いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
昨年11月に書いていた記事になります。
長い私の物語（プロフィール）を書いてきました。
これまでもメルマガ・ブログで過去のことを書いてきましたが、
このたび、けっこう赤裸々に書いています。
私の物語（プロフィール）～その１ 生まれから高1のある出来事まで
私の物語（プロフィール）その２ 高校時代から東京へ上京
私の物語（プロフィール）その３ 20代、現実への拒絶、葛藤
今日は、前回の20代の物語の続きです。
前回の20代の話
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
20代前半の頃に持った、ダンスでプロになるという夢をあきらめてから、
やりたい仕事もなく、遊んでばかりの二十代を過ごしました。
タバコぶかぶかすって、週末は酒飲みばかりで、
将来のことなんて何も考えずに、
やりたい仕事もなく、
心のどこかにいつも、
「現実なんて嫌だ」
「大人になんかなりたくない」
そんな気持ちを持っていました。
無職の時に、引きこもりや、
また対人恐怖みたいな状態にもなり、
「なんで生きているんだろう？」
「なんの意味があるんだろう」
とか、自分の存在とか、人生についても考えはじめました。
彼女とかいて、楽しい時期もありましたが、
現実が嫌だった、逃げたかった、
仕事では、職場でうまく人間関係が築けずに、
嫌になると辞めていました。
弱い自分でした。
「どう生きていいかわからない」
「成功したいけど、何で成功していいかわからない」
と悩み、本に答えを求めました。
25歳くらいから、ナポレオンヒルの思考は現実化するや、
マーフィーの眠りながら成功するなどを読み始めました。
考えていることが現実化する
イメージは現実化する
という、潜在意識の法則というのを知るようになります。
「彼女欲しい」と考えて、行動を起こすと、
彼女ができていました。
一方で、仕事に関する願望は叶わなかったり、
何がやりたいかわからなかったり、
何で成功したいのかわからなかった時期を過ごしました。
恋愛に関する願望で、イメージや瞑想の効果を感じながらも、
潜在意識の法則に対して、半信半疑でした。
今振り返ると、
『考えていたことはすべて』叶っています。
「どうせ、無理だろうな」
と考えれば、その「どうせ、無理」が現実になっていたわけです。
だいぶはしょっていますが、
これが私の20代です。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～前回はここまで。
こんな20代を過ごした私が、どんな30代を過ごしたのか？
20代前半は、ダンサーになりたいとか
俳優になりたいという夢を持っていました。
夢というと聞こえはいいですが、現実への拒絶でもありました。
葛藤もありました。
地元山形に帰ってきてから、
職業を転々としました。
「なんで、この仕事をやってんだろう？」
と、給料をもらい以外に、
その仕事をやる意味を見つけることができませんでした。
甘いのも自分でよくわかっていました。
「会社でうまく人間関係を築けない・・」
「いつも嫌になると辞めてしまう・・」
「自分は社会不適合者なのか・・」
「自分はダメなんだろうか」
と、自分への信頼はだんだんなくなり、
セルフイメージも下がっていました。
（※セルフイメージとは、自己イメージ、自分が思う自分のことです。
このセルフイメージが、自分の行動を作ります。）
20代後半の頃、派遣社員をやったり、
仕事が切れて無職の時は、
『自分はダメなやつだ』
と完全にそう思い込んでいました。
この時の私のセルフイメージは、完全に低くなっていました。
（※セルフイメージというのは、変わります。あがったり、さがったりします。
セルフイメージは変えていくことができますし、
変えることで、行動や人生が変わっていきます。
これについては、また別の機に詳しく書きたいと思います。）
「高校時代はのびのびと輝いていた時代とかあったのに、
なんでこんな人生になってしまったんだろう・・？
なんで？なんで？」
無職で、引きこもりの時、完全に自信を無くして、
過去の輝いていた時代を思い出していました。
『どうすれば、良い人生を切り開けるんだろうか？』
と考え、その答えやヒントを求めました。
時間があると、よく本屋に行くようになりました。
20代の時に出会った、
マーフィーの潜在意識の法則や思考は現実化するなどの本は、
私に希望を与えました。
「良い人生を考えたり、イメージをしていれば、
その通りに実現するのか？」と。
そういう潜在意識関連、自己啓発の本を読むようになります。
瞑想をしたり、呼吸法をしたり、イメージを実践したりしました。
「彼女欲しい」と思考して、イメージして、行動すると、
必ずその通りに実現していました。
「潜在意識の法則とか、本当かもしれない」
と半分だけ信じていました。
潜在意識の法則に興味を持ち、そういう掲示板を見ている時、
「ついてると言うと奇跡が起きる」
という情報に出会いました。
齋藤一人さんと言って、長者番付けで有名な方が、
「ついてると言うと、ついてることが起きる。奇跡も起きる。」
と言っていると。
自分の人生や生活に絶望して、何かにすがりたかった私は、
「これだ！」
と思いすぐに齋藤一人さんの本を購入します。
その当時出ていた斎藤一人さんの本を全部購入し、夢中で読みました。
本は7回以上読むといいとも書かれてあり、7回以上ずつ読みました。
1回じゃわからなくても、7回くらい読むと、
著者のいいたいことがわかってくると。
（今でも、中身を吸収したい本は、
２，３回は当たり前で、何度も読む習慣がついています。）
本に書かれてあること、すべて実践しました。
「ついている」を1日千回言い、
明るい服を着て、部屋をきれいにして、
笑顔をつくってと、
それを二か月くらいやっていると、
自分でもいききいきしてきて、
波動が力強い波動に変わるのを感じました。
無職で、「この先なにをしていいんだろう」
という不安な状態だったのが、
勢いついて、元気になってきました。
本の中に書かれてあった、
「何もできないなら、何でもできる」
という言葉にも勇気をもらいました。
「そっか、俺なんでもできるんだ」
と思えました。
（※NLPでいう、とらえ方を変える、リフレームですね。）
「斎藤一人さんみたいな上司だったら、生き方や人生について、
願望実現についても学べて、楽しく仕事できるんだろうな」
と思いました。
そんな時に一人さんの会社のお店のチラシが入ってきます。
地元にも、斎藤一人さんの会社、
「銀座まるかんの代理店」があるんだとわかり、
その店に行ってみました。
一人さんの本を読んでいること、
自分も銀座まるかんの仕事がしたいことを話しました。
（※銀座まるかんんとは、スリムドカンが有名で、
健康食品、漢方薬、自然化粧品の販売をしている会社です。）
私より、少し年上の女性の店長さんが、
すぐに本部に電話してくれ、
「仕事したいと言っている男性がいます」
と伝えてくれました。
その時は、今は募集していないと断られますが、
後日、本部に電話をして直接話をして、
特約店（代理店）として契約をして、活動を始めました。
最初は自宅から始めました。
初めての自営業、初めての商売でした。
代理店の名前の屋号を
『ありがとう屋』として、
名刺を作り、地域にチラシをまきました。
活動を始めて、無職引きこもりから脱出して、
どんどん行動的になっていきました。
友人と酒飲みに行った時、
そこでバイトしていた女性と出会い、
そして付き合うようになりました。
（※相手のプライベートに関わることでもあるので、
ここに関してはできるだけ詳細を控えながら書いていきます。
私だけの物語ではなくなるので。）
お客さんが少しできた時、
山形七中前のつぶれたコンビニのテナントに交渉して、
「銀座まるかん山形北店」をオープンさせました。
（当時の私の店 銀座まるかん山形北店）
（31歳頃の私）
・・・・・・・・
幸せを手に入れたと思いました。
自分の働く場所、自分の店がオープンをしました。
いろんな人にお店を知らせて、
また過去の友人とも関わるようになりました。
銀座まるかんのパーテイーも年に2，3回あり、
憧れの齋藤一人さんとも会ったりしました。
会場で話を聞いたり、握手したり、写真をとったり、
観音参りで、銀山で一緒に食事する機会などもありました。
（斎藤一人15分間ハッピーラッキー の著者 舛岡 はなえ社長と。）
ついてると言っていたら、本当に変わってきました。
その前まで仕事してなく、何をしていいかもわからなく、
この先、どう生きていいかわからなかった。。
人生に絶望していました。
そんな自分が、自営業を始め、店主になった。
人生て変わるんだな、ついてるな、そう思いました。
・・・・・・
人は人に影響を受けます。
ある一冊の本に出会い、自分が行動的に変わりました。
本の言葉として読んでいたことが、
実際にお会いした時に、実在する人物として、
その言葉が自分に入るようになってきました。
これは大きな違いで、「本読むだけより、その人に会う」
のはすごい効果があるなというのも、
この時に実感をしました。
30代に入り、初めての自営業、
初めての商売にチャレンジしましたが、
両親が公務員の息子に生まれて、今までは、
「お金稼ぐ＝外に働きに出る、雇われる」
という考え、その選択しかありませんでした。
無職で引きこもりの時に、一冊の本に出会い、
「仕事がなければ、仕事をつくればいい」
「何もできないなら、何でもやれる」
など、考え方、とらえ方を変わり、
自分の人生に対しても、見方、とらえ方が変わりました。
これですべてがうまくいった、毎日が楽しく幸せでついてる♪
そんな30代を過ごします。
めでたし、めでたし（＾＾）
私の物語（完）
では、終わりませんでした。
商売はそう甘くはありません。
月に一度、新聞の折り込みでチラシをまいたり、
一件一件に、販売用のハガキを書きだしたり、
ポステイングでチラシをまいたりしました。
お客さんもどんどん増えていきましたが、
広告費をずいぶんかけていました。
広告代とか、店の家賃、光熱費など、
経費がかかります。
それを差し引いたのが利益です。
もともと利益率は低いビジネスでした。
（※今だから知っているのですが、健康食品で成功したければ、
利益8割以上のを扱わないとだめだと言われています。）
毎月お客さんなどもだいぶ増えてきたりしても、
ほとんど利益はとれませんでした。
二年間やり、店をたたむことを決めました。
8年前、32歳になったGWに、
つけてた看板を友人に手伝ってもらい外します。
辞めた時、ショックで熱をだし、数日寝込みました。
思考錯誤してやった二年間でした。
店を閉じた後も、店のことを考えたり、
本やに行って、ビジネス書やヒントになるような本を読んだり、
毎月、お客さんにメール便でニュースレターを送る作業をしたり。
ポステイングするために、チラシ折りをしたり。
本を読んだだけではわからない、自営業の大変さを感じました。
「世の中の自営業の人や経営者の方はこういう思いをしているんだな」
と初めてわかりました。
ビジネスや商売のことを何もわかりませんでした。
勉強していたわけでもありません。
やりながら、いろんな本を読んだり、勉強をしました。
当時の無知の私は、
利益率が低いビジネスを選んだ、ビジネスモデルの選び方から、
間違っていたわけですが。
でも、まあ何事も経験ということで、
本当になんでもやってみなければわからないわけで、
良い経験になりました。
店をやって辞めたことは、失敗とみることもできれば、
その同じ出来事に対して、
良い経験をした、チャレンジした証、
いい学びになったととらえることもできます。
起きた出来事に、どう意味をつけるのか、
どう解釈して、どうとらえるのかは、全部自分です。
時間がたって少しずつ前向きにとらえることできましたが、
当時は、失敗したと思い、絶望感に浸っていました。
失敗したと思い、はずかしさ、情けなさで、
誰とも会いたくなくなり、引きこもりました。
救われた希望を与えてくれた本の著者の会社の仕事、
希望をもって始めた自営業の店も二年で辞めました。
「俺は本当に何もできないんだな」
とその時は、そう強く思いこんでしまいました。
（しばらく、その思い込みにしばられることになります。。）
・・・・・・・・・・・・・
今は、当時の自分に対して、
本当に学びになったし、いい経験ができたし、
勇気だして店やってみるとか、踏み出してよかったし、
その行動をとってくれてよかったよ、
ありがとうと言いたいです。
「10年前、そして8年前の自分も本当にありがとう。」
そして、初めて商売を経験させてくれた、
斎藤一人さんやまるかんの本部の方々にも、
心より感謝しています。
もしも・・
あの時、自営業をやっていなかったとしたら・・？
今も派遣やバイト、仕事ない時は無職、
の繰り返しだったかもしれません。
引きこもったり、人生について悩まなかったら、
自営業を経験なかったら、
『今のこのカウンセラーになっている自分』
はいなかったかもしれません。
これまでの全部の経験があって、
今のこの自分に繋がっているかとも思います。
16歳、殴られた体験をして、ヤンキー仲間から離れて。
バンドやって、ダンスやって。
東京行って、視線恐怖や不眠症になって、
薬飲んだり、宗教に入ったり、脱会したり。
山形に帰って、建築業をやり、
いろんな職業を経験した。
ダンスやったり、芝居やったり。
いろんな恋愛もして。
人生につまずいて悩んで、
ある一冊の本に出会い、
自営業の道に入った。
そこからもいろんなことがあったけど、
その全部があって、今の自分がここにいます。
私だけの体験です。
今、これを読んでいるあなたの人生も、
いろんなことがあったかと思います。
辛いこと、痛いこと、さびしかったこと、悔しかった、
悲しかった、嬉しかった、など、いろんな体験があったと思います。
忘れたい、消し去りたいという体験でさえ、
それがあったからこそ、今の自分に繋がっています。
おすすめのワークですが、
嫌だった、辛かった、忘れたい、消し去りたい、
と思う体験を少し考えてみてください。
そして、
『もしも、その体験、出来事がなかったら、どうだったろう？』
と、別の世界を想像してみてください。
（※別の選択をしたとして、別の世界をシュミレーションしてみます。）
例、
もしも、あの人と付き合ってなかったら？
もしも、結婚してなかったら？
もしも、あの会社に入っていなかったら？
もしも、あの会社を辞めないで続けていたら？
もしも、あの時、あの出来事がなかったら？
などなど。
案外、
「その体験・出来事があって、今の自分に繋がったな、これでよかったな」
とも思えたりするかと思います。
私は、それがなかったら、どうなっていただろう？と別の未来を考えた時、
「全部の経験・出来事があって、よかったな」
と思えました（＾＾）
なんだかんだで、人はその時、その時で、
「自分がこれでいい」と思った最善を選ぶ、
ベストの選択をしているかとも思います。
それがいいか、悪いかは、未来にならないとわかりません。
いや、そもそも良い悪いなんてないですからね。
宇宙から見たら、善悪なんて存在しないわけです。
そして、誰も悪くなりたいなんて思ってないわけです。
よくなりたい、よくなるだろうと思い、
その行動をした、その選択をした。
そしてその結果が、今あるだけです。
「自分は自分で、その時のベストをやった、
最善と思う行動してきたんだな」
と思ってみてください。
そうやって、過去の自分を許してください。
それが、自分を許すってことだとも思います☆
・・・・・・・・・
ここまで、長い物語をお読みいただき、
本当に本当にありがとうございます。
３０代になり、店をやめた私はその後、どうなるのか？
また続きを書きたいと思います。
あなたを笑顔にする心理カウンセラー☆会田たかし
カウンセリングは、悩みを抱えている方や、苦しい方だけじゃなく、どなたでも受けることができます。
悩み、問題解決、自己実現などのお手伝いをさせていただいています。お気軽にご活用下さい☆
心理カウンセリング・東北山形県民相談サポートセンターHeart1
13時～22時 不定休 土日祝日もカウンセリングを行っています。
山形県山形市漆山
（奥羽本線 漆山駅 徒歩8分 漆山バス停から徒歩4分）
●カウンセリングの詳細とお申込み
●１５分の電話無料カウンセリング
●カウンセリングを受けた方の感想＆事例
●アクセス
●メルマガ
●ホームページ
【お申込み・お問い合わせ】
お申込みフォーム(24時間受付)
電話はこちら
山形、天童、東根、村山、尾花沢、最上町、大蔵村、山辺、中山、寒河江、河北、上山、南陽、長井、白鷹、米沢、鶴岡、酒田、余目、仙台、福島、岩手、新潟から来ていただいています。
これまでのご相談内容・鬱、引きこもり、対人恐怖、視線恐怖、生きずらさがある、将来の不安、恋愛ができない、恋愛に苦手意識がある、出会いがない、恋人との悩み、結婚相手とのこと、夫婦関係の悩み、不倫、離婚問題、不登校、自信がないなどの性格、職場の人間関係、過去の過ち、についてなど。