいた。
エポキシでピアノ線を要所要所接着して左右も接合。
その後はマイクログラスをウレタンで貼り、
左右の合わせ目はラップさせて強度と硬度を確保。
カウルは本家の形はBMWのフロントグリルみたいな縦長の2つ穴。
あまり好みではないので、ここは自己流で。
本家はエンジンにエクステンションを付けていた。
自分は無しにして、空気取り入れ口の前にベンチュリーを露出させた。
ベンチュリーも調整の為にオリジナルより0.3mmと0.6mm大きな内径を製作しよう。
せっかくの新作機なので、
ベアリング・コンロッド・ピストン・リング・シリンダーも秘蔵の新品を奢ってやろう。
ベアリングは精度の高い国産品で。
やっとここまで漕ぎ着けました~。
キャノピーはSIGの水滴型を使用。
サイズは12インチだったか13インチだったか忘れましたが、
一番盛り上がった所でカットした前半分で。
なのでバルサブロックもキャノピーカットと同時進行。
キャノピーの断面に合わせて成形し、板厚分を削って段差が無いようにしてあります。
続く。