四大陸

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経営支援に関する情報を中心に、仕事のlog、趣味や発見、スポーツ、マネー、介護、法律など残していきます。

予想どおりというかグダグダになってしまった。準備不足と認識の違いによるものだ。

先生の評価は辛らつだった。受講者も、あきれていたに違いない

指摘されたことを今のうちにまとめておく

【シラバス関連】

・要件とか概要に「こんな前提の人」「こういう授業を取っている人の延長戦」といった説明を加えないとミスマッチが起こる。会計の延長線上でとった学生などは特にそれが想定される

どのような人が受けるべきか、いかなる効果が得られるかを記述することで、学生のペルソナをもっと追求しないとダメ

・授業の目的、目標の項目はもっと論理的に構築する。上記「こんな人が」⇒「こういう知識や実践を深めて」⇒「こうなる」みたいな

用語の定義があいまい{フレーミング}「人間力」とかボヤっとしている。具体的に響かない

・授業の概要が2行ではひどい。目的・目標に合わせてより詳細に書く

・15回の授業が目標に向かってどのように構成されているのか 示す

【講義関連】

・今日の目標を明確にする 「どういう目的で授業を受けて欲しいか」

授業がわかりづらい、学生は多分飽きる自らの感覚で論理の説明をしているが長すぎる&学生が具体的想像をしづらい わかりやすい事例から入ると馴染みやすいのでは

 何事も基礎理解⇒実施でとらえているが、いきなり実践から入る構成も効果的

(自分ならジャパネットたかたをやる) 具体的、イメージしやすく よりシンプルに

・どの偏差値の大学でやるのかも考慮する 難関大学は理論を知りたがることもあるため

(ケース先行か理論先行か)

※最後、「題材は面白いがまだまだ活かせていない」とのこと。ロカベンを知っており、自分ならこう料理するが…と思われた点に悔しさを感じる

・すべてを教えるのが講義か? 案外学生も想像力がある ということ

 

また、聴講生からは「はっきり言って初見の人間にも目線を合わせて欲しい」(説明した割に何も伝わっていない)「ZOOM画面の操作が拙い」(反省がない)と言った指摘を頂いた。

 

 厳しい結果となったが。事業だからという点もあるが、セミナーと同じポイントもある

なんとなくの気付きとして

レジュメの情報量は今の2/3いや半分でも十分かもしれない

・知らない人に基本を備えたうえでの意識が強すぎ、必然的にインプットが多くなる。しかしそれが飽きや内容のつまらなさに繋がってしまう

説明をしたければ動画に頼るとか、具体例を示す部分を増やした方が良い

必ず時間オーバーになる。10分くらい短い想定でプログラムを作っても良いのでは

 

 何を言われても‥で挑んだが、凹むわこれは。でも貴重な経験ができる期間もあとわずか。

必ずやこの経験を活かしたい。もう一回やるのか、直ぐに改善するのか、セミナーで借りを返すか。取り繕ってる場合ではない。

来週の模擬講義に先駆けて、同じ受講生の模擬講義を体験させて頂く

100名から150名の聴講生を相手にすることを考えた場合

それを今回はオンラインで5名を相手に行う

今回は60分の授業であった。教育経験者らしく、また30代という若さを活かしてご自身の研究、実務領域分野をテーマとしてアクティブラーニングを意識しつつコンパクトにまとまった質の高い事業であったと思った。

内容は

・アイスブレイク(グループ分け、自己紹介ゲーム、緊張をほぐす仕掛け)

・自己紹介

・テーマを分からせる動画の活用

・おしゃべりタイムと評した意見交換

・事後アンケートのGoogleフォームでの収集

といった感じで、様座なスキルを駆使していた

あえて苦言を呈した、回りくどさ、詰め込み過ぎ感、長く感じるかもしれないな~といったものは、なるほど冒頭に目的や終着点の説明がなかったことが要因で感じたものである。

いや15年前の自分を思えば、対等かそれ以上にレベルの高さを感じるモノであった。

あと、評価方法についてルーブリックや360度など緻密に検討されている点が、自分と観点が違う。教授が賛同していた点も含めて考えどころなのだろう

 

さて、来週。どう挑もうか。

講義そのものはセミナー感覚で進める感じとなる

・限られた時間で、無理感なく適量を消化しながら満足感を得る

・はっきりとゆっくりとしゃべる

・事前準備をしっかりと。資料は見直し、講義は3回はシミュレーションしてみる

・あとから使えることも想定してみる

・何を言われてもの覚悟で挑む

「自らの能力向上やノウハウを蓄積するために取組んでいること」という質問で止まってしまうのはなぜだろうか。

①取組んでいることがない

②取組目標がない

③取組んでいるが体系的でない

④取組んでいるが自信がない

こんな理由だろうか。

どんな能力やノウハウを積み上げたいかによって取組内容が違ってくる。実践のような継続性は確かに大事だが、とりあえず何でもやってみるではダメだ。専門性とかビジネスやお金に繋がることがこの場合求められるだろう。「ランニングを毎日続ける」がここでは正当にならない

目的を考えることから始めなければならない

・○○分野について知る(企業に会う、その分野の勉強をする、本を読む・・)

・コンサルティング能力を高める(アウトプットのツールを積み上げる、改良する)

・聴く能力を高める(ヒアリングメモを記述する、1か月間を見直す)

・話す能力を高める(スピーチ講座を受講する、話す機会に積極的に手を上げる)

・執筆力を上げる(毎日ブログを書く、執筆の仕事を取りに行く)

・営業力を上げる(リストアップ、DM+訪問、適時適切なフォロー)

 

同じように「自らの経験や知見を高める方法として積極的に取組んでいること」の質問に対しても

①何のための経験や知見か

②専門性との関係があるはずだが、それは何か

例えば高めたい専門知識を大まかに「融資に強い」「金融機関に対する事業者支援」に置くとするそうすると

・融資業務を体系化して話せるようにパワポ化する

・中小企業事業再生等ガイドライン、経営者保証ガイドライン等を熟読し、共通分野で活躍する人と意見交換する

・金融機関の人間と会い、情報を吸い上げる

・事業者支援のモデルを企画して、実案件で実施、フォローしてみる

みたいな感じになるはずである。

 

専門性以外の事業に触れないということではなく、その分野をやるために絞ることは必要で、名刺の裏に書いてあることをすべて追求することはできない。

しかし実務家教員として指導を行っていくのであれば、今よりも「この道の専門家」「この分野の研究をしている」という事実が求められるだろう。

 

#能力向上 #ノウハウ蓄積 #経験や知見を高める