20年前の記憶~Juno 製作記 ⑥ | 趣味のブログ

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思いつきを綴ります

スパッツの製作から生地完成

 

Junoのスパッツは脚柱一体のタイプ。

懸念事項②に挙げたとおりでこの手のタイプは作ったことが無いし、

何よりもすぐに壊れそう。

バルサから作るが肉厚が厚かろうと薄かろうと、壊れる時は壊れるだろう。

ならば内側は大きく削り、外側に強度を持たせるようにしよう。

これも応力外皮構造(モノコック)の一つかな。

 

ピアノ線は1/8"(3.2mm)のK&SのMusic Wire。

アメリカK&Sの品質は秀逸で国産の模型用なんぞは使えません。

タイヤは加藤無線の超軽量ホイール。

まずは最小限に削って、その後は3mmを目安に肉抜き。

MKも廃業して久しいですね。

 

この状態まで削ると、手に持った感じはモナカみたい。

 

内側にクリアウレタンを塗っておいた。

 

エポキシでピアノ線を要所要所接着して左右も接合。

その後はマイクログラスをウレタンで貼り、

左右の合わせ目はラップさせて強度と硬度を確保。

 

カウルは本家の形はBMWのフロントグリルみたいな縦長の2つ穴。

あまり好みではないので、ここは自己流で。

本家はエンジンにエクステンションを付けていた。

自分は無しにして、空気取り入れ口の前にベンチュリーを露出させた。

 

ベンチュリーも調整の為にオリジナルより0.3mmと0.6mm大きな内径を製作しよう。

せっかくの新作機なので、

ベアリング・コンロッド・ピストン・リング・シリンダーも秘蔵の新品を奢ってやろう。

ベアリングは精度の高い国産品で。

 

やっとここまで漕ぎ着けました~。

キャノピーはSIGの水滴型を使用。

サイズは12インチだったか13インチだったか忘れましたが、

一番盛り上がった所でカットした前半分で。

なのでバルサブロックもキャノピーカットと同時進行。

キャノピーの断面に合わせて成形し、板厚分を削って段差が無いようにしてあります。

 

続く。