主な登場人物(声優)役柄
【鬼殺隊とその関係者】
竈門炭治郎:かまど たんじろう(花江夏樹)鬼と化してした妹を人間に戻すため、鬼殺隊に入隊する。
我妻善逸:あがつま ぜんいつ(下野 紘)炭次郎と同期の鬼殺隊戦士。「雷の呼吸」の使い手。
嘴平伊之助:はしびら いのすけ(松岡禎丞)炭次郎と同期の鬼殺隊戦士。「獣の呼吸」の使い手。
不死川玄弥:しなずがわ げんや(岡本信彦)炭治郎の同期の鬼殺隊剣士。不死川実弥の弟。
悲鳴嶼行冥:ひめじま ぎょうめい(杉田智和)岩柱。人を憐れむ気持ちが強く、念仏を唱え涙する。
村田:むらた(宮田幸季)鬼殺隊士。那田蜘蛛山編で炭次郎たちと一緒に戦った。
【鬼】
鬼舞辻無惨:きぶつじむざん(関俊彦)千年以上前に生まれた鬼の始祖。自分の血を与えて鬼を作る。
鳴女:なきめ(井上麻里奈)長い黒髪で大きな単眼の女性の鬼。眼球状の使い魔で遠隔探知ができる。
【柱稽古編 第6話『鬼殺隊最強』】ネタバレの詳しいあらすじ
岩柱の悲鳴嶼行冥は炭次郎と善逸に「最も重要なのは体の中心、足腰である。強靭な足腰で体を安定させることは、正確な攻撃と崩れぬ防御へと繋がる」と教える。悲鳴嶼の稽古は3つ。「最初に滝に打たれる修業。次に丸太3本を担ぐ修業。最後に岩を1町(約109メートル)先まで押して運ぶ修業。下から火であぶるのは、危険なため無しとする」と告げる。それを聞いた善逸が気絶する。
悲鳴嶼の指示で炭次郎が気絶した善逸を川の水に浸けると、冷たさで目が覚める。善逸が「寒い、死ぬ」と叫ぶと、先に訓練していた隊士の村田が「岩にくっつけ。温かいぞ」と教える。善逸も岩にくっつき、温かさに感動する。
炭次郎が川に入ると、伊之助が滝に打たれて「猪突猛進」と唱えていたが、聞こえなくなり、立ったまま気絶していた。炭次郎も村田と一緒に滝に打たれるが、高い位置から落ちてくる水が重くて、予想以上に辛かった。村田は岩に抱き着きながら、炭次郎の進歩が早いと誉める。村田は10日いた。
焼いた川魚を骨まで食べながら、伊之助が「玉ジャリジャリ親父(悲鳴嶼)は鬼殺隊最強だ」と言う。炭次郎も臭いが違うと同意する。善逸は「あのおっさんはきっと、あんな岩を動かせない。若手をいびって楽しんでいるんだ」と言うと、炭次郎は「あれより大きい岩を押しているそうだ」と教える。ちょうど隊士達の後ろを、悲鳴嶼が大きい岩を押して通っていく。炭次郎は「凄いなあ、悲鳴嶼さん。俺もあんなふうになれるかな」と感心する。善逸は「なれてたまるか!」と怒る。
昼食後、炭次郎と善逸は滝に打たれる。善逸は水に流され、炭次郎が助ける。滝修業が完了した炭次郎は丸太担ぎを行う。これも完了する。
夜、町で鳴女の目玉状の使い魔が偵察し、鳴女が「6割ほどの鬼狩り(鬼殺隊)の居所を把握しました。まだ太陽を克服した娘はみつかりませんい」と鬼舞辻無惨に報告する。鬼舞辻無惨「お前は思った以上に成長した。素晴らしい」と誉め、「あとはこの辺り」と地図で指示する。
鳴女の使い魔が、夜回りの鬼殺隊士を尾行する。鬼舞辻無惨は「禰󠄀豆子も産屋敷も、もうすぐ見つかる」と呟く。
炭次郎は岩を押すが、岩は動かず足が下がる。小屋に戻ると3人の隊士が「俺たちは山を下りる。とてもついていけない」「ここで脱落するのは心苦しいが、お前たちの後方支援に回る」と言う。炭次郎は「頼みます。あなたたちが後方支援してくれれば、俺たちは安心して鬼と戦えます。鬼殺隊全員の力で、鬼舞辻無惨の首を取りましょう」と見送る。隊士たちは「了解だ」「任せておけ」と言って去る。
炭次郎は「俺のやるべきことは」と呟いて、岩押しに挑戦する。
小屋で炭次郎が夕食の握り飯を作り、みんなで食べる。村田は「今の柱が殆ど継子がいない理由が分かった」と言い、他の隊士も「しんど過ぎてみんな逃げる」「善逸みたいに、柱との違いに打ちのめされて心が折れたり」「こういうのを当然のようにこなす柱って、やっぱり凄い」と感心する。炭次郎も同意する。
隊士達は、炭次郎が米を炊くのも、魚を焼くのも上手いと褒める。炭次郎は焼きおにぎりも作る。食べた隊士たちはおいしさに感激する。
次の朝、炭次郎は岩押しに挑戦するが、夕方になっても出来なかった。もう6日目だった。不死川玄弥が来て、炭次郎の額の痣が濃くなっていると言う。玄弥は炭次郎に「巻き込んで悪かった。庇ってくれてありがとう」と謝り感謝する。
玄弥は岩を動かせると言い、「お前ら、反復動作をやっているの?」と聞く。玄弥は「集中を極限まで高めるために、あらかじめ決めていた動作をする。俺の場合は念仏を唱える」と教える。
炭次郎はもう一度、岩押しするが、だめだった。隊士が炭次郎に夕食を作るように頼みに来る。小屋に元弥も来て、夕食作りを手伝う。元弥は「お前にとって、感情が強く高ぶるのはどんな時?」と聞く。元弥は「お前ならきっとできる」と励ます。
夜明け前、炭次郎は岩押しに挑戦する。炭次郎の反復動作は、まず大切な家族の顔を思い浮かべ、煉獄の「心を燃やせ」の言葉を思い出す。炭次郎の痣が濃くなり、岩を動かせた。それを見た伊之助と善逸が感動する。
鬼舞辻無惨が「あの男は何を企んでいる。お前はどんな姿をしている。産屋敷」と呟く。
【柱稽古編 第6話『鬼殺隊最強』】ネタバレの感想
炭次郎より先に全快して柱稽古に出ていた善逸とは、前回の不死川の時に合流した。善逸も炭次郎と一緒に不死川に稽古に出なくていいと言われたのか、炭次郎と善逸は岩柱の悲鳴嶼行冥の稽古に行くと、伊之助がいた。伊之助の方が今までの柱稽古に早く合格していたようである。
さて、悲鳴嶼行冥の稽古は、まず滝に打たれる修行である。水が冷たいうえに、高い所から落ちる水は重くてきつそうである。伊之助は立ったまま気絶していた。岩が温かいという話は分かる。丸太3本を持ち上げる修業は、力自慢の炭次郎は早々と合格。岩は何トンあるのだろう。次の岩押しは、転がすのではなく押すのは大変そうである。「反復動作」を玄弥から聞いた炭次郎は、それを実践し、岩を少し動かした。
次回も悲鳴嶼の稽古のようだ。1人の柱稽古を2週連続して紹介するのは初だ。悲鳴嶼は最強と言われるからか。
(写真は「公式ホームページ」より)
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