専業主婦歴14年から
アラフオーで少しづつ社会復帰。
子育て歴22年の
アラフィフ・パート主婦のさくらです
2021年10月より
アラフィフ未経験で、
「常勤英語講師」として、
半年間「公立中学校」で働いていました
前回は、
赴任先の「職場環境」について、
一番驚いたことについて書いています。
まったくの未経験で就いた職なので、
「目にすること」「耳にすること」
全てが初めてのことで、
「知らなかった-」と感心したり、
「スゴいなー。」と感動したり、
「へえー。」と関心したり、
「そんなことが?」驚いたり、
とにかく、
私の「感情」は
毎日とてもとても忙しかった
わけなんです
公立中学校の「英語」の授業数は、
全学年同じ数で
「週4回」あります。
私の所属してる「第1学年」は、
4クラスだったので、
「英語科教員」側からすると、
「週16コマ」の授業数があります。
このコマ数だと、
通常は1人の「英語科教員」
の配置になるそうなんです。
ただし、
5クラスになると「週20コマ」に
なるので、1.5人の配置に
なったりもするそうです。
アラフィフ
「ベテラン英語科教員」に、
アラフィフ
「未経験の私」が付いて1週間。
改めて知り(思い出し)
驚いたことの1つに、
「教壇に立つ」ためには、
膨大な
「時間」「手間」「労力」
がかかる
「授業準備」が必要なこと
でした
なんと言っても
「教育実習」に行ったのは、
30年も前
「教員」=「授業をする」
=「教壇たつ」
と単純にイメージしていた私は、
この「授業準備」のことは
すっかり頭から抜け落ちていたのです
「授業準備」のことを
知ったときは、
ただただ愕然としました
(私の記憶力よ・・・)
ちょっと奥さん!!
ご記憶にありまして? ←誰?(笑)
この「授業準備」は、
「授業研究」と言われていて、
単純に言うと、
「週のコマ数分の授業」
つまり4回分の「授業」を、
1週間の「教壇に立つ」
以外の勤務時間内に、
プロデュースし、
それに伴う必要な「教材」を
作成準備する
ワケなんです
しかも、
自分のオリジナルで
これほんとに驚いたのですが、
「教科担当」は、
その年度に使用する
「教科書」だけが与えられて、
その1冊を
どのようなペースで進めるのかなどの
「年間の時間配分」だったり、
どのような「教材」を使って、
子供たちに興味を持たせ、
どのように「授業をする」のか、
また、
どのような「テスト」を作って、
子供たちの理解度を測るのかなどを、
「担当教員」が、
「自分で」決めるわけなんです
もちろん
「文部科学省」が「ガイドライン」を
提示はしているようですが、
日々の「授業」の詳細な内容や
使う教材、
年間5回の「定期テスト」を
はじめとする
「その他のテスト」など
「担当教員」が
自分で全て判断し、
自分で全てを
「プロデュースする」
そうなんです
とにかくスゴすぎる
でも、
この「授業準備が1番好き♡」と
おっしゃる先生方も多くいらして、
私個人的には、
本当にびっくりなんです
そりゃそうだ。
私が「教育実習」でやった「授業準備」は、
1年間に行なわれる授業のうちの
たった「1コマ」を切り取っただけのもの。
当時は、
夜遅くまでかかって仕上げて
「大変だったー」「頑張ったー」
なんて思っていましたが、
実際にルーティン化するとなると
桁違いの大変さ
私には到底、
出来るとは思えないんですよねー
余談ですが、
もちろんこの
「教壇に立つ」[授業準備」以外に、
「担任」「部活動顧問」「委員会」
「校内行事」「校務分掌」などなど
他の仕事も非常に多くあります
これについては追々書いていきます。
今回私は、
この膨大な「業務」が、
大幅に免除されていて、
メインの「英語科教員」が
プロデュースしてくださった、
この一連の
「授業」「授業準備」
「教材作成」「テスト作成」
にならって、
とにかく
「教壇にたつ」ことが、
私のこの半年間のミッションでした
免除された業務内容が
どれだけのことだったのかは、
実際に現場に来て
初めて知り得ることとなり
そして心底実感し、
ただただ驚くばかりでした
業務内容の免除については、具体的に
過去記事で書いています。よろしければ♡
なので着任してすぐ、
このベテラン「英語科教員」の
授業に入らせて頂き、
「授業の進め方」
「クラスルームイングリッシュ」
の使い方
「デジタル教科書」の使い方
「パワポ」や
紙ベースの「教材」の使い方、
「子供たちへの声かけ」のしかた
「クラスの雰囲気や子供たちの様子」
を把握
などなど、
実際に間近で「授業」を見せて頂き、
ノートを取りながら、
「授業」について
学ばせていただきました。
もっと言えば、
「出席簿のつけかた」だったり、
「板書のしかた」だったり、
「教室の換気」に至るまで、
手取り足取り教えていただきました
本来なら、
いくら未経験とは言え、
こちらはお給料を頂いている身なので、
「学ばせていただく」という姿勢は
正しくはないのですが、
今回は、
「即戦力にはなり得ない」
ということをご理解頂き、
「採用」いただいた経緯から、
「教育委員会」や「管理職」をはじめ、
「現場の先生方」、
「英語科の先生」にも、
このように
「学ばせていただく」機会と期間を
設けて頂くことをご了承頂けたことに、
本当に本当に感謝しております
とにかく、
その先生に一日中、
「金魚の糞」みたいについてまわり
自分が「教壇にたつ」ことを
ひたすらイメージしながら、
見て学ばせて頂きました
そして2週間ほど経った頃、
「さくら先生、
そろそろ教壇に立ってみましょうか?」
とお声かけをいただきました
残念ながら
自分が「教壇にたつ」イメージなんて
ちっとも出来ていないのですが
当然
「お断りする」選択肢はないわけで
吐きそうになりながら
とてもとても緊張して
「教壇デビュー」
↑
これ、合ってるのかな?(笑)
することとなりました
ちょっと長くなってしまったので、
「教壇デビュー」については、
次回記事で書かせて頂きます
いつもお読み頂きありがとうございます