やはり専門性なのです | 四大陸

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「自らの能力向上やノウハウを蓄積するために取組んでいること」という質問で止まってしまうのはなぜだろうか。

①取組んでいることがない

②取組目標がない

③取組んでいるが体系的でない

④取組んでいるが自信がない

こんな理由だろうか。

どんな能力やノウハウを積み上げたいかによって取組内容が違ってくる。実践のような継続性は確かに大事だが、とりあえず何でもやってみるではダメだ。専門性とかビジネスやお金に繋がることがこの場合求められるだろう。「ランニングを毎日続ける」がここでは正当にならない

目的を考えることから始めなければならない

・○○分野について知る(企業に会う、その分野の勉強をする、本を読む・・)

・コンサルティング能力を高める(アウトプットのツールを積み上げる、改良する)

・聴く能力を高める(ヒアリングメモを記述する、1か月間を見直す)

・話す能力を高める(スピーチ講座を受講する、話す機会に積極的に手を上げる)

・執筆力を上げる(毎日ブログを書く、執筆の仕事を取りに行く)

・営業力を上げる(リストアップ、DM+訪問、適時適切なフォロー)

 

同じように「自らの経験や知見を高める方法として積極的に取組んでいること」の質問に対しても

①何のための経験や知見か

②専門性との関係があるはずだが、それは何か

例えば高めたい専門知識を大まかに「融資に強い」「金融機関に対する事業者支援」に置くとするそうすると

・融資業務を体系化して話せるようにパワポ化する

・中小企業事業再生等ガイドライン、経営者保証ガイドライン等を熟読し、共通分野で活躍する人と意見交換する

・金融機関の人間と会い、情報を吸い上げる

・事業者支援のモデルを企画して、実案件で実施、フォローしてみる

みたいな感じになるはずである。

 

専門性以外の事業に触れないということではなく、その分野をやるために絞ることは必要で、名刺の裏に書いてあることをすべて追求することはできない。

しかし実務家教員として指導を行っていくのであれば、今よりも「この道の専門家」「この分野の研究をしている」という事実が求められるだろう。

 

#能力向上 #ノウハウ蓄積 #経験や知見を高める