さっきJAL545便で釧路空港に着いたところだが、機中やや気になることがあった。
乗客の搭乗も終わり、いよいよ出発…という飛行機がまだ羽田にいるときのこと。乗務員は慌ただしく荷物入れのチェックなど離陸準備に余念がない。
ところが、なぜか、私のやや前方の席の上の荷物入れのフタ(?)が開いたままだ。ウロウロしている乗務員は気づいてるのかいないのか、だれもそれを閉めようとしない。…おそらく、中には何にも入ってないのだろう。とすれば、たしかに、閉めなくたって危険はない。
しかし、私も何百回も飛行機に乗ってるが、こうして収納ケースが開いたままで飛行機が離陸したのを見たことはない。
私は、近くにいた乗務員さんに、「あれはわざと開けてるの?」と、例によっていかにもうさんくさくてうっとうしいオヤジっぽく声をかけた。そしたら、そのCAさんは、新型ウイルス対策のマスク姿だったが、そのマスク越しにもはっきりわかる婉然たる笑顔で私に向かって大きく頷いたのである! あぁそうだったのね、やっぱり。そして、彼女はそのまま通りすぎ、あっちに行った。
私はこの際航空業界の関係者にうかがいたい。荷物が入ってない収納スペースは開きっぱなしで出発してもいいことになってるんですか、と。
…ところが、それからしばらくして…だったが、いよいよ飛行機が動き出したとき、さっきのCAが、なんとあのフタを閉めたのだった。わざと開けてんじゃなかったのかよ!? もちろん、閉めちゃいけないってルールは、少なくともないんだろうけど。…ま、そんなことはもちろんいっさい口に出さず、私は機体の振動に身を委ねて深い眠りについたのだった。
私には、過去、旅客機にまつわり「これはいかがなものか」という忘れられない経験が3度あった。それはいずれもかつての経営破綻前のJALでだった。その後しばらくそういうことはなかったが、今回たまたまなのか、またJAL。
実にたわいないことかもしれないが、機内でふとしたたるみが生じているのでなければよいが…と思わずにいられない今日のフライトだった。