高校野球だけ特別なのか? ほかのスポーツ大会は中止してるのに! 
…しかし、悔しいけれど、甲子園は特別であることを認めなければならない。野球なんて大嫌いなこの私だが…。
…あの、真剣勝負、大応援、地元の盛り上がり…あれだけ「郷土」というものを感じさせてくれるイベントがこの世にあるだろうか。「青春」が美しさを訴えかけるスポーツがあるだろか。たとえ、虚構かもしれないとしても。
高校野球は単なる高校スポーツではない。日本人にとって、我々だけの世界遺産なのだ。
甲子園も、ただの野球場ではない。聖地なのだ。
だからNHKも全試合、地上波で放映する。朝日新聞や毎日新聞でなくてもマスコミもでっかく取り上げる。現に特別扱いされてるじゃないか。
いや、だからこそ、野球が好きな人もきらいな人も、野球に関心ない人までもまきこんでの、この賛否両論ではないか。
たしかに「無観客」では盛上りには欠ける。練習試合はどうなるのか、とかの問題もある。しかしそれでもやってくれ、見せてくれ!
アルプスがガラガラでも、体育館やアーケードのビューイングとかなくっても、各チームが地方の期待を担い、「無言の大声援」を背負っている事実に変わりはない。いや、それよりなにより、勝利を目指し、無観客だろうがなんだろうが、高校野球らしい全力のプレーを!
…今からセンバツの開幕が待ち遠しくてたまらない。
そう、私は野球はきらいだが、甲子園が大好きだ。
さっき、所用で群馬県高崎市の「芸術劇場」前を通りかかったが、この新型コロナ・ウィルス問題で、各イベントが軒並み中止、または、延期。…すると、閑古鳥が鳴いていた併設のカフェの中から、「いかがですか。ランチもありますよ。」と私を呼び止める若い女性の声。
これは、寄ってあげなくては…と、私は普段は昼御飯は食べないのだが、そのお店の客となった。そして、メニューの中から、高崎といえばパスタだろうと思って、パスタ・ランチセットというのを注文したら、アツアツでなかなかの美味であった。
それにしてもたいへんなことになったものである。
総理大臣が真顔で記者会見なんかするからかえって大変なことになったような気がしてくる。これじゃほとんど中世ヨーロッパのペスト禍並みだ。
私も、しょうがないから、きらいなマスクして外出をしている。
なぜマスクがきらいかというと、1 まず、私は鼻腔に先天的な欠陥があり、マスクするとなおさら息が苦しくなり、つらいから。
2 次に、私が人一倍鼻がペチャンコだからだと思うが、メガネが息で曇りに曇り、前が見えなくなり危険だから。…もっとも、曇るのは、それだけ私の息がジト~ッと湿っぽいからだ、という説もある。
3 最後に、その「息」に関係するが、もともと私の息は、ほとんど死臭に近い腐敗臭と排泄物臭に満ちていたが、近年それにすえたような加齢臭が加味され、この世のものとも思えぬ臭さになった。その私の息がマスクの中にこもり、自分が吐いた毒ガスで自分自身、吐き気をもよおし、すごく気分が悪くなる。つまり、私の場合マスクはからだに悪いからなのだ。
でもマスクしてないとなんだか肩身が狭い。
しかしここにきて、マスクが不足しているせいか、WHOの当局者が、マスクの過度の使用はやめましょう…みたいなことも言い出してる。それどころか我が国の厚労相にいたっては、症状が軽いうちは病院に行くのはやめましょうみたいな、これまでと真逆なことも言い出す始末。
いずれにせよ、大切なのは、科学的な統計ときちんとした情報公開だ。つまり、感染者数は、今後あるいは爆発的にふえるかもしれない。しかし、それは、それだけ検査が進んだ証かもしれない。おとなり韓国みたいに。…だから分母と分子をはっきりさせること。絶対値だけにいたずらに恐怖してはならないのだ。
それと、さらにいえば、オリンピックのことはあとで考えよう…ということである。
今の動向は、私にはどうしても、オリンピック前に終息宣言を出さんがための自粛要請であり、休校措置ではないかと思えてならないのだ。このままでは根拠のないご都合主義の終息宣言でオリンピックを強行したはいいが…なんていう最悪の事態の可能性もゼロとは言えない。
本当の意味の危機管理能力が問われてる安倍首相、どうかあんまり右往左往しないで頂きたい。…そんな風に思った先日の記者会見だった。
さっきJAL545便で釧路空港に着いたところだが、機中やや気になることがあった。
乗客の搭乗も終わり、いよいよ出発…という飛行機がまだ羽田にいるときのこと。乗務員は慌ただしく荷物入れのチェックなど離陸準備に余念がない。
ところが、なぜか、私のやや前方の席の上の荷物入れのフタ(?)が開いたままだ。ウロウロしている乗務員は気づいてるのかいないのか、だれもそれを閉めようとしない。…おそらく、中には何にも入ってないのだろう。とすれば、たしかに、閉めなくたって危険はない。
しかし、私も何百回も飛行機に乗ってるが、こうして収納ケースが開いたままで飛行機が離陸したのを見たことはない。
私は、近くにいた乗務員さんに、「あれはわざと開けてるの?」と、例によっていかにもうさんくさくてうっとうしいオヤジっぽく声をかけた。そしたら、そのCAさんは、新型ウイルス対策のマスク姿だったが、そのマスク越しにもはっきりわかる婉然たる笑顔で私に向かって大きく頷いたのである! あぁそうだったのね、やっぱり。そして、彼女はそのまま通りすぎ、あっちに行った。
私はこの際航空業界の関係者にうかがいたい。荷物が入ってない収納スペースは開きっぱなしで出発してもいいことになってるんですか、と。
…ところが、それからしばらくして…だったが、いよいよ飛行機が動き出したとき、さっきのCAが、なんとあのフタを閉めたのだった。わざと開けてんじゃなかったのかよ!? もちろん、閉めちゃいけないってルールは、少なくともないんだろうけど。…ま、そんなことはもちろんいっさい口に出さず、私は機体の振動に身を委ねて深い眠りについたのだった。
私には、過去、旅客機にまつわり「これはいかがなものか」という忘れられない経験が3度あった。それはいずれもかつての経営破綻前のJALでだった。その後しばらくそういうことはなかったが、今回たまたまなのか、またJAL。
実にたわいないことかもしれないが、機内でふとしたたるみが生じているのでなければよいが…と思わずにいられない今日のフライトだった。