「不潔恐怖」も、昭和の強迫観念ですよ〜 | 毒親育ちのアダルトチルドレンが自由になるカウンセリング

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● 「不潔恐怖」も、昭和の強迫観念ですよ〜

こんにちは。高橋リエです。

前回の記事にも、たくさんご反響をいただきました。

こんなメールもいただきましたよ。

片付けなさい!と、よく怒られて育ちました。

それで、部屋は足の踏み場もない状態に、よくなってました。

片付けなきゃとは思いつつ、全然やる気が起きなくて。

むしろ、物をポイっとする瞬間、嫌だー!って思いながら、いつも散らかしてました。


おお、言われる子どもの気持ちを、リアルに教えていただき、ありがとうございます!

このように、親にしょっちゅう、指示・命令・叱責されると、子どもは、反発と拒否感で、ますます散らかすのです。

つまり、逆効果、ということです。

よく覚えておいてくださいね。

さらに、子どもが「こぼす」ことに過剰反応してしまう、というメールもいただいています。

これも、お客さまから、よく伺うことです。

幼児は、食べ物や飲み物をこぼすのが、当たり前。

なのに、ちょっとこぼしただけで、カーッとなって、激しく叱ってしまう・・

これも、自分が幼いとき、こぼすと親に激しく怒られたということ。

その恐怖感がトラウマになっていて、我が子が何かをこぼすと、瞬時に、当時の恐怖感が浮上します。

(ご本人はそれに気づけませんが、身体が反応しています)

そして、怖さにはフタをして、かわりにイライラして、子どもに八つ当たりしてしまうのです

(怖いと、身体は瞬時に「戦うか逃げるか」態勢になるので、相手が自分より弱い子どもだと、「戦う」を選んで攻撃するワケ)

実は、昭和の強迫観念には「不潔恐怖」もあります。

「こぼしてはいけない」

「毎日、風呂に入らなければいけない」

「片付けなければいけない」

つまり「汚いのはダメ」ということですよね。

汚い・不潔な状態を見ると、戦中戦後の悲惨な光景がよみがえって・・

 *   *   *

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