知って食べるか知らずに食べるか〜中鎖脂肪酸について〜 | にぎやかなひとりごと~袴田 雅江officialブログ~

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2ッ星栄養コンシェルジュ®の袴田雅江です。


いつもブログを読んでいただき

ありがとうございます。





今回は中鎖脂肪酸についてお伝えします🤗


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①中鎖脂肪酸とはどんな栄養素?

②中鎖脂肪酸の働きは?

③どの食品に多く入っている?

④1日の摂取量は?


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①中鎖脂肪酸とはどんな栄養素?


中鎖脂肪酸は

【別名:MCTオイル

とも言い、

中性脂肪の一種です。


中性脂肪は

脂肪酸と呼ばれる炭素が繋がった鎖が

グリセリンとよばれるものに

3本束ねられた構造をしています。


炭素の数の長さによって

呼び名が変わりますが、

中鎖脂肪酸は

炭素の数が7~12のものをいいます。




自然界にも存在しますが、

もともとは腸が弱い人、

虚弱体質の人のために作られた

治療食用の油でもあります。


そのため

鎖が短く吸収されやすい

という特徴もあります。


脂質の働きは

体でのエネルギーになったり、

貯蔵され、必要に応じて

エネルギーとなるものです。


脂質は様々な生体機能の維持に

関わる大切な栄養素です。


しかし

脂質は1g=9kcalと

他の栄養素に比べ

ハイカロリー☠️


ハイカロリーだからこそ

飢餓状態のときに大活躍します。


同じ量のエネルギーを

体内に貯めようとしたら

9kcalの脂肪の方が

4kcalの炭水化物よりも

多く貯める事ができますよね。


脂質は炭水化物を

ギュッと凝縮したものなのです。



②中鎖脂肪酸の働きは?



中鎖脂肪酸は

炭素の鎖が短くなっているので

他の種類の脂質と比べて

吸収が早いことが特徴です。


体内に入ったら栄養素の多くは

小腸で吸収されて肝臓に入ります。


しかしこの中鎖脂肪酸は

小腸に行く前に血液に吸収されて

肝臓に入るため、

過剰に取り過ぎると

脂肪肝のリスクが上がります。


脂質は身体のエネルギー源として不可欠です。

細胞膜や血液、

ホルモンをつくる材料にもなります。

脂溶性ビタミン(ビタミンD.A.K.E.)

を脂質といっしょに摂取すると、

体内への吸収を円滑にする働きがあります。


なくてはならない栄養素ですが、

くれぐれも取り過ぎには注意が必要です。





③どの食品に多く入っている?


中鎖脂肪酸は

・ココナッツオイル

・パーム油

・母乳

・牛乳

に含まれています。


④1日の摂取量は?


中鎖脂肪酸は脂質なので

通常の油に置き換えて摂るのが基本です。


カロリーは9kcal/g

(大さじ1で120kcal程度)と高いので、
 摂りすぎると肥満を招きます。

1日10g~30gを目安に、

摂取するようにしましょう。


脂質の1日摂取量目安は成人で約55g。


外食、インスタント食品、レトルトには

脂質も多く含まれています。


できるだけ自炊しながら

自分で自分の健康を守るようにしましょう。


いかがでしょうか🍾


自分だけだなく

御家族や大切な人も

健康でイキイキと過ごすために

日頃から栄養に気をつけた食生活を

心がけましょう👍


最後までお読みいただきありがとうございます✨


2ッ星栄養コンシェルジュ® ☘️   袴田雅江