こちらの続きです。
問題集ルート│数学編
今回は数学編です。
大きく差がつく教科なので、中々難しいです。
また中学数学と高校数学ではやる事の次元が違います。
中学の定期テストがいつも90点以上でも、高校ではほぼゼロ点なんて普通ですからね。
なので、将来理系を目指すか文系目指すかでルートも変わりますのでご注意ください😊
なお、ベースは新中学問題集で演習を積んでいること、公立高校入試を前提としています。
将来理系、北辰偏差値70以上
兎に角、先取りです。スタートは小6冬からですよ。※これでも遅い…
小6冬から
・スタートダッシュ中学数学
↓
・塾技(単元毎の強化)
中2夏休みから
・レベルアップ演習
※中2夏休みまでに中学数学は一通り終わらせ、レベルアップ演習は夏冬春休みで集中して取り組む。
↓
・高校数学ⅠAの入門問題、基礎問題精講(中3夏休みまで)
中3秋から
高校入試過去問演習
難関私立過去問演習
中学数学やり過ぎてもコスパ悪いので、高校数学を並行してやっても良いです。
将来文系、北辰偏差値70以上
高校の先取りはしなくても可です。文系数学は高2で終える事ができるためだからっす。(東大、一橋は例外ですけど)
しっかり高校入試レベル問題対策を優先。
ただ、中3夏休みまでには中学範囲を終わらせましょう。
中2の冬休みから
基本の復習と解法を整理する
・スタートダッシュ中学数学
・塾技
中3夏休みまで
「中学範囲を終えること」「入試問題に慣れる」を目的に取組みましょう。
・新中学問題集
・塾技
・解き方が身につく問題集
中3秋以降
高校入試過去問演習をやり始めましょう。
是非全国47都道府県問題を制覇してくださいね。
なお、偏差値70以上でも、数学が「苦手だな~」と感覚的に思っている子どもも多いと思います。そういう場合は、公立高校で最近流行りの激ムズ問題は回避して、確実に正解できる問題を落とさない訓練に重点をおきます。
超難関私立向け問題は解かなくても大丈夫です。そのリソースは英語力強化(最低でも英検2級&高校向け単語帳、文法)に回しましょう。
北辰偏差値60〜70
ここからは文理共通です。
日々の勉強(中3夏休みまで)
新中学問題集をやり込む事。
また、学校の副教材を何回も何回も何回も再度解き直しする事をです。
なお、新中学問題集が子どもには難しい(あわない)という場合は、かずお式数学ノートを使いましょう。
分野別の冊子ですので、やる事が明確。余白の部分をたっぷりと使えるのが特長で無料解説動画も有りますので、オススメです。
デメリットは14冊に分かれていることですかね…
中3夏休みから
新中学問題集(又は、かずお式)にて、2次関数、相似、円、三平方の先取り学習と塾技
(既習分野)に取り掛かります。
また、S玉県私立高校の確約対策が最重要な時期のため、
北辰過去問を何回も何回も何回もやり込みます。
偏差値が上がってきたら、塾技に取り掛かります。
上がらなければ、もう一度、やり直します。
もしくは、標準問題集(受験研究社)にて、苦手単元をつぶし、もう一度北辰過去問をやり込みましょう。
※このレベル帯は、捨て問をいかに解かずに、解ける問題を確実に正解する力をつけるだけで、偏差値はあがります。
闇雲に難しい問題にチャレンジするのではなく、基礎~標準をしっかりと固めること。
中3、12月定期テスト後から
公立高校入試過去問に取り掛かります。
電話帳(全国高校入試問題正解)をたくさん解きましょう。
演習量と点数は必ず比例します。
がんばって
北辰偏差値60未満
このレベル帯は、まず学校教材と教科書準拠問題集を何回も何回も何回もやり込みする事をオススメします。
また、計算力が不足しているため、百マス計算など、小学生の簡単な計算問題を爆速で解く練習(要は、頭脳というCPUを高速化させること)が必要です。
これだけで、数学力はあがります。本当です。
偏差値が60に上がってきたら、上記対策へ移行してくださいね。
英語はまた今度…