ラジコン技術に目を通すと様々な興味深い記事が見受けられた。
元上司の紫電改はもちろんのこと、他にもUコン界のレジェンドとも言うべき、
山崎與氏のモンゴル遠征の投稿も目を惹いた。
ご承知のとおり、氏はヘルシンキで行われた1972年のF2B世界選手権に日本から愛機・飛燕を引っさげて
単身で乗り込んだ猛者である。
うろ覚えだが、飛燕の迷彩塗装のラジコングライダーで日本選か何かの記事を見たような記憶も。
後にエンジン付きフリーフライトのF1Cでも世界選にも出場されたようだ。
また、趣味が高じて模型雑誌を自費出版したほどの人物。
今回は電動の飛燕で参戦されたようだが、そのバイタリティには感服する。
私のちょうど20歳年上だが、その頃の自分はそこまでの活力はあるのか考えさせられた。
空物のみならず、ラジコンボート界もコアなマニア達がいるようで、
あのTRUSTの大川光一氏の名前を見つけることができた。
以前に氏のブログでラジコンボートを楽しまれていることは知っていた。
TRUSTと言えばクルマのチューニング界では知らぬ者はいないだろう。
谷田部で自身が駆る大川ソアラで300Km/hオーバーを記録するなど、
業界を牽引してきた人物。
残念ながらTRUSTは一度倒産してしまったが、
私もクルマに没頭していた頃はマフラーやタコ足、VVCバルブ等のTRUST(GReddy)製品の愛用者だった。
TRUSTはターボチューンの印象があるが、
当時のTRUSTカタログにはホンダの軽自動車・N360のマフラーまでもラインナップに載っていたのを憶えている。
実車と模型の違いはあっても、やはりエンジン好きには変わりなさそうだ。
他にC/L F2B曲技で常勝の能米氏がF3Kグライダー日本選で2位に入賞するなどのニュースも。
各氏に共通してるのは打ち込める趣味があること。
年齢とは関係なく皆さん楽しまれているのが伝わって来た。
これが明日への活力の源になっていることには間違いないであろう。