ゴールデンウィークもラスト。
続いてはクーラント交換でございます。
健康診断にて、怪しい白いのが浮いていたり
リザーブタンクにひびが入ってしまっていたりと
ヤバいオーラ全開!
ですので、こちらも済ませておきましょう。
では早速はじめます。
まずは車体右側のシート下辺りにあるラジエターを覆っているカバーを外します。
上記画像のオレンジ○4箇所のプラスネジを外します。
ラジエターのドレンは上記画像のオレンジ○です。
樹脂製のボルトなので手で緩めて外すのが理想ですが、
固着しているとなかなかそうは行きません。
プライヤーとかペンチとかでつかんで緩めましょう。
その際、ドレンボルトを傷つけないよう厚めにウエスなどをはさんでやると良いです。
ボルトが緩んだら、下に受け皿を用意して外します。
(冷却水などといいますが、クーラントも油脂類なので垂れ流しは良くないです)
出が悪いようなら…
THE使い回し画像w
上記青○のラジエターキャップを外します。
すると上から空気が入るので勢いが増します。
本当はエンジンのシリンダードレンからも抜きたいところですが、
パッキンがないのと、少しの間洗浄させて改めて交換しようと思っているので
今回は端折りますw
クーラントを抜きつつ、リザーブタンクも外します。
リザーブタンクはラジエターの左上辺りにあります。
上記画像のオレンジ○のボルト(頭は10mm)を外し
青○の部分はフレームから出ているフックピンにささっているだけ
なので、車体内側へずらしてやれば抜けます。
リザーブタンクには2本ホースがささっており
1本は上記画像の手前側に見えるもの(ラジエター←→リザーブタンク)
もう1本は注入口すぐ横にある細いホースで、これはオーバーフローした時に
排出するホースなのでどこにも繋がっていません。
中がキレイならリザーブタンクを外す必要はありませんが、何しろ…
こんなに汚いので(またも使い回し画像w)
ホースを外します。
なかなか外れそうにないので、ラジエター側から外してしまいましょう。
あら??
リザーブタンク大クラッシュ!!
あちゃー、やっちまったぜ。
つーか、もう経年劣化でパキパキ
まあ、仕方ないです。
いずれ換えるつもりではいたけれど、まさかここまで見事に破壊してまうとはw
GWだからネットでポチったところで時間かかるし、店頭で純正部品買うにしても
これも明けてからでないと厳しい。
ここで選択肢は3つ
1:社外品をバイク用品店で買う(どこかに在庫があればだが)
2:とりあえずあきらめてじっと待つw
3:代用品を使う
1は値段高そうなので却下。
2はとりあえずエア抜きはしたいし、周りも片付けないといけないので却下
ということで
3の代用品を使う
に決定しましたw
さてさて、クーラントは抜けきったと思うので、とりあえずコア内部に水道水を入れて
すすいでみます。
現状ラジエターは、入口も出口も開いているので、この状態で上からじゃばじゃば
水を注ぎ、下でキャッチします。
しばらくすすいで色がなくなってきたら、一旦ドレンを軽く締めて
注入口すれすれまで水を入れ、キャップはせずにエンジン始動。
エンジンが暖まり、エンジン外部にかかった水から湯気が出るくらい、もしくは
乾燥するくらいになったらエンジンを止め、再度ドレンを開けます。
(このとき出てくる水は温度が上がっているのでやけどに注意です)
これを2回ほど行ったら、ほぼ無色透明になったので、
ドレンを本締め
ラジエタードレンボルト 締め付けトルク 1.0N・m(USサービスマニュアル調べ)
して新油を注入です。
本当はこのドレンにもOリングがついていて要交換なのですが、
また近いうちに交換を実施予定なので今回は無交換で行きます。
すみませんこの工程の写真まったく撮っていなかった(^^;
KYKラクラクスーパークーラント 青 2L (ホームセンター価格1,058円)
ちなみにズーマーくんのクーラント容量は0.3Lとのことです。
リザーブタンクに0.2L入ったとしても0.5L。
これ1本で4回交換できますねw
このまま使えるタイプなので薄める必要はありません。
また、エンジンオイルと違って注入口いっぱいまで入れればいいだけなので
測る必要がありません。
付属のノズルを付けてドクドク入れちゃいます。
とりあえず上記画像の通り注入口の横にあるリザーブタンクとのジョイントは
漏れない様にホースだけ接続。ホースの反対側は高い位置に仮置き。
クーラントを注入口いっぱいまで入れ、
(本来であればリザーブタンクにもクーラントをMAXのラインまで入れます)
キャップはせずにエンジンを始動。
しばらく回してからアクセルを軽く2、3回ひねると、
ポコっと気泡が出てきます。しばらくエンジンを掛けっぱなしにして
気泡が出なくなったらエア抜きは完了です。
本来ならこれでおしまいなのですが、
リザーブタンクを何とかしなくては…
ある程度エンジンも暖まったので、エンジンを止めてしばらく様子を見る
という口実で、まずはネットで
グーグル先生、教えてw
すると、100円ショップ容器で代用など、色々ある中に
有名なズーマーのカスタムをされている、とある方のブログ?から
(全然お知り合いとかではないです。色々参考になります。)
ジャックダニエルポケットの空き瓶をタンクにしている画を発見w
グーグル先生で
「ズーマー リザーブタンク 自作」
で検索するとすぐ見つかりますw
そーいやこれならうちにもあるぞ。
何しろ先月飲んだ記憶があるからw
ということで、
大のジャックダニエル好きなワタクシ
ならではのパターンですがw
ちなみにあと
レギュラーボトルが2本、ジャックハニーも1本在庫ありw
台所に捨てようと置いてあった空き瓶の中をすすいで準備w
びんはなかなかたまらないから、実際に捨てるの2ヶ月に1度くらい。
この頻度でよかったw
ホース類は劣化がひどかったので交換することにしましょう。
自宅にあったガラクタ入れをあさります。
こんなものを発見。以前クルマのブースト計つけた時の余りシリコンホース
内径4パイなので排出用に使えるかな。
あと、何についてきたのかさっぱり不明なフエルトっぽいテープ。
裏面がテープになってます。
こいつをステーの内側につければガラス製のタンクにも安心。
あとはこれを留めるステーとホースがあればなんとかなりそうです。
ホームセンター、バイク用品店と渡り、
デイトナ ブリーザーホース 68165 8x13 810円
デイトナ ホースクリップ 13M 91245 162円
エーモン 取付金具 S742 257円 x2本
ボルトナットセット M6 x10mm 黒 3セット入り 108円
を購入してきました。
もう少しお金足すと純正のタンク買えるのは内緒w
さて、帰宅し作業再開です。
まずはエア抜きの状況から。
量が減っていたら改めて注入口いっぱいまで補充します。
減りすぎるとエア抜きやり直しになるので注意です。
タンクの作成と取り付けに入ります。
キャップにホースを通す穴を開けます。
大きいほうは13mm、小さいほうは8mmで
レッツドリルw
開けました。少しでも気密させたいのでちょっときつめに開けます。
で、この後ステーの合わせをしますが、試行錯誤を繰り返し、
かつ日がだんだん落ちてきたので慌てて
撮影どころではありませんでしたw(いいわけw)
なのでいきなり完成画像w
もう少しリアフレームと平行にしたかったw
ホースは太いほうは底のほうまで伸ばし、
細いほうはビンの口からちょっと入れたところまでにしています。
これで機能的には同じはず。
クーラントは何も考えず青をチョイスしましたが、まるでブルーハワイw
このボトルなら輸入車などで使われている黄色のクーラントにすれば
もっと雰囲気出てよかったなぁ。
ま、暫定的な処置なので。
エア抜きもほどほどにしたので、タンクにクーラントを大目に入れ
ラジエターにもいっぱいまで入れてラジエターキャップを締めます。
締めるときにあふれる感じで良いです。
キャップも本当は交換したいのですが、これもまた次回に持ち越しでw
締めたら周辺を水で洗浄しこぼれたクーラントをしっかり落としておきます。
最後にラジエターカバーを元通りに組み付けておしまいです。
クーラントが足りなければリザーブタンクから勝手に補充されるはずなので
大丈夫でしょう。
左(口)側のアップ。純正の取り付けボルト、穴を使って固定。
バイスがあればもっとかっちりしたステーでビシッと曲げてやるのですが
手曲げでかっちりさせるには2枚重ねにすることで強度を出します。
まあ、重さもさほどではないので大丈夫だと思いますが。
タンクをホールドする部分には先ほど紹介したフェルトテープで保護しつつ
がたつきを抑えています。
右(底)側のアップ。こちらも純正のフックを使用してます。
まずフックに通るようステーの穴を拡張して通した後、
シートフレームとパネルを外して上から見たところ。
画像のように純正リザーブタンクについていたブッシュを取り外し、
更に裏から入れて固定しました。
本当はブッシュをステーにはめたかったのですが、ステーの寸法が足らず断念。
これでも大丈夫そうでしたが、念のためブッシュに結束バンドを巻いてきつく締めました。
ボトル側は同じくフエルトテープを巻いて保護とがたつきを抑えます。
取付をして1つ心配だったのが、
ネットで見た車輌はロンホイ(ロングホイールベース)
仕様だったので、エンジン側と干渉しないかというところです。
ギャップを乗り越えるときはサスペンションが伸び縮みするので
その分も踏まえてクリアランスを見てみましょう。
ラジエターキャップとのスキマが結構ギリギリw
まあでもなんとか大丈夫です。
車体後ろから見たところ。クリアランスは問題なさそうです。
暫定的ではありますが、とりあえず無事に?リザーブタンクが装着できました。
今後ローダウンとかロンホイすることがあればまたここの調整は必要ですね。
あと、ボトルはガラス製なので、割れる心配もあります。
まあ、真似する方はいないと思いますがw
自己責任でお願いします。
一応純正のタンクも頼んでおこうかな…
気になっていた燃料系と点火系は、現状見る限りとりあえず大丈夫そうなので
ズーマーくんは
ナンバー取得、自賠責加入、ヘルメット購入
を経て、いよいよ公道デビューできますw
で、夜は買出しに行ったついでに
こんなんも仕入れてきましたw
ネットで見掛けて詳細を見たら、まだ出てそんなに時間が経っていなかったので、
近所の本屋にもあるかも!と行ってみたら見事にあったのでゲトw
ブレーキのディスク化とか、ロンホイキットの組み方なども載ってましたよ。
別にカススク編集部の回し者でもなんでもないですがw
これからいぢろう!という方には買って損はないかと。
ワタクシも例に漏れず、色々と妄想しておりますが、それだけでも楽しい。
なにぶん初期費用だけでもなかなか掛かっているので、ぼちぼち行きますかね。
ではでは