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本当にありがとうございます☆
私の物語（プロフィール）その３です。
前記事はこちらです。
私の物語（プロフィール）～その１ 生まれから高1のある出来事まで
私の物語（プロフィール）その２ 高校時代から東京へ上京
生まれた時から、高校に入るぐらいまで、
一人っ子の寂しさを感じながらも、
それなりに幸せな日常でした。
小学4年から中3まで野球に明け暮れた日々。
中学に入ってから勉強が嫌になり、
成績も落ちて、受験勉強も嫌で、
受験に落ちました。
両親にがっかりされ、私も悲しかったです。
高校一年の時、仲間から袋だたきにされた時から、
「山形はもう嫌だ、離れたい」
「誰も知らないとこに行きたい」
『違う自分になりたい』
と今の現実から逃げて、違う現実への憧れを持つようになりました。
山形が嫌だ、違う自分になりたい、
という思いがずっと心の中にあったと思います。
バンドをやったり、ダンスにはまったりしたのも、
好奇心や楽しみだけじゃなく、
『違う自分になりたい』
という思いがあっかとも思います。
そして、高校一年の時、断絶された世界、孤独を体験したことで、
誰かとつながりたかった、ほっとしたかったと思います。
●（19歳になる年）
高校を卒業して、東京の英語の専門学校に通います。
すぐにクラスに彼女ができて、
その彼女と別れてから、
いろんな細かいことを気にするようになり、
神経過敏になり、不眠症や、視線恐怖のようになりました。
そして山形に帰ってきました。
東京生活、挫折です。
友人がいなかった（いないと思っていた）ので、
高校時代にバイトで知り合ったひとつ上の人と、
連絡取り合い、一緒に遊ぶようになりました。
ダンスをやってたという共通があり仲よくなりました。
（一つ上の友人と、その後輩と、クラブに踊り行った帰り）
一人でさびしい時は、小説を読み、その世界にひたりました。
小説も、精神安定剤代わりになりました。
●（20歳になる年）
その学校をやめて、いったん山形に帰ってきますが、
また東京に行きたくて、東京でフリーターをやります。
大田区蒲田で、家賃2万円のアパートに住みます。
（四畳半の蒲田のアパートで、住人と。ドレッドパーマをかけていました。）
風呂なし、トイレ共同で、
同じアパートには、年が近い人も二人住んでて、
友達になりました。
一緒に節約した飯を食ったり、
銭湯に入りに行ったり、
漫画やドラマの主人公になったような
気持ちで楽しかったです☆
どこで出会ったのか忘れましたが、
山形西高の女の子と文通をしていました。
●出会った人の影響で、
好きなダンスを仕事にしたいと思うようになります。
ダンスを仕事にするために、
そういう道を教える学校があるか調べました。
渋谷にマッキー総合学園という専門学校を見つけます。
ダンスとか、映像とか、
マッサージとかペット関係とか、
いろんなことを教える学校で、
そこに「ダンス留学科」という科がありました。
そこでは、ヒップホップをはじめ、
バレエや、ジャズ、モダンジャズなど、
あらゆるダンスを教えている学校でした。
親に頼み、21歳になる年に、
その専門学校に入りました。
（渋谷のダンスの学校で、手前の茶髪です。）
●（21歳になる年）
ダンスの専門学校に通います。
横浜の日吉に、その学校の寮があったので、
寮の方が何かと便利で、そこに引っ越しました。
その年に、劇団ひまわりのオーデションを受け、
劇団ひまわりの俳優養成所の夜間部にも通いました。
ここでは、演技・芝居の勉強をしました。
ラーメン屋、コンビニでバイトもしました。
●劇団には、同じ時期に入った、
同期のクラスがあり、そのクラスで、
発声とか演技のレッスンを受けていました。
（代官山の劇団ひまわりで。仲間と。タオルまいてるのが僕です。）
全員地方者ばかりで、すぐにみんな仲良くなり、
よく飲み会をしました。
高校時代、ダンスとかやってて、
「個性が強い」と思ってて、
周りと浮いている感じがしていましたが。。
劇団の仲間ができた時、
みんなそれぞれに個性的で、
すごく居心地がよく、みんなで夢を語り合い、
何時間でも語れるって感じで、
朝まで飲み明かすというのもありました。
本当に良い青春の時代だったと思います。
私も、芸能人のバックダンサーになりたいとか、
ミュージカルダンサーとか、
俳優にもなりたいという夢を持っていました。
この時に、二時間ドラマの西村京太郎・サスペンスの
『伊豆海岸殺人ルート』
にエキストラで2，3分でました。
「20人くらいの不良が、
更生のために海岸でうさぎ跳びをしている」
というシーンで、みんなで走ってるシーンと、
3秒くらい、私の顔もアップで映りました。
初のドラマ出演でした（笑）
夢への第一歩で、彼女や両親も喜んでくれました♪
親戚にも、ドラマ見てくれと電話したりしました。
ひまわりの同期も、ちらほら
テレビにエキストラで出始めた頃でした。
（95年 劇団ひまわり俳優写真名鑑 左下）
（劇団ひまわりには、女優の高橋かおりさん、小島聖さん、中島明子さんなどがいました。）
●当時、埼玉に付き合っている同じ年の彼女もいました。
横浜日吉と、埼玉の大宮で少しだけ遠距離でしたが、
お互い東京まで近いので、普通に会える距離ではありました。
いや、彼女が遠い距離を来てくれていました。
感謝しています☆
ダンスの専門学校で、11月18日に舞台をやった時、
それを終えて、見にきてくれた劇団の仲間と新宿で飲んでいる時、
その居酒屋で飲んでいた子でした。
そこで一緒に合流して飲んだのがきっかけでした。
よく、僕のアパートで過ごしました。
彼女との付き合いは一年間ですが・・
公園を散歩したり、簡単な料理作って食べたり、
何気ない日々に幸せを感じていた良い思い出です。
新宿でデートもしました。
僕は良く風邪をひいていました。。
僕が、SMAPにはまり、よくビデオを見ていたので、
彼女もSMAPにはまり、コンサートにも一緒に行ったり、
「吾朗ちゃんだけ、ダンス下手だよね～笑」
「いや、〇〇（彼女の名前）も下手だよ～笑」
て、二人で笑いながら、SMAPの真似をして踊ったりしていました。
彼女はキムタクファンで、
僕は同じ年の森君（辞めてオートレーサーになった人）のファンでした。
1，2年前、新宿アルタ前に、
38歳の森君のポスターが登場したのをみましたが、
相変わらずスタイルよくかっこよかった。
勝手に、永遠のライバルです（笑）
森君の身長は178センチ、僕は179，6センチです。
●夢がある時って、すごく楽しいです。
友人と語り明かしている時も、最高に楽しかったです。
でも、同時にその反動もきます。よく光と影とかとも言われますが、
葛藤がありました。
山形の同級生とかは、社会人として働いています。
「みんな社会人になり、大人になっている中で、
いつまでも夢とか言ってていいの？」
「ダンスして、芝居して、バイトだけの生活で、
やっていけるの？」
「俺いったい、何やっているの？」
いつも、そんな葛藤がありました。
同じ年の彼女も、短大を卒業して、
就職が決まったりしました。
でも、私は変わらずフリーター。
「ダンスとか芝居は楽しいし夢あるけど、現実はただのフリーター」
ますます夢と現実の葛藤が大きくなりました。
彼女ともよく、ささいなことで喧嘩をしました。
（22歳）
●19歳の時に飲み始めた、安定剤や睡眠薬は、
この時も飲んでいました。
バイト先で知り合った人の影響で、
ある宗教にも数か月だけ入りました。
薬をやめたかったのと、
有名な芸能人も多くいる宗教団体で、
成功できるかもと思ったのもあります。
宗教は数か月で辞めましたが、
入って組織の中を見る機会なんてないので、
とても貴重な体験をしました。
今は、宗教に入る人の心理や、すがる心理、信じる気持ちなど、
客観的に見ることができています。
●その主教団体を辞めて、
23歳になる年に、山形に帰ってきました。
その同じ年の彼女とは別れました。
●（23歳になる年）
山形に帰ってきて、山形駅の二階の通路で
ストリートダンスをやっていました。
ギターを弾いてる子と仲良くなったり、
「ダンス教えて下さい」
と高校生の子に声をかけられ、
いつの間にか8人くらいのチームができたりもしました。
●何もせずプラプラしている時、近所の同級生に、
「一緒に仕事をしないか」
と声をかけられ、建築業の足場組みの仕事をはじめました。
（左から二番目の坊主頭が僕です。）
仕事で忙しくなり、
山形駅で踊っていたストリートダンスは、
いつの間にかやめました。
友人が社長で、一応私が副社長という立場で、
若い子を使って、足場組みの仕事をやりました。
朝5時とかに起きて、車がない若い子を寒河江とかに向いに行き、
米沢の現場に二か月くらい通いました。
南陽と上山、村山、東根、天童、寒河江、河北、
いろんなとこへ現場仕事に行きました。
山形市の仕事は近くてよかった。
岩手に二か月、出張で行っていた時もありました。
夏は暑くて、冬は寒くて、
力仕事で、肉体的にも精神的にもけっこうきつかったです。
いい経験ができました。
一年やりましたが、仕事をもらっていた親会社から、
お金が入ってこないということが続き、
友人のその会社を辞めました。
●そこから、建築業の水道屋、土方をやり、運送、派遣と、
いろんな職業を経験しました。
●23歳の終わりごろに、宝塚でやっていた人の
ジャズダンススタジオに通い、
24歳の時に、そのスタジオの舞台に出ました。
全6曲を踊りました。
（写真の一番左が僕です）
この時、同じスタジオに好きな子がいたのですが、
同じスタジオの別な人に告白され、
その人と付き合いました。
スタジオの彼女とクリスマスに仙台デートをしている時、
好きだった子が一人で買い物しているところとばったり会いました。
胸がしめつけられるような思いをしました。
ちゃんと、好きな子に告白をすればよかったと。。
好きだった子は友達だったのですが、
変な照れから、気持ちを言うことができずにいました。
この時に、「言わないでおこう」とか、
かっこつけたり、気持ちを封印したり、
後悔するようなことは、二度とやめようと思いました。
●20代前半の頃に持った、ダンスでプロになるという夢をあきらめてから、
やりたい仕事もなく、遊んでばかりの二十代を過ごしました。
『現実逃避』
だったかとも思います。
（24歳、クラブで踊っている時）
クラブやディスコでわき目もふらずに
ガンガン踊っていると、
たまに女性の方から声がかかることもありました。
彼女以外の女性から、
しつこくされたこともありました。
タバコぶかぶかすって、週末は酒飲みばかりで、
将来のことなんて何も考えずに、
やりたい仕事もなく、
心のどこかにいつも、
「現実なんて嫌だ」
「大人になんかなりたくない」
そんな気持ちを持っていました。
無職の時に、引きこもりや、
また対人恐怖みたいな状態にもなり、
「なんで生きているんだろう？」
「なんの意味があるんだろう」
とか、自分の存在とか、人生についても考えはじめました。
（26歳頃、無職で元気がない時）
彼女とかいて、楽しい時期もありましたが、
現実が嫌だった、逃げたかった、
仕事では、職場でうまく人間関係が築けずに、
嫌になると辞めていました。
弱い自分でした。
「どう生きていいかわからない」
「成功したいけど、何で成功していいかわからない」
と悩み、本に答えを求めました。
25歳くらいから、ナポレオンヒルの思考は現実化するや、
マーフィーの眠りながら成功するなどを読み始めました。
考えていることが現実化する
イメージは現実化する
という、潜在意識の法則というのを知るようになります。
27歳くらいの時から、瞑想や呼吸法、
イメージングなどをやるようになります。
歩きながら、願望を唱えたりもしました。
「彼女欲しい」と考えて、行動を起こすと、
彼女ができていました。
一方で、仕事に関する願望は叶わなかったり、
何がやりたいかわからなかったり、
何で成功したいのかわからなかった時期を過ごしました。
恋愛に関する願望で、イメージや瞑想の効果を感じながらも、
潜在意識の法則に対して、半信半疑でした。
今振り返ると、
『考えていたことはすべて』叶っています。
「どうせ、無理だろうな」
と考えれば、その「どうせ、無理」が現実になっていたわけです。
（29歳 ばあちゃんと）
ばあちゃんとよく、山寺とか月山あたりまでとか、
ドライブにつれていきました。
たまにこずかいをもらう時もありました。
だいぶはしょっていますが、
これが私の20代です。
ダンスとか劇団とか、テレビに出たり、
これは割と輝いていた面。
帰ってきて、やりたい仕事もなく、
いろんな職業を経験した面。
週末遊んで過ごした、
現実から逃げていた面。
恋愛をして、傷つけたり、傷つけられたり。
友人の裏切りとか、友情について考えたり。
自分の存在意義について考えたり。
色んなことがありました。
どれもが、私の体験です。
私だけではなく、誰もが、
人生の中で、いろんなことを経験します。
この世から消えたいと思うくらい悲しい思いや、
悔しい思いとか、怒りとか、許せない思いとか、
どうしようもないさびしい思いとか。
このまま時間が止まって欲しい、
永遠に今この瞬間が続いて欲しいて思う、
最高に幸せな時間があったり。。
体験や出来事に、良い悪いはなく、
ただ、その出来事、そういう時間があっただけにすぎません。
その起きた出来事に対して、
見方、とらえ方、解釈は変えることができます。
私も、仲間たちにぼこぼこに殴られた体験も、
友達がいないのかなて感じた寂しい思いとかも、
それがあってよかったとは思いませんが、
その出来事に対して、
いい学び、貴重な経験で、違う自分に繋がる体験だったなと
見方、捉え方を変えることができています。
出来事は変わりませんが、それに対して、
学びになって、いい経験になった、
それがあったからこそ今がある、などなど。
誰でも、とらえ方を変えたり、
その出来事につけていた意味を再定義することができます。
長い、私の物語をここまで読んでいただき、
本当にありがとうございます。
こんな私が、どんな30代を送ったのか、
また機を見て、続きを書きたいと思います。
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