滞納癖ブログ -15ページ目

獣臭い

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日本の二郎ちゃんはばるぞ獣臭いそうです。

ただいま参上

今朝8時15分とかいう信じられない時間にワルシャワに戻ってきました
あたくし11日からハンガリーの伯母のとこにお邪魔してまして、12日にはブダペスト市内でリサイタルを行って参りました

ちびっとずつハンガリー遠征日記Upする予定です
しかしあくまで予定で、今の所未定であり、決定ではありませんのでよろしく

ではとりあえずおばちゃんが作ってくれたおにぎり食う

4日目

なぜか10分置きにちょこちょこ目覚めながら4時半起床ね、寝た気がしない・・・にわとりも起きてない時間だようちのかーちゃんはとっくに起きてる時間だけど。
荷造り最終確認して、朝からおばちゃんがせっせと作ってくれたおにぎり6個を詰めた

タクシーが迎えに来るまでの間、あたしが向かう先々で「これ持ってく?」を永遠と繰り返すおばちゃんに「ううん、もう入りきらないからいらないよ」って何度言った事だろう口が酸っぱくなりました。それでも呪文の様に唱え続け、まだ与えようとするのでしまいにはあたくし無言になりました

「またいつでもおいでね」と言ってくれてハグしてバイバイ
タクシーに乗り込んでいざ空港へ

ほいでね、タクシーの中でこの遠征期間中の事を色々思い出したりして、実に感傷的に物想いにふけってるっつーのに、タク運の野郎信じられない事に居眠り運転しやがるのよ目こすったりぱちぱちまばたきしたりしてるからおかしいなって思ったんだけど、まさかタク運が居眠り運転するはずがなかろうって一度は思い直したのね。

んで、しばらくしたらまさかの蛇行運転始めて、急ブレーキとか踏み始めたから慌てて「ちょっと、大丈夫ですか眠いんですか」って聞いたら「いやただ目が痛いだけ」とか言い訳しやがったから、今度は絶対見逃すまいと思ってずっと後ろからバックミラーごしにタク運の顔凝視してたら、明らかにうとうとしてんのようちの二郎ちゃんが眠い時目シバシバしてる時と一緒

ほいで危うくガードレールに突っ込みそうになった時に怒鳴ってやりました
ついでに非常に寒かったけど窓全開に開け放って、冷たい空気でタク運の腐った目を覚ましてやりました

そしてムカついたのが、料金サバよんで水増し請求してきた事
居眠り運転して乗客の寿命縮めたんだからむしろ半額でも払いたくない位だえっまじムカつくあたしを降ろした後再び居眠り運転してどっかに突っ込んで出直せ

気を取り直してチェックインカウンターに並んでると、どこのカウンターでも怪しい雲行き荷物についてカウンターの人とお客とが言い争いしてんの
これは何かお客に不利な問題が発生してるに違いないと踏んで、ドキドキしながら自分の番が来たのでカウンターへ

そしたら今までのあれは何だったんだって位あっさり何の問題もなくチェックイン完了荷物検査においては、爪切り預け荷物にしまい忘れたのにも関わらず、何気にパックのオレンジジュースリュックに入ってたにも関わらず何事もなくスルーこの有様でいったい何の意味があるんだあの検査・・・

すぐにBoadingになってバス乗って飛行機乗って出発
で、ビビッたのが席が前から3番目でまるでビジネスみたいだった事勘違いだけどね多分でも後ろの席とはカーテンで仕切られてて、座席は2人用のとこに1人ぽっきり。通路の反対側にはお金持ちそうなマダムが一人。だからなんちゃってビジネスにご搭乗なのは2人だけ

そしてマッハで食べなきゃいけない機内食が、これまたほっかほかのサンドイッチで生ハムも美味でチーズとろけてパプリカがスパイシーで超~激うまでしたこれだけでさっきまでの不機嫌さは一気に払拭されちゃった単純なあたくしです

飛んだと思ったらあっという間にワルシャワ到着
時計を見たらまだ午前8時過ぎ家に帰って来て荷物解いてもまだ9時にもなってないという信じられない時間に戻ってきましたしかし眠い

あ、そうそうおばちゃんに借りたキャリーバック内におにぎりを含むもらった食料全部詰め込んで預けたら、中の荷物検査でどうやら引っかかったらしい鍵開けられて、「検査の為鍵開けましたから」風の紙がはっついてた

家帰って中身チェックしたら別に取られた物は無かったみたいだったけど、何が引っかかったんだろう。麻薬検査犬がおにぎりの匂いに食いついたとか?そもそもどうやって鍵開けたわけ?鍵壊れてなかったし、同じ鍵持ってたのかな~だったら鍵かける意味にっつないし

ふー、という訳で、色々ありましたがこれにてハンガリー遠征日記終了

お世話になったG家に多大なる感謝の気持ちを込めて
本当にどうもありがとう

お粗末様でした

3日目

なぜか朝方何度も何度も目が覚めながら何とか9時半まで粘って、うとうとまどろみ始めた頃おばちゃんに「まだ寝てるの~?」って起こされて始まった3日目

シャワーして化粧してるとおばちゃんに「Special breakfast出来たからあと2分で化粧終えてっ」と言われ、「無理せめて5分ちょーだいっ」って言ったら「だめじゃ3分で手を打つよ」って言われて、とにかくマッハで化粧して1階に降りた

滞納癖ブログ-Special Breakfast そしてテーブルに並んだ朝食を見て驚愕
どこぞのホテルのしかもスイートルームのルームサービス級の豪華さじゃないかおばちゃん肩痛かったんじゃなかったんかえー

「温かいうちに早く食え」ってうるさいおばちゃんを完全無視して写真撮影
シャワーしにいつの間にか消えてたおばちゃんに全く気付く事なく、幸せ噛み締めながら全部綺麗に頂きまして候

まだしばらくはその幸せに浸ってたかったのに、おばちゃんが今度は「出かけるから早く準備しろ」と急かすので慌てて準備して車に乗り込み、今日はブダペストの街からちょっと離れた郊外にあるMax Maraのアウトレットへ

郊外と言っても車ですっ飛ばして30~40分位のとこで、あっという間に着いちゃった
そこでもおばちゃんがあたしに「これは?」って嬉しそうに薦めてくるデザインはどれもダサくてまいったー
でも色々吟味しながら一緒に試着したり靴コーナーでヒール履いてスキップしで遊んだりと、とにかく楽しかった~

で、お互い気に入ったトップスを見せ合いっこしたら何と同じだった(笑)なのでおそろいで試着。あたしとおばちゃんて顔瓜二つらしいので周りの人はきっと“親子で買い物かしら~仲良いわね~”って微笑ましかったろうね。「奥さんそれがちげーんですよ激似だがおばと姪なんですぜ」って驚かしてやりたかったね。


ほいでレジにて「神様、ご先祖様、お父様、すみませんこれらの品々はこれからのあたくしの人生にどうしても必要な物なのでカードで購入させて頂きます」って呪文唱えて罪悪感を消し去ろうとしてたら、それら全部おばちゃんがプレゼントしてくれたの~ぎゃっほ~ぅ
(写真中央の紺のがおばちゃんとおそろいのトップス)

おばちゃんに「うるさい」って言われるまでお礼言い倒してアウトレットを後にし、今度はペストサイドにショッピングの場を移そうと移動し始めたらすごい渋滞×いっぱい。週末&観光シーズンがスタートしたからだとか。

暑いし、道は全然進まないしで疲れちゃって街でのショッピングは断念して帰宅する事に。
帰路の途中で行きつけの野菜屋さんに寄って、おばちゃん手作りのマフィンをおすそ分けして野菜を買って、その後食料買出しの為にスーパーへ

でもあたし達が入ってったのはスーパーではなく、そのスーパーに併設されてる靴屋そしてまたもや二人で靴購入(戦利品写真右下の靴)でもこれは本当に安くてお買い得だった

しかし本当はあたしスプリングコートが欲しかったはずなのに、アウトレットでもここでも靴を購入したのはなぜなんだ・・・おばちゃんに至っては良い靴売る程沢山持ってるくせにわざわざ安いサンダル購入してた
購入後、お互い「なぜだ・・・なぜ靴を買ったんだあたしは・・・」って不思議がりながら店を出た

その後気を取り直して食料品売り場へ。
明日ルーマニアでのボランティアから帰って来るRちゃんの好きなヨーグルトやお菓子を鼻歌交じりで、しかも頼んでないのにいちいちあたしに全部説明してくれながら買ってるおばちゃん。ぷぷぷ。可愛かったな~嬉しいんだろうな~って思いながらあたくしもにまにま(*´_ゝ`)

買い物を終えて帰宅途中、昨日お世話になったガボアに偶然会って、そこでもおばちゃん特製マフィンプレゼントしてた
しかしなぜおばちゃんは車にマフィンを積んでるんだ
まるで皆にばったり会うのを予測してたかの様だ。


滞納癖ブログ-お隣さん親子とモップ犬 豪邸に着くと隣んちの親子とモップ犬が現れてしばし立ち話
子供の名前はチェンゲちゃんって言って、すごく人懐っこくて色々話しかけてくれるんだけど、ハンガリー語だから全然意味分からないあたしは終始ヘラヘラ笑ってごまかしたどうやらデジカメに貼ってあるSuicaのシールについて何か言ってる様子だったけど詳しくはさっぱり???ポに留学したての時に死ぬ程感じた“言葉の壁”を思い出したね

モップ犬の名はゾリっていうんだけど、この犬も人懐っこくてそのモップの様な体をあたくしのパンツにスリスリしてきて、みるみるうちにあたくしのパンツは毛だらけにでも可愛かった~

彼女達とバイバイして家に入ってランチ
今朝のSpecial Breakfastの残りをあたしは頂き、おばちゃんはご飯と漬物。おばちゃんはいつもこれ。「もっとハイカラなもん食べればいいのに。まるで田舎の婆様じゃんかよぉ」って指摘したら何がおかしかったのか知らないがご飯粒飛ばしながらげらっげら笑ってらした。

ランチ後おばちゃんは喉が痛いとか寒気がするとか言い出したから、「薬飲んですぐ休む様に」と、このあらゆる病気を経験してる病のスペシャリストが忠告してんのに、かたくなに拒んで「大丈夫」とか「風邪薬なんて持ってない」とか「多分風邪じゃなくて花粉症」とか訳の分からない事をぬけぬけと言うおばちゃん

しまいには、「ペストサイドのZARA行く?」とか「あの山のてっぺんまでハイキングに行こう」とか言い出すので、「いいからいう事聞いて大人しく寝てろー」と最後にはキレさせて頂いた。すると観念したのか、やっとテレビの部屋のソファに横になってくれたのでしばらく様子を見る事に。

あたしはその間暇だったので、フィールドに出て散歩
滞納癖ブログ-今日のフィールドには飛行機が
滞納癖ブログ-丘の上から見た豪邸
散歩しながら丘のてっぺんまで登ってたら、聞こえるはずのないおばちゃんの声が聞こえるあ~あたし疲れてんだわ~(〃´o`)=3って思ったらもっかい今度はさらに鮮明に聞こえてきて、後ろ振り返ったらおばちゃんがいた

「ガストーン(散歩するブタ)が来たから知らせようと思って」だって
それにしちゃあハイキングする気モリモリの全身ジャージにスニーカーという完璧な出で立ちでないかえ?あ?

慌てておばちゃんを寝かす為に「ガストーンは分かったからもう豪邸に戻ろうね?」と説得すると、おばちゃんは「ハイキングして汗かいたらすぐ治っちゃうから」と、どこからそんな自信がくるのって位きっぱり言い切って山に向かって歩き始めた

ハイキングしながら喉痛を和らげる為に持ってきたというスイカ味の飴を薦められて、舐めてみたら激まずでたまげたおばちゃんはおいしいおいしい言いながら舐めてたけどね、絶対まずいから
風邪で味覚おかしくなっちゃったのかな。


ハイキング中、花を見たり、草を引っこ抜いたり、キツネの看板発見したり、人生について話したり
滞納癖ブログ-ハイキング中に見つけた花①
滞納癖ブログ-ハイキング中に見つけた花②

滞納癖ブログ-ハイキング中に見つけたキツネの看板 その中で印象的だったのが、スイスのプリンスがなぜ かBarで飲んでて、そこで彼と 知り合って結婚して見事プリンセスになったおば ちゃんの友達のシンデレラストーリーとか、うその様な本当のサクセスストーリーとか、聞いてる途中は嘘っぽくて噴出しちゃうんだけど本当にそういう人って実在するんだよねしかしおばちゃんの周り限定なんだけどね


滞納癖ブログ-山の頂上からの絶景
話してるうちに頂上に着いて、360度見渡したら何とペストサイドが見えちゃった(おばちゃんちはブダサイド)すごい絶景で気分爽快

そこでおばちゃんが病のせいなのか、いつも以上に変な事言い出して、飛んでる飛行機を見て「あ、あれルフトハンザよ」とか「あ、あれANAよ」とか自信満々に言うのよ嘘つきどう考えても飛行機の柄なんて見えないから
7キロ先のキリンが見えるサンコン級の視力を持つあたしでさえも見えないのに、老眼入ったおばちゃんに見えるはずがなかろうがちょっと天然入ってんのかしらおばちゃんて

滞納癖ブログ-ズリズリ滑りながら下りた帰り道 そんなんで終始おばちゃんの言動に爆笑しながら山を降り、帰りはズリズリ2人して滑りながら戻ってきました

フィールドまで降りると昨日のコンサートに来てくれた散歩中のドイツ人家族と犬に遭遇彼はギターをやるプチ音楽家で、昨日は一番前に座ってたらしい。

ほいで調律が狂ってた事、ペダルの付いてるピアノの足がギーギー言ってて今にも折れそうだった事など彼も気がついてたらしく、「良くあのピアノで弾いたね~」(彼)「あ、見えました?そうなんですよ~」(私)などとしばし歓談しかしドイツ人の英語はちょっと聴き取り辛かったあるよ

そこであたくしが大学時代3年間習ったドイツ語を彼らの前で披露えーっと、彼らを苦笑させる位あたくしのドイツ語は酷いもんでしたあの3年間はいったい何だったんでそーか


滞納癖ブログ-良く見るとグライダーが飛んでるよ そうこうしてるうちに豪邸に着いて、叔父Dも帰宅し今日は近くのビザ屋さんにてディナーの予定だったけど、おばちゃんとあたしが帰宅早々、昨日リサイタルの記念にもらったワインを開けてチーズとともに宴会始めちゃってたので、そのまま家での手作りディナーに変更

3人でキッチンドリンカーしながらパスタや春巻きやチキンのテリヤキやサラダや豆というイタリアンでも中華でもない、何ともまとまりのない料理がどんどんテーブルに並んでった

そこで食料庫などウロウロしながら手伝ってたあたしの目に飛び込んできたのは、包みのまま食料庫の棚にぶち込まれてたあたしが手土産として持ってきたポ焼きのキャンドルスタンドだったその瞬間見てはいけない物を見ちゃった感モリモリでしたよ・・・そしてふつふつと怒りが

酔っ払ってた勢いもあって、おばちゃんとっ捕まえて事情聴取
「何だえこの扱いはぁぁぁ人に物をもらったら普通包みを解いて、例え気に入らなかったとしても、その客がいる間だけでも飾っとくってのが大人の対応でしょーが違うかえー」って叱りつけながら、げっらげら笑って息出来てないおばちゃんの横で自分で包みを解いて自分で無理やり飾りまして候
っもうっどういう教育受けてきたんだよ。

叱ったら気が済んだのでお食事開始その間の会話はずっと英語で、滞在中あたくし本当に耳が鍛えられました
でも「NAMIちゃん's お母さん」とか「でも anyway」とか変なとこに日本語使ったりする名言がチラホラ。こんなんでまじめな話とかされるとあたしはもう腹抱えて爆笑本人達はケロっとしてるんだけどね。

楽しいディナー後はいつも通り食器をディッシュウォッシャーにぶち込んで、ほうじ茶飲みながら2階に上がって、1階アラームつけて、もう明日早朝に出発だから荷造りしてシャワーして就寝

しかしね、アウトレットでの買い物やおばちゃんからのもらい物で、来た時よりも荷物が大幅に増えちゃって入りきらねーのなのでおばちゃんのキャリーバックを1つ借りてめいいっぱい詰めさせて頂きまして候
心もお腹もスーツケースもホクホクでどぶらの

2日目

今日は目が腐るまで寝ようと思ってたのにカーテン越しのまぶしい朝日で10時半に目が覚めちゃった
ちょっくら外をのぞいてみると大快晴で太陽が炸裂
豪邸前のフィールドには朝の散歩を楽しむ人や犬がモリモリ×10
気持ち良さそう誘われるように1階に降りた。

「あれ何でもう起きるの」って朝からずっと料理しっぱなし(今日のリサイタルに来てくれるお客様の為にオルガナイザーと相談して演奏後立食パーティーを設け、おばちゃんの手料理をもてなす事になってたから)のおばちゃんにも叔父Dにも言われたから、「天気が良くて気持ち良さそうだったから」って言ったらなぜか二人が満足げに「Yeh~、おふこ~す」とうなずいてらした。

しかし叔父Dは昨日車の中で「明日は朝8時に網戸張りの人が来るからその工事を見たいんだ」って言ってたが、あたしが起きて降りてった10時半になっても未だ網戸屋は現れず。ポみたい。
その代わりさっきまでポリが来てたらしい。なぜかというと最近ここの付近の住宅の庭が何者かによって荒らされたり物がなくなったりするんで、ポリが一軒一軒事情聴取してるらしいでも噂ではキツネの仕業かもしれねーんだとここではブタと羊とモグラは見た事あるがキツネも出るのか

滞納癖ブログ-豪邸前のフィールド テラスで太陽の光をさんさんと浴びながらコーヒーを堪能し、じっとしていられなくなって着替えてフィールドを散歩しながらイメトレ開始
真っ青な空と緑いっぱいの山、太陽の光を反射してキラキラしてるフィールドに、ランニングしてる人や動物達と戯れてる人や転がる子供達
これが本来の人間の暮らしだよな~なんて思いながらイメトレがどんどん進む

そうこうしてるうちに12時になりやっと網戸屋到着。
「遅れてすみません」の一言もなく、いつの間にかゆ~っくりゆ~~~っくり作業開始。しかし叔父Dはスーツに着替えて出社準備ニアミスでしたな。

太陽と大地の自然パワーを吸収しまくったあたくしは豪邸に戻り、軽くパン食べて、ポでも滅多に外に出ない出不精の青白いあたくしにはちょっと自然の力は偉大過ぎた様子でにわかに頭痛発生してたので薬飲んでちょびっと昼寝

14時に起きて化粧やら髪の毛結ったりと準備開始一通り料理の準備を終えたおばちゃんも準備開始して、あたくしの持って来たドレスにケチをつけやがり、「おばちゃんの貸してあげるからこっちおいでっ」って言われてまず地下の衣裳部屋へ連行そこにはよくもあたくしのドレスにケチをつけられたもんだなっつー位ダサいドレスがいっぱいで、「これは?」「これは?」って薦められるがその度に「やだ」とお断り。

めげないおばちゃんは今度は2階の衣裳部屋にあたくしを連行
さっきよりはましなのが多かったが、アクセサリーや靴とかとのバランスを考えるとあたくしが持ってきたドレスが一番良いって事がここの時点になってやっとおばちゃんにも分かってもらえたらしく一件落着。ふ~でも一着すごい可愛いドレスもらっちゃったアメリカに住んでる時はよくイブニングパーティーがあったんだとよ。

んで、化粧を終えて髪の毛結ってたら今度は髪の毛にいちゃもんつけてきたおばちゃんアップにしろとよ。これも丁重にかつ無言でお断りさせて頂いた

んで衣装を着てアクセサリーもつけて廊下に出るとまたおばちゃんに見つかってしまった
そして一言「ババ臭~い」。「ああんだとババ臭くて結構」と言い返してやると、裾から糸が出てたらしく「Wait」と言われ、しつけされてる犬の様にピタっと止まったあたくしのドレスの裾の糸をハサミで切ってくれて、「娘の晴れ舞台だから」ってニコニコ色々チェックしてくれました。こういう笑顔を見ると何言われても憎めないよね。

15時から遅めのランチ昨日の炊き込みご飯とお味噌汁と漬物とパーティーに出す食べ物を少し拝借して済ませた。

16時に近くに住むガボアさんていうミニバスの持ち主がミニバスに乗ってやってきた料理の山をミニバスに乗せ、おばちゃんとあたくしも乗り込んで会場へ。
しかし、ちょうどこの時間街は渋滞が発生しててなかなか会場にたどり着けず、真夏の様な日差しが差し込む車で50分位かけてやっとこさペストサイドにある会場へ到着

今回の会場はブダペスト在住のフィンランド人インテリアデザイナーさんのサロン。100人位入る会場で、インテリアデザイナーっていうからすごいモダンな会場なのかと思いきや、クラシカルなインテリアで統一されててまるでどっかの美術館の様だった

そこで今回立食パーティーの準備を手伝って下さる助っ人、SONYハンガリー支社の社長夫人とTDKハンガリー支社の夫人と対面とても優しくて美しくて面倒見の良い方達でした。

あ~んど今回のコンサート主催者であるAに対面←本当にこんな顔だった(笑)
ここだけの話、彼実はゲイなんだけどね、とってもとっても良い人であたし大好きになりました

滞納癖ブログ-本日のピアノ そしてピアノはHOFMANN&CZERNYとかいう大分年代物の古いピアノが入ってて、触ってみると反応が耳の遠い爺さん級凹んだっきり戻ってこないキーもあり、調律はぐっちゃぐちゃまぁ古いんだから仕方ないよな・・・って自分の耳をその異次元の調律に慣らせてたら、「NAMI、このピアノ調律狂ってるね、今から調律師を呼ぶから」って言ってきたのがリスト音楽院で合唱を教えてるProf.Lだった。彼はこのコンサート企画の関係者で、本番では曲目解説などしてくれるらしいあたし以外に気がついてくれる人がいて良かった~って思うと同時に、耳の肥えた人がいるって現状にちょっと緊張

調律師が来るまでこのピアノのキャラを必死でキャッチしようと全力で頑張ってたらいい加減疲れて頭がぼーっとしてきたので料理隊が頑張ってるキッチンに行って水分補給

その内調律師が来て戻らないキーや打鍵するとなぜか木の音がするキーなど指摘して、調律・調整してもらった。彼はタトゥーしてて、TシャツにGパンで、一見そこら辺にいるチャランポランな兄ちゃんに見えるが腕は確からしく戻らないキーも木の音がするキーも一瞬で直してくれて、調律も大分マシな状態にしてくれたしかし古いからね、すぐ狂っちゃうのは仕方ないよね

その間あたくしはリスト音楽院のProf.Lに曲目解説上の理由でシマノフスキについて質問されてて嫌な汗をガンガンかいておりましたただでさえ働いてない頭を絞って、少ない知識を言葉にしようも単語が出てこずとにかく空回り語学力が欲しいぃぃぃ

そうこうしてる間にも続々とお客さんが集まりあたくしは楽屋にて待機。
その間におばちゃんの友達であるカナダ大使館の外交官であるアグネスが挨拶に来てくれて、“この人はいったい誰なんだ?”って?マーク全開ながら必死に笑顔を振りまくあたくしに「あなたの写真何度もN(おばちゃんの名前)に見せられてるから知ってるの」と言いながら自己紹介してくれた。
続いて誰だか良く知らない人が数人挨拶に来てくれた
最後にのん気に叔父D登場

聞くと叔父Dったら今日リサイタルの最初に挨拶をするとか言うではないか聞いてないぞそんな事
ほいで本番開始10分前にその原稿作成の為に今更インタビューに来たらしい聞かれたのが、いつからあたしはピアノを始めたか、いつから本格的に勉強し始めたか、中学・高校時代は一日何時間練習してたか、今は何時間練習してるか、どうしてポーランドに留学したか、なぜショパンが好きかなどなどなどなど、またまた英語と日本語ごちゃ混ぜでインタビューしてくるわけよだからあたくしも無い頭振り絞って英語と日本語ごちゃ混ぜで必死に答えるんだけど、緊張もあってなかなかうまい言葉が見つからないんだけど、叔父Dはうなづきながらポイントポイントをちょこちょこメモで、そのメモを覗き込むとどう考えてもスピーチ出来そうな状態じゃないから、「こんなんで練習もなしにいきなり皆の前でしゃべれるの?」って聞いたら「大事なのはポイントを抑える事」とだけ言ってヘラヘラ去ってった。

そして叔父Dはさっきの数分間であたくしのつたない言葉の中から真意を全てをキャッチしてポイントをおさえまくり、完璧に理解してたというのが本番の彼の天才的なしゃべりで分かった
本物のビル・ゲイツさんとお仕事するだけの事はあるんだな~って叔父Dの凄さを垣間見た瞬間だったね忘れ物とか多くて、いつもうっかりミスしておばちゃんに怒られてる姿と、あとはランニングしてる姿位しか今まで見た事なかったからもんだからさー、あたし驚いちゃったよー
ちょっと鳥肌たったおい皆、Dは実はすっごい人だったんだよー

コンサート主催者Aの司会から「今夜はとてもスペシャルなコンサートです。なぜスペシャルなのかは、Mr.D(叔父)に説明してもらいましょう」とバトンタッチされた叔父D
「スペシャルな理由は二つ。今日は二人のじゃぱにーずによってお客様に素敵な一時をお届けします。一人は僕の姪であるNAMIがピアノを、もう一人は僕の妻がコンサート後に簡単なお食事を・・・」と始まって、もう何十年も司会進行業やってます風な余裕とユーモアとセンスの良さを漂わせながら、時々お客様の笑いをとってあっという間にあたしの経歴や音楽に対する想いも的確にスマートに伝えてくれて、いつの間にか名前を呼ばれて誘われるように舞台に出た

すごく緊張して、1曲目なんかは左手ちょっと作曲したりもしたけど、お客様は皆温かくて一曲一曲終わる毎に拍手喝采して下さり、最後には音が鳴り止む前にブラボーもらってカーテンコールしつこい程してもらって終了
詳しくは本番レポで

演奏終了後主催者のAからコンサート記念のラベルがついたワインと何か壁掛けみたいな記念品を授与され、続いておばちゃんもステージに呼ばれ同じくワインをプレゼントされ、お手伝いをしてくれたSONY夫人とTDK夫人二人も呼ばれ、じゃぱにーずれでぃー達は拍手喝采を頂き予想外の展開ゆえ少々戸惑い気味×4

これでやっと退場出来ると思いきや、もう一つプレゼントがあると言うA
何じゃろ何じゃろってドキドキしてると、何とリスト音楽院のProf.Lが「夏の思い出」を日本語でアカペラで歌ってくれたんです
「夏の思い出」ってどんな曲?って思った人の為に歌詞を
絶対知ってるよ。絶対習ったはず。ほれほれ歌ってみ

♪ 夏が来れば思い出す はるかな尾瀬 遠い空
  霧の中に浮かびくる やさしい影 野の小道
  水芭蕉の花が咲いている 夢見て咲いている水のほとり
  石楠花色に黄昏る はるかな尾瀬 遠い空♪

あたしこの曲のタイトル何十年も「尾瀬」だと思ってたんだけど違ったのね
とにかく彼の心に染み渡るような歌声に客席一同息を潜めてシーーーン
ステージ上のじゃぱにーず達は涙を堪えてじーーーん
歌い終わるとブラボーブラボーであたくしなんてマジで感動して鳥肌たちまくりで今にも飛び立ちそうだったね

ほいでふと横のじゃぱーにず達見たらおばちゃんが目にいっぱい涙溜めて泣いてたSONY夫人とTDK夫人に背中を撫でられながらおばちゃん退場。
そうなのよ、この剛鉄の様な心の持ち主であるはずのおばちゃんにも父があり母があり兄弟があり故郷があり思い出があり、すごく国際的にバリバリ生きてるはずなのにそういう心の一部分だけが昔のままだったりして繊細だったりするんですおばちゃんのそういうとこ本当に尊敬。

感動いっぱいにコンサートは終了し、その後はお待ちかねの立食パーティー
お客様はおばちゃんの激うま料理をむさぼりながら、キッチンで水分補給して魂を呼び戻してるあたくしのとこに一人一人やってきて、手をとって感想を述べて下さいました

そこでバイオリニストさんに共演のお誘いを頂き、ハンガリーでは有名らしい挙動不審のオペラ歌手とも知り合えた。彼ね、すごいマメな人で皆が空けたワインのボトルとかせっせとキッチンに片付けに来るんだよオペラ歌手って聞くまではお手伝いの人かと思ってた位機敏で機転が聞く人なの。最後にモジモジしながらハグを求められた時には笑っちゃいましたがね失礼。

その他ジュリアード卒で、今はハンガリーを拠点として活動されてる日本人ピアニストさんからすごく嬉しいお言葉を頂き、おまけに彼女がリリースしてるCDまで頂いちゃいましたラッキー

滞納癖ブログ-コンサート主催者とProf.とおばちゃんと で、21時45分にガボアさんがミニバスでお迎えに来る約束になってたので、最後は本当にバッタバタだった
オフィシャル用の写真撮影も終わってないっつーのに、ガボアが来ちゃったっつんで、会場は大騒ぎ
慌てて撮影して、サインして、諸雑務を終えて嵐の様にバスへ


滞納癖ブログ-豪邸門前にておばちゃんの友人達と おばちゃんちの近くに住む人達も一緒にバスで帰宅
皆良い人でそこでも色々な話したよ
世界中の人とコミュニケーション出来るって素晴らしいよね英語もっと勉強したいぽ
おばちゃんち到着後も記念撮影

帰宅後着替えて、結局会場では全然食べられなかったあたしとおばちゃんでワインを開けて、残り物をおつまみに乾杯そこへ叔父Dものそのそやってきて参加

盛り上がっちゃって盛り上がっちゃって叔父Dは明日朝早いので涙を呑んで就寝したが、おばちゃんとあたしはテレビの部屋に移動して、おばちゃんはストレッチ、あたしはおばちゃんのしてるダイヤの指輪をはめさせてもらって記念撮影

滞納癖ブログ-何カラットあるんだろう・・・ おばちゃんのダイヤの指輪すげーんだよ本物とは思えない程デカいの
こんなすごいダイヤをいつもつけっぱなしで、漬物漬けたり、油物の洗い物したりすんの「よくパスタソースのカスが立て爪んとこに挟まってる事あるのよ~ははは~」って信じられない事言いやがるのこのセレブお願いだからやめて
ハートのダイヤのネックレスは「ゴルフ中になくしちゃったの~」とか笑顔で平気で言うしさー。あたしだったらそんなの自殺もんだえ

そんなんしながら色々話してたらあっという間に時間は過ぎて、気がついたら次の日になってて、もう今日は遅いからっていう理由で頭カチカチ、目ギラギラのまま顔だけ洗顔して就寝

久しぶりに音楽その物を純粋に楽しめたコンサートだったなそしていつに無く感動的で、なかなか体験出来ない空間だった傷心にはすごく良い薬になりましたおばちゃんや主催者のAに感謝


さて明日は買い物じゃ