今月初め、現場用品を求めて近所のワークマンへ。
建築設計事務所は
図面を描いているだけではなく、
設計監理業務で現場へも出向くので、
ボロになった安全靴等の買い出しです。
が
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履きやすくてお気に入りの
建さんの安全靴は黒が売り切れ…
鉄筋の上を歩いたりするので
白だと汚れるしなぁ。
で、後日に別のワークマンに行くも
やはり黒は売り切れ。
皆さん考えることは同じなのでしょう。
仕方なく別のを購入したけど、
建さんの履き心地には敵わずで
ちょっと残念。
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その帰り道。
ドラッグストアーに寄って
目薬を買って来たのだけど、
「おんや?」
使ってみたらいつものように
「くぅ〜っ!シャキーン!」
ってならないぞ?
「なんだ?モデルチェンジしたのか?」
と思ってよく見ると、
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「な…なに?」
ソフトなクール…だと?
「おのれ…間違えたわ。」
「くぅ〜っ!」
ええ、
残念な日々が続いているMEXです。
さて、先月末に冬仕様を解除したのも束の間、ここのところ一気に気温が高くなって夏日とか言い始めてしまったこともあり、すでに今年の夏が思いやられますね。
異様に暑かった昨年以上にならないことを祈るばかりです。
とは言ってもMEX号しかなく実用車である以上、真夏の日中でもなんでも乗らざるを得ないので、毎年のように
「少しでも暑さ改善対策をせねば、本気で干からびて昇天してしまうがな。」
と、色々と試している次第です。
過去の夏対策チャレンジあれこれ。
↓
*良いか悪いかは、例によって自己判断でw。
因みにキャビンの夏対策に関しては
今のところ
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2021年にスシオさんを真似て行った
ペーパーコードシート化と、
2022年にそのシートに取り付けた
バッテリー駆動のファンと、
同じく2022年に行った
ホロの断熱のおかげで、
だいぶマシになっています。
↓
*ホロの断熱は冬場も効いているので
通年装着したままです。
そして2024年は人間だけでなく
「キャブレターとエンジンルームを少しは冷やしたいなぁ。」
ということで、前置きが長くなった今回は
夏対策2024
エンジンルームへの給気を試す
でございます。
気温が30℃を上回る日本の夏。
そんな夏場のエンジンルーム(特にマフラー側)はかなりの高温になってしまうため、その熱が確実に
1)本当は冷気が欲しいキャブレター。
2)エンジンフード右側及び右ボディ後方の塗装のひび割れ。
3)更には右テールランプASSYの早期劣化。
などに影響を及ぼしていると思われる…。
というのが今までの経験としてMEXが感じているところ。
イタリア本国とは気温も湿度も違うので無理もないとは思いつつも、その辺りを多少なりとも改善できないだろうかと、ここ2年ほど考えていたのです。
狙い目はここ。
エンジンルーム左下を覆っている
このアンダーカバー的なやつ。
実はこれ、
500Lまではこの形状だけど、
海外のパーツショップで部品を検索すると
「500R用のはサイズがだいぶ小さいぞ?」
ということに気付いたのが数年前。
そこで
スシオさんの500Rを見させてもらうと
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*2023年の10月に撮った
スシオ号のアンダーカバーの
サイズとレイアウト。
やはりファンケースの後方しか
覆っていないことが判明。
後ろ半分を残したのは
恐らくオルタネーターやファンベルトを
ガードするためなのでしょうね。
でも何故
空気の整流に役立ちそうな
フロント側半分を無くしたのだろうか。
う〜ん、
排気量が600ccになったので
熱対策でエンジンルームに
走行風を取り込むためなのか、
それとも
単なるコストダウンなのか不明だけど、
この方がなんだかエンジンルームが
冷えそうな気がしない?
ね、するよねw。
ではMEX号に付いている
FLタイプの
大きなアンダーカバーを
どうしてくれようか…。
↓
1)アンダーカバーを500Rサイズに切る。
2)アンダーカバーに通気穴を開ける。
3)単純にアンダーカバー外しちゃえ!
辺りかなぁと思っていたところで、
ふと、
以前買った内径50φ程度の樹脂ダクトが
余ってることを思い出したMEX。
ふっふっふ、
「ならばそいつを使ってみようじゃないか!」
と悪巧みを思い付き、
昨日朝イチで作業開始。
先ずはアンダーカバーに
ファンケースの位置や
ダクト穴の位置をマーキングして
取り外し。
意外と厚みがある鉄板に
大きめな穴を開ける道具がないので、
サンダーで
水色線のように切り目を入れたら
あとはプライヤーで何度も折り返し、
金属疲労を利用して強引に切り取り
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金属ヤスリでバリ取り程度に
雑に整えて錆止め塗装。
矢印の穴は
ダクト固定のための結束バンド用。
ちょうど風の受け口になりそうな位置に
穴を開けたけどどうかな?
この穴にダクトを通して
結束バンドで固定したところ。
ゴミや虫が入って来て
エンジンルームに吹き出した挙句、
エキパイなどに張り付いて
燃え出すトラップとかになると地獄なので、
念のためにメッシュを付けてみたww。
で、
このダクトの行き先は
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とりあえずここ。
ファンケースの向こう側。
様子を見ながら位置を探りたいので
仮付けだけど、
下からの空気をここで吹き出すことで、
エキパイやマフラーが無いおかげで
涼しい左側の空気も
右側に流れてくれるのではないかと。
ついでにエンジンフード上部の
排熱ガラリからも
熱が抜けやすくなるのではないかと
ちょっと期待。
*こいつのせいで
逆に熱風が渦巻くだけだったとかいう
結果になるかは…
いやいや、
そんなことは無いと思いたいぞw。
果たしてこれで思惑どおり、
キャブレター方面に
うまいこと走行風が当たるかしら。
ということで昨日午後、
久しぶりにいつもの場所まで試走。
1時間ほど走っていつもの場所に到着。
試走中に
ダクトがどこかに干渉して異音がしたり
ダクトを通った空気が
『ブヒョォォオオオ〜!』
とか鳴ったりしないか
ドキドキしたけど大丈夫だったw。
外気温は25℃くらいまで上がってたし、
27kmほど走ったので
いつもならエンジンフードは
だいぶ熱くなっているはずだけど、
到着して触れてみると
「おお、思ったほど熱くなってないぞ。」
という結果に。
うん、
効果はあったみたい。
いや、ほんとか?
それとも気のせいか?
^^;;
*当然この程度で油温は下がらず。
ダクトの入り口はここね。
などとブログ用に写真を撮っていると
『ファロオオン!』
とバイクが来たぞ?
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おおう!
どなたかと思えば、
なんと〇〇さんが(お名前は伏せます)
MV Agusta Superveloce
で偶然。
普段間近に見ることができないバイクを
たっぷり拝見。
MEXのバイクの知識は1985年発売の
ヤマハSRX400で止まっているため、
技術の進化もさることながら、
最新のデザイン潮流の変化に驚くばかり。
中央に”マス”を集中するためと、
デザイナーの強烈な拘りによって
あちこちとんでもない
ディテールになっているのを見るにつけ、
すっかり語彙力が低下し
「うお!なにこれスゲー!」
「そこまで拘るかイタリア人!」
の連発w。
ここまでやるとデザイン的に、
「どうしてもこうしたかったのねw」
というのもわかって面白かったりするけど
いやはや、
色んな意味で日本では創れない
とんでもないバイクだなぁ。
そうこうしていると52Wさんも偶然して
しばし3人で歓談し、
夕方に解散。
というワケで試走から帰ってきましたが本当に効果があるのか、それとも本来付いていないものを付けたことで却って良からぬ何かが起こってしまうのか…。
前回、ブログを始めて10年経ったと書きましたが、11年目の初っ端からロクでもないことをした予感がしなくもない^^;;。
熱をマフラー側に追いやったことでフードの塗装の割れが進むとか、下からシュノーケルにしたことで水たまりに突っ込んだらエンジンルームに盛大に水をぶちまけることになるとか…。
うん、結果は今年の夏のお楽しみということでw。
そうそう、今シーズンは足元にもファンを増設したいなぁと目論み中。
はてさてどうなりますことやら^^。
夏対策2024
エンジンルームへの給気を試す_END